著者
遠藤 健治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.712, pp.140-143, 2014-01

図1は、自動車に使う照明用LEDモジュールです。高輝度の白色LED素子を複数配置し、光が周囲に拡散するようにしてあります。ヘッドライトやポジションランプ(スモールランプ)、ルームランプ、ブレーキランプなどの光源に使えるように、ありとあらゆる形状の…
著者
西成 活裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.687, pp.90-94, 2011-12

西成活裕(にしなり・かつひろ):東京大学先端科学技術研究センター教授。1967年東京都生まれ。1995年に東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻博士課程を修了後、山形大学工学部機械システム工学科、龍谷大学理工学部数理情報学科、独University of Cologneの理論物理学研究所を経て、2005年に東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻に移り、2009年から現職。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.647, pp.69-74, 2008-08

欧州の化学品規制法「REACH規則」の予備登録が2008年6月に始まった。同規則は,欧州連合(EU)域内で化学製品や最終製品を製造・輸入する事業者に対し,そこに使用されるすべての化学物質の登録を義務付けたもの。EUの法律だからと,直接輸出あるいは間接輸出している事業者だけの問題ととらえない方がいい。
著者
原 雄司
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.709, pp.4-6, 2013-10

このように、デジタル化の弊害は画面の中でことが全て済んでしまう点にあります。かつて、CADベンダーやメディアがデジタル・モックアップや試作レスといった言葉を使いながら、コスト最優先で評価することを推進していました。しかし行き過ぎたデジタル化や…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.707, pp.69-73, 2013-08

今回、挑戦したのは米3D Systems社の「CubeX」(図1)。2013年6月に出荷開始されたばかりの新製品だ。価格は約40万〜50万円と個人が買うには安くないが、注文が殺到しているという。販売代理店の1社である武藤工業から実機を借り、実際に3Dプリンタで造形した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.619, pp.109-114, 2006-04

中国をはじめとする諸外国にも負けずに,日本で未来永劫えいごうものづくりを続けていきたい。そんな願いを込めてIDECが開発したのが「アセンブルショップ」。これまでは人間が中心だったセル生産にロボットを投入。柔軟性の高さはこれまでのセル生産と同等を維持。さらにロボットハンドに,千手観音さながら複数の役割を持たせることで,高い生産性を実現した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.685, pp.95-97, 2011-10

2011年3月11日、東日本大震災の一連の地震によってコスモ石油の千葉製油所(千葉県市原市)で液化石油(LP)ガスのタンクが倒壊した。その衝撃で配管が破損、漏れたLPガスに着火し、火災に至った。配管の破損部に通じる遮断弁が開いた状態で固定されていたことからLPガスが漏れ続け、鎮火までに約10日を要する大事故となった。
著者
松岡 甫篁 小松 道男
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.694, pp.144-147, 2012-07

松岡甫篁(まつおか・としたか):日立製作所、セコ・ツールズ・ジャパン、GEスーパーアブレイシブなどを経て1987年松岡技術研究所を設立。切削加工技術、工具開発、金型生産技術などで活躍。技術士(機械部門)、工学博士(東京大学)。小松道男(こまつ・みちお):1993年小松技術士事務所を設立。射出成形や金型の開発、ポリ乳酸射出成形事業化などに関わる。
著者
多喜 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.678, pp.97-100, 2011-03

どこまでも青い海─。沖縄の第一印象は、とにかく海だ(図1)。サンゴの里海ともいわれる、サンゴ礁に囲まれた島の景観は、まさに南国の趣。ここで生まれたサンゴの卵は、沖縄本島や周辺の島はもちろんのこと、遠く本土にまで供給されているという。 そんな、どこまでも青く透き通った海とサンゴ、さまざまな熱帯魚に魅せられ、沖縄には年間589万人もの観光客が訪れている*。
著者
大林 利一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.654, pp.132-137, 2009-03

おおばやし・としかず:合成繊維メーカーで生産設備開発に携わった後,1990年にいすゞ自動車に入社。公差解析および空力解析や,ピックアップ・トラックのフレーム設計などを手掛ける。現在は公差解析とともに,図面品質向上のため幾何公差の教育・普及を担う。
著者
大林 利一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.653, pp.118-122, 2009-02

今回と次回では,これまで本コラムで取り上げてきたテーマの総まとめとして,選択肢から回答する形式の練習問題を集中して掲載する。幾何公差の記入時に特に誤りやすい,あるいは迷いやすいポイントについて確認するのに役立ててほしい。
著者
多喜 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.660, pp.156-159, 2009-09

たき・よしひこ:1951年生まれ。1988年システム・インテグレーション設立,代表取締役に。現在,40数社の顧問,NPO日本知的財産戦略協議会理事長,宇宙航空研究開発機構知財アドバイザー,日本特許情報機構理事,金沢大学や九州工業大学の客員教授などを務める。怪談話を一つ。人魂を見たという話を聞いたことがある。ジイッと蒸し暑く,風のない夜のこと。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.626, pp.318-321, 2006-11

2006年8月23日,経済産業省は紙用シュレッダによる幼児の指切断事故が相次いで発生していることを明らかにし,業界団体に対して再発防止策の検討を要請した。一方,国民生活センターは家庭で使われる可能性があるシュレッダ16機種を選んで安全性に関するテストを実施。うち7機種で,指の引き込みの可能性があるという結果が出た。
著者
桜井 淳
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.696, pp.64-69, 2012-09

2012年7月23日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を検証する政府事故調査委員会が最終報告書を提出し、民間、東京電力、国会と合わせて4組織による事故調査委員会の見解が全て出そろった。物理学者で技術評論家の桜井淳氏が全報告書を精査したところ、工学的な誤りが見つかった。その1つが、炉心溶融に深くかかわる非常用復水器の作動状況だ。
著者
多喜 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.657, pp.127-131, 2009-06

たき・よしひこ:1951年生まれ。1988年システム・インテグレーション設立,代表取締役に。現在,40数社の顧問,NPO日本知的財産戦略協議会理事長,宇宙航空研究開発機構知財アドバイザー,日本特許情報機構理事,金沢大学や九州工業大学の客員教授などを務める。プレス成形といえば,金型は絶対に必要なもの,そんなことはものづくりの常識中の常識。だと思っていたら大間違い。
著者
多喜 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.669, pp.98-102, 2010-06

濃焼で有名な岐阜県多治見市。中でも笠原町は、建材タイルの産地として有名だ。最盛期には、同町のメーカーの出荷額だけで年間432億円(1989年)。どこの窯もフル操業で、空にスモッグが広がったほど隆盛を極めた時代もあったと聞く(図1)。
著者
多喜 義彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.644, pp.230-234, 2008-05

たき よしひこ:1951年生まれ。1988年システム・インテグレーション設立,代表取締役に。現在40数社の顧問,NPO日本知的財産戦略協議会理事長,宇宙航空研究開発機構知財アドバイザー,日本特許情報機構理事,金沢大学や九州工業大学の客員教授などを務める。地球温暖化防止に向け京都議定書の枠組みがスタートして,間もなく4年がたつ(2004年6月4日寄託)。
著者
秋元 久雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.678, pp.4-6, 2011-03

あきもと・ひさお:1948年静岡県生まれ。韮山高校卒業後、自衛隊体育学校に入学。ウエートリフティング選手として、五輪出場を目指す。その後、大手デベロッパー、ハウスメーカー、ゼネコンに在籍し、トップ営業マンとして活躍する。1989年平成建設(本社静岡県沼津市)設立。大卒・大学院卒の大工や職人を正社員として採用し、自社で育てる。信条は「道をつくる」。