出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.788, pp.52-55, 2020-05

政府は同月16日夜、緊急事態宣言の対象を全都道府県に拡大。当初対象だった7都府県に6道府県を加えた13都道府県*1を「特定警戒都道府県」に指定し、重点的に感染拡大防止の取り組みを進めていくとした。これらは従来よりも強化された外出自粛規制が要請され…
著者
高市 清治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.790, pp.98-100, 2020-07

在宅勤務/リモートワークやビデオ会議によって出社や国内外の出張の負荷が軽減される─。新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)が製造業に与えた影響と変化についてのアンケート調査からは、このような現場の期待が浮かび上がった。自由意見では、「感染防…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.595, pp.98-103, 2004-04

今回の判決で,相当の対価(以下,対価)のうち請求していた200億円が満額で受け入れられました*1。対価の総額は604億円以上。確かに高額ですが,それはたまたま市場規模が大きいというだけ。重要なのは,特許の使用者である会社に対する発明者,つまり従業員の配分率です。 判決では「少なくとも50%は下回らない」という配分率が示されました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.785, pp.48-53, 2020-02

トーチのきょう体はアルミニウム合金製。材料は「A6063」で、東日本大震災後の仮設住宅のサッシを再生した材料を30%含む。トーチを上から見ると、桜の花をかたどった形状、すなわち5角形の中心部を5個の楕円(花びら)が取り囲む形になっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.768, pp.78-81, 2018-09

2016年5月、東京国際空港(羽田空港)の滑走路34Rを離陸に向けて走行していた大韓航空2708便の左側のエンジンが突如火を噴いた。同機は直ちに離陸を中止。乗客302人と機長を含む乗務員17人の計319人は、滑走路上で非常脱出した。
著者
山根 一眞
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.771, pp.82-87, 2018-12

建屋内には富士通が開発製造した相関器が設置されていた(図3)。富士通アドバンストエンジニアリング(東京都新宿区)の三石俊二さん(エンジニアリング統括部主任)と佐野亮さん(同開発部)らが、日本が建設した16台のアンテナの信号を処理する相関器の試…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.642, pp.215-217, 2008-03

2007年10月31日午前9時すぎ。愛知県の県営名古屋空港で,航空自衛隊第四航空団(宮城県東松島市)所属のF2支援戦闘機が滑走路を走り出した。数百m滑走し,機首を上げて離陸態勢に。その直後のことだった。機体はバランスを崩して墜落し,滑走路脇の芝生帯で炎上した。機長は肋骨を折るなどの重傷,副操縦士は打撲などの軽傷を負った。
著者
たなか じゅん
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.651, pp.4-6, 2008-12

たなか・じゅん 1965年和歌山県生まれ。実家は同県田辺市にある鉄工所「田中工作所」。1989年に大阪工業大学工学部電子工学科を卒業。学生時代に投稿した漫画で1988年,小学館の新人コミック大賞・青年部門入賞。同年7月に『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)でデビュー。上京してほかの漫画家のアシスタントとして修業を積んだ後,『週刊ヤングサンデー』(小学館)で連載を開始。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.632, pp.176-178, 2007-05

長谷川機械製作所は,小型・超小型に特化した精密工作機械メーカーである。売り上げの8割を占めるNC旋盤のほか,NCフライス盤,マシニングセンタ,専用機などを造る。顧客の要望に合わせて標準機をカスタマイズするきめ細かなサービスもウリの一つで,納入先は中小部品加工業から大手の電機・自動車部品メーカーまで幅広い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.672, pp.69-72, 2010-09

自動車のパワーウインドーに手などを挟み込む事故が後を絶たない。2010年4月7日に東京で、生後11カ月の女児が母親の閉めたパワーウインドーに小指を挟まれて切断したほか、3日後の10日には長崎市で小学校2年生の男児が首を挟まれ一時意識不明の重体となった。これを契機に、国民生活センターがその機能と安全性を調査し、関係省庁も対応に乗りだした。
著者
柴田 友厚
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.733, pp.65-73, 2015-10

製品のバリエーションを確保しつつコスト競争力を高める手法として脚光を浴びているモジュール化。しかし、モジュール化に合わせて開発プロセスを変えることや、モジュール戦略を主導する責任者を置くことの重要性は見落とされがちだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.760, pp.18-20, 2018-01

トヨタ自動車は2030年までに、世界で販売する車両の50%以上を電動車両にする。トヨタとパナソニックが2017年12月13日に共同開催した車載用角型リチウムイオン2次電池の協業に関する会見で、トヨタ社長の豊田章男氏が明らかにした(図1)。 豊田氏が言う電動車…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.653, pp.169-171, 2009-02

2008年1月16日。長崎県の島原鉄道線で,加津佐駅発諫早駅行き2両編成の上り普通列車が,途中の龍石駅を定刻の8時8分に出発した(図1)。次の西有家駅の手前にある踏切に接近した時,運転士が踏切遮断機の動作反応灯を確認すると,本来点灯しているはずのそれが点灯していなかった。これは,踏切の遮断桿が降下していないことを示していた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.772, pp.22-24, 2019-01

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年12月13日、小惑星探査機「はやぶさ2」が成し遂げた世界初の観測結果に関して会見した。はやぶさ2本体から9月21日に分離し、小惑星リュウグウ表面に降下・着陸させたkg級サイズの超小型探査ロボット2機で、小惑星表面を移動し…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.759, pp.54-59, 2017-12

日産自動車とSUBARU(スバル)による検査不正問題は、過去3年間に製造した国内市場向け車両全数をリコールする事態に陥った。両社とも「完成検査そのものは実施していた」として、安全性や環境規制への対応など保安基準を満たしていると強調したが、自動車の型式指定制度*1における法令違反は言い逃れできなかったからだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.641, pp.79-85, 2008-02

円高/株安の進行,一時1バレル100米ドルを超えた原油価格など,2008年に入って経済環境は不透明感を増してきた。戦後最長の景気拡大を謳歌してきた製造業も,再び生産現場に厳しいコスト低減要求を突き付けてくるかもしれない。これまで乾いたぞうきんを絞るほどにコスト低減を積み重ねてきた生産現場。要求は厳しいが,まだその余地はあるはずだ。
著者
近岡 裕
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.721, pp.57-62, 2014-10

ダイキン工業は、ねじ締結を生産現場における基本技能と位置付けており、配属先にかかわらず新人作業者の全員が訓練対象となる。達成できるまで生産現場に入ることができない。ねじ締結がきちんとできなければ、生産現場に混乱が生じる危険性があるからだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.730, pp.48-51, 2015-07

トヨタ自動車にとって2月24日は忘れられない日だ。2010年の同日、社長の豊田章男氏が米下院の公聴会で自ら証言台に立ち、2009〜2010年に発生した大規模なリコール問題に関する数々の厳しい質問に懸命に答弁した(図1)。 それ以降、2月24日はトヨタの「再出発の…
著者
肌附 安明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.649, pp.110-113, 2008-10

はだつき・やすあき:トヨタ自動車にて約30年間にわたり,多くの新車開発プロジェクトで設計や生産設備の立ち上げ業務をこなしてきた技術者。その後,同社TQM推進部の課長として役員への企画提案や,社員の人材育成,協力会社の育成指導を約10年間行った。2008年8月に同社を定年退社,トヨタ人財育成研究所を立ち上げ,所長に就任。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.756, pp.83-86, 2017-09

2017年6月21日、大雨のためダイヤが乱れていた東海道新幹線の京都〜新大阪間で、列車に電気を供給するトロリー線が切れる事故が発生した。上下線合計63本の列車に172〜365分の遅れが発生、5万1000人の乗客が影響を受けた。原因は、トロリー線2本が並行する「エアセク…