出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.400, pp.38-50, 2006-05-26

土木技術の将来を考える前に,これまで約15年の技術開発の流れを,本誌が掲載してきた写真で振り返ってみよう。1990年代前半までは,ビッグプロジェクトが技術開発をけん引していた。それ以降は,自然環境の改善や構造物の補修・補強など,より身近な技術開発に軸足が移ってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.390, pp.22-25, 2005-12-23

三重県志摩町の伊勢志摩国立公園内に志摩大橋(通称:志摩パールブリッジ)が完成。10月に開通した。志摩大橋は延長582m,幅員12.5m。中央部分はニールセンローゼ橋,両端部分は連続ばん桁橋となっている。ニールセンローゼ橋部分は橋長234mで,同構造としては全国で四番目に長い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.249, pp.50-53, 2000-02-11

99年12月10日,全国建設業協会や日本土木工業協会など主な業界団体あてに,建設省関東地方建設局長から異例の要請が出された。 事故の防止に向けた対策を徹底するよう緊急に求めるもので,「このような要請を出すのは局として初めて。目を覚ましてもらいたい」。同局企画部技術調査課の荻原光躬課長はこう語り,増加傾向にある事故への危機感をあらわにする。
著者
片山 善博 高橋 秀典
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.484, pp.32-35, 2009-11-27

知事に当選する前に鳥取県政を勉強し、当選後は財政改革が重要だと考えていました。当選後に大型事業を精査し、大型の箱もの事業をいくつかやめました。 中止した中部ダムも、精査した事業の一つです。中部ダムの機能は大きくは利水と治水。このうち利水は、地域の状況を考えると要らないのではないかとすぐに判断できた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.368, pp.64-65, 2005-01-28

2004年10月23日に発生した新潟県中越地震では,道路の盛り土が至るところで崩壊し,国道などの主要な道路も寸断された。 なかでも復旧活動や住民の生活に大きな影響を与えたのが,国道17号の天納地区で起こった道路崩壊だ。川口町と小千谷市との境界に位置する同地区では,2車線の道路が長さ56mにわたって崩れ落ち,交通が寸断された。道路に沿って走るJR上越線の線路も流された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.459, pp.34-35, 2008-11-14

東海旅客鉄道(JR東海)は10月22日、東京都から大阪市に至るリニア中央新幹線のルートを示した地形・地質調査報告書を国土交通省に提出した。南アルプス(赤石山脈)の直下を土かぶり1400mのトンネルで貫くルートも建設可能と結論付けた。 JR東海が約5兆1000億円を投じて首都圏〜中京圏間のリニア中央新幹線を自己負担で建設すると発表したのは2007年12月のこと。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.483, 2009-11-13

政権交代によって政府の建設投資が大幅に削減される見通しのなか、建設業界では景気の先行きに対して厳しい見方が強まっている。 北海道建設業信用保証、東日本建設業保証、西日本建設業保証の3社は10月22日、建設業界の2009年10月〜12月の景気見通しが、7月〜9月の実績と比べて大幅に悪化しているとの調査結果を公表した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.395, pp.42-43, 2006-03-10

静岡県が道路の幅を11mから17mへと拡幅する都市計画の変更を決定したことに対し,東京高等裁判所は2005年10月20日,「交通量などの現状や将来の見通しは合理性を欠く」とし,決定は違法との判決を下した。 訴えを起こした住民側の代理人の飯田豊浩弁護士は,「調べた限りでは,高裁レベルで都市計画決定を違法とした判決は初めて」と言う。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.319, pp.16-17, 2003-01-10

国土交通省は同省の直轄工事を受注した建設会社に対し,生コンの単位水量の測定などを義務付けた。10月2日付で同省技術調査課が各地方整備局,北海道開発局,沖縄総合事務局に通達した。 この通達によると,単位水量の測定,現場の荷卸し時点でのスランプ管理,生コン工場の適切な選定——の3点を受注者に義務付ける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.364, pp.28-33, 2004-11-26

台風18号の高波によって桁が落下した国道229号の大森大橋を応急復旧する工事。落下した桁の長さは159mで,全体で10径間あるうちの4径間分だ。交通の不便を早く解消するため,既製のトラス形式の仮橋を,残った橋脚に架ける。台風でひび割れが生じた3基の橋脚は,仮橋を架ける前に補強した。架設にはクレーン工法と送り出し工法を使い分ける。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.456, pp.35-36, 2008-09-26

三重県四日市市で9月7日、工業用水の配水管を補強する工事の最中に、管内で作業していた作業員2人が一酸化炭素中毒で死亡した。 死亡したのは、二次下請け会社の池田組(三重県津市)の作業員2人。同社は一次下請け会社である安城組(四日市市)の下で工事に加わっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.337, pp.16-17, 2003-10-10

人と同じように二本足で歩き,あいさつしたり会話をしたりするロボットが近い将来,建設現場にもやってくるかもしれない。9月4日から3日間,千葉県の幕張メッセで開かれた「建設機械と新施工技術展示会」で,そんな人型ロボットの"2人"が顔を合わせた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.383, pp.128-129, 2005-09-09

愛知県で開催中の「愛・地球博」に,8月12日から9月1日にかけて土木をテーマにしたパビリオンが登場した。パビリオンは,子どものためのイベントが集まる「遊びと参加ゾーン」にある「モリゾー・キッコロメッセ」と呼ぶ場所に設けた。 主催は,「21世紀の社会資本を考える実行委員会」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.408, pp.10-11, 2006-09-22

子どもたちの理科離れが深刻になるなか,各地で理科教室が注目を集めている。詰め込み型の教育を抜け出し,だれもが持っている関心や疑問から興味を引き出す試みが特徴だ。 (社)地盤工学会が8月11日,(財)文京アカデミーと都内の文京シビックセンターで開催した理科教室のテーマは防災。夏休み中の小学生36人が集まった。
著者
高橋 裕 畠中 克弘
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.482, pp.58-60, 2009-10-23

このままでは日本は災害大国になる──。最近のゲリラ豪雨は大河川の洪水の前触れだと、河川工学の大御所が警鐘を鳴らす。ダムの建設や川幅の拡幅といった従来の方法には限界があり、洪水をあふれさせる治水を進めるべきだと説く。資源協会「水資源・水災害危機に関する調査研究」委員会委員長として私見を交えて、今後の水災害対策の在り方を語ってもらった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.436, pp.68-69, 2007-11-23

一級土木施工管理技士は,総合評価落札方式の加点対象として挙げる発注機関が最も多かった資格だ。保有者数も2007年3月時点で59万人に上る。 「一級土木施工管理技士はほとんどの会社の社員が取得しているので,資格を持っているだけでは総合評価落札方式で差が付かない」(ある建設会社の社員)と指摘する声は珍しくない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.282, pp.102-103, 2001-06-22

足場を組み立てる際に手すりを先行して取り付け,作業員を墜落から守る。道路上の工事現場に突っ込んできた車をクッションで受け止め,作業員が事故に巻き込まれるのを防ぐ——。こんな事故防止策を実際の現場で試すモデル工事を,国土交通省が2001年5月から始めた。同省が打ち出した事故防止重点対策の一環だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.405, pp.14-15, 2006-08-11

活発な梅雨前線による大雨で7月中旬から下旬にかけて,鹿児島県や長野県など,各地で大きな被害が相次いだ。8月2日時点で,大雨による死者や行方不明者は32人,全壊した住宅は136棟,床上浸水は3233棟を数えた。 気象庁は7月15日から24日までの大雨を「平成18年7月豪雨」と命名した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.473, 2009-06-12

飛島建設と福井県雪対策・建設技術研究所、早稲田大学の浜田政則教授、福井工業高等専門学校の吉田雅穂准教授は共同で、地中に丸太を打設して地盤改良する「地中カーボンストック技術」の実物大実験を実施し、CO2を削減する効果があることを確かめた。 地中カーボンストック技術は、伐採した木を一定の間隔で地中に埋め、木の頭部を連結して覆土することで地盤を強化する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.386, pp.22-23, 2005-10-28

京都府舞鶴市に国土交通省舞鶴港湾事務所が建設を進める「みなと安久(あぐ)トンネル」が貫通し,9月8日に貫通式が行われた。 同トンネルは,国交省が舞鶴港に建設中の「多目的国際ターミナル和田ふ頭」に接続する舞鶴港臨港道路の一部。舞鶴市の上安久地区と下安久地区を結ぶ。