著者
岡本 拓司
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.10-14, 2019-03-15 (Released:2019-04-15)
参考文献数
16

1.はじめに2019年から数えれば51年前,約半世紀前となる『物理学史I,II』の刊行された1968年,廣重徹(1928-1975)の所属する日本大学(日大)や,東京大学(東大)は,学生紛争の渦中にあった.
著者
與儀 護 辺土 正人 眞榮平 孝裕 前野 昌弘
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.75-78, 2020

<p>1.はじめに</p><p>「理科離れ」という言葉が生まれたのは20年以上前だと思います.この問題を解決するために,多くの視点から取り組みが行われてきました.科学に興味を持つために,各学校での授業方法の改</p>
著者
栗本 猛
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.138-142, 2017-11-15 (Released:2017-12-15)
参考文献数
6

1.はじめに大学入試での選抜方法を多様化する動きが進められており,私立大学のみならず国公立大でも推薦やAOによる入試が行われたり,特定の教科や科目に重きを置いた配点が採用されたりしてい
著者
藤井 保彦
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.52-53, 2016 (Released:2016-09-21)

本誌の創刊20周年特別増刊号(2014年11月発行) は,物理学会全会員に配布されましたが,私にとって創刊当時のようすを知ることができる貴重な資料となっています.日本物理学会は,1877 (明治10) 年創立の東京
著者
鈴木 亨
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.54-57, 2008-07-15 (Released:2018-10-14)
参考文献数
11
被引用文献数
1
著者
江尻 有郷
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.105, 2019

<p>都物懇の思い出を述べます.すでに60余年昔のことで大変懐かしく思います.それは私の4年間の大学生活を鮮やかに彩る存在でした.1955年,東京教育大学理学部物理学科に入学した私には,同級生23名の集団が世界でした.物理学科の控</p>
著者
石井 登志夫
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.60-63, 2016 (Released:2016-09-21)
参考文献数
5
被引用文献数
2

1.はじめにシンポジウムで玉田方式の授業1)を紹介して欲しいと講演の依頼を受けた.シンポジウムのタイトルに「アクティブラーニング」とあり,最近氾濫している言葉に辟易としたが,翻って考えてみ
著者
江尻 有郷
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.25, no.2, pp.105, 2019-07-15 (Released:2019-08-15)

都物懇の思い出を述べます.すでに60余年昔のことで大変懐かしく思います.それは私の4年間の大学生活を鮮やかに彩る存在でした.1955年,東京教育大学理学部物理学科に入学した私には,同級生23名の集団が世界でした.物理学科の控
著者
佐藤 誠
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.93, 2016 (Released:2016-09-21)

高専で物理を教えて11年目になりますが,何のために物理を教えているのかわからなくなることがあります.有り難いことに,津山高専は,物理を工学の基礎として重視し,全員必修としています.私は,企業で長くエンジニアとして勤めた
著者
小宮山 進
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
大学の物理教育 (ISSN:1340993X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.79-82, 2016 (Released:2016-09-21)
参考文献数
7
被引用文献数
1

1.はじめに大学初年級の電磁気学の講義は,クーロンの法則から始めて静磁気から電磁誘導に至り,最後の電磁波に入る前あたりでマクスウェル方程式がやっと顔を出す,という順番が定番だと思われま