- 著者
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岡部 光明
- 出版者
- 明治学院大学国際学研究会
- 雑誌
- 国際学研究 (ISSN:0918984X)
- 巻号頁・発行日
- no.41, pp.83-95, 2012-03
プレゼンテーション用ソフトウエア「パワーポイント」は,各種組織の内外における報告や学会発表をはじめ,大学の授業などでも広く使われており,いまやコミュニケーションにおける強力かつ不可欠な道具になっている。しかし,その使い方に配慮を欠くことから効果的とはいえない使用例が大学生・大学院生の場合を含め少なくない。本稿は,パワーポイントを的確かつ効果的に使うため,最近の認知心理学やデザイン論の成果を援用するとともに,著者の経験やアイデアをも踏まえつつ実践的な指針を整理した論考である。研究メモ