著者
上田 浩 石井 良和 外村 孝一郎 植木 徹
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告[教育学習支援情報システム] (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2015-CLE-16, no.9, pp.1-8, 2015-05-15

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著者
森 美穂 多川 孝央
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2019-CLE-29, no.16, pp.1-5, 2019-11-08

本稿では,高校 1,2年生 (普通科) を対象に,小中学校,高等学校および家庭におけるコンピュータの利用,特にタイピングスキルに関わる教育経験や,ローマ字綴り,キーボードの機能に関する理解度について質問紙調査することで,どのような経験やサポート,教育機関等での連携が,タイピングスキル習得のために不足しているのかを明らかにする.
著者
田中 洋一 山川 修
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2018-CLE-25, no.1, pp.1-5, 2018-06-08

SECI モデル及び e ポートフォリオ ・ リテラシースキルを用いた授業設計について報告する.
著者
竹岡 篤永 根本 淳子 吉田 明恵 高橋 暁子
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2016-CLE-20, no.5, pp.1-4, 2016-11-11

大学連携による e ラーニングの質保証ガイドラインに基づいたチェックシートを試作した.チェックシートとガイドラインとを一体化させ,対象コンテンツの情報をチェックシートに記載することによってガイドラインの内容を保証させるようにした.また,チェックシートをガイドラインに準拠させる中で,ガイドラインの見直しにも取り組んだ.この一連の経緯を報告する.
著者
亀田 真澄 宇田川 暢
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2016-CLE-19, no.5, pp.1-7, 2016-05-13

工学系大学初年次で学習するプレゼンテーション活動 (スライド・シナリオ作成,口頭発表,質疑応答,ピア評価を含む活動) において,Moodle のオンライン小テスト (Quiz) を活用して,ルーブリックによるピア評価を実行させるための運用システムに関する研究成果を発表する.
著者
平田 伊吹 樋口 三郎
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2022-CLE-38, no.13, pp.1-5, 2022-10-28

大規模な対面授業や,オンライン授業で,参加者のペアを作成してペアワークを行うには,それを支援するシステムが必要である.学習者共通の基盤システムがない場合を想定し,一般に普及率の高い SNS である LINE を基盤としてペアワークを運営するチャットボットシステムを開発した.学習者・教授者は LINE アプリと自身の個人用 LINE アカウントのみを使用する.チャットボットは LINE Messaging API と専用 LINE 公式アカウントを介して学習者・教授者と対話し,ペアワークの問の設定,事前回答,ペアの作成,ペアの会話,ペアの回答の全体での共有という一連の運営を行う.
著者
物部 寛太郎
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2019-CLE-27, no.14, pp.1-8, 2019-03-13

本研究では,学習者の成績のみならず,「教えてもらう人に期待する性質」 や 「教える形式」 といった教え合い関係の嗜好を考慮して,教え合い活動のための学習者の組み合わせを提示するシステムを開発し,実験を行った.e-Learning で同一の教材を利用している学習者同士の教え合いを支援することで,学習者の理解度のばらつきの減少と教師の労力の軽減を目指す.
著者
外村 孝一郎 津志本 陽 梶田 将司
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2017-CLE-21, no.2, pp.1-5, 2017-03-14

京都大学情報環境機構では,オープンソースの Sakai CLE をベースにした学習支援システムを導入し,PandA (People and Academe)のブランド名で全学に提供している.本学への導入に当たっては,京都大学における独自の要件に対応するためのカスタマイズおよび,いくつかの機能付加を行っている.本報告では Git を利用したバージョンアップ業務の効率化,オフィスアシスタントを活用した業務支援,および動画配信システム Kaltura の導入について報告する.
著者
間渕 皓介 森本 康彦 宮寺 庸造
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2018-CLE-26, no.13, pp.1-8, 2018-11-30

近年,大学等の高等教育機関にとどまらず,小 ・ 中 ・ 高等学校においても,e ポートフォリオを活用した学習が注目されている.この学習において,特に相互評価 (以下,ピア ・ アセスメント) は学習動機を高めるといった効果が期待されている.しかし,ピア ・ アセスメント活動において,たとえば,ピア ・ アセスメントの対象が偏っているといった状況や,ピア ・ アセスメントがあまり行われていない状況があり,ピア ・ アセスメントを促進させるためのファシリテーションが必要であると考えられる.そこで,本研究では,e ポートフォリオを活用した学習において,学習者のピア ・ アセスメント活動を促進させることを目的とする.具体的には,社会ネットワーク分析に基づきピア ・ アセスメントの活動状況に応じたファシリテーションを適応的に提供するシステムを開発し,その有効性を検証するため評価実験を行った.その結果,本システムを利用することで,ピア ・ アセスメント活動が活発化し,様々な人とピア ・ アセスメントを行うようになる可能性が示唆された.
著者
檀 裕也 近藤 洋正 松田 圭司
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2017-CLE-23, no.23, pp.1-9, 2017-12-01

高等学校における教科 「情報」 の現状として,商業科では簿記,普通科では数学や理科といった情報分野の専門外の教員が情報の授業を担当しているという実態がある.一方,大学における情報教育では,さらに工業科を含むさまざまな学科出身の入学生を受け入れている.卒業までの専門教育を行うため,情報技術の進歩とともに目まぐるしく変わる学習指導要領における高校の教育カリキュラムの設計と実態を把握し,シームレスな高大接続とともに大学における情報教育を考えなければならない.そこで,情報分野における高大連携の必要性から企画立案された愛媛県立三島高等学校商業科と松山大学経営学部情報コースの間で高大連携プログラミング交流会 (高度情報処理講習会) を実施し,2017 年度で 4 年目を迎えた.本稿では高大連携の取り組みを通じて展望できる今後の情報教育について考察したい.
著者
豊福 晋平
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2017-CLE-23, no.26, pp.1-4, 2017-12-01

Open Data Index 等オープンデータに関する国際ランキングには教育領域も含まれている.しかしながら日本の教育分野のオープンデータ活用に対する評価は必ずしも高くない.本論では,各種国際ランキングでの評価状況,オープンデータの整備状況,活用方法の課題と解決方策についてまとめる.
著者
坂本 毅啓 佐藤 貴之 中原 大介
雑誌
研究報告教育学習支援情報システム(CLE) (ISSN:21888620)
巻号頁・発行日
vol.2015-CLE-16, no.14, pp.1-5, 2015-05-15

これまで,著者らは,社会福祉士養成教育において ICT の活用を検討してきた.その結果として,相談援助演習の模擬面接で利用する,コミュニケーションスキル獲得を目指した教材の開発を行った.本稿では,本教材を用いた授業実践の概要,および,授業時に学生がスマートフォンにより学習を行ったときの評価について述べる.