著者
上田 邦良
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, no.2, pp.141-144, 2002-11-05
被引用文献数
1
著者
上田 芳孝 倉田 純一 内山 寛信 山口 淳
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.62-63, 2008-09-17

Many elderly people find rehabilitation training pleasurable at first, but difficult to continue. One of the causes is the monotony of the training. In order to reduce this, we developed a foot-operated wheelchair called the "Step Walker" for walk rehabilitation training which allows the patient more freedom of movement. The Step Walker has a pedal with a linkage mechanism and can move forward when the patient performs the step movement. Musclar power can be improved by using this wheelchair, without the patient being conscious of training. Measurement of the action potential of the muscles during Step Walker use and walking showed the muscles of the leg required for walking could be effectively trained by using this Step Walker.
著者
大西 謙吾
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.95-96, 2007-09-30

本報告では,義手が適切に処方され利用されることを目標として,能動上腕義手を例にとり,その課題と筆者らの取り組みを示した.能動義手は既知の技術であるが,日本において利用状況は極めて低い.外観を理由に拒否されるが,筋電位制御式の義手と比較し,優れたフィードバック系を有し,特に上腕切断者が自立した生活を送る上では非常に有効な道具となりえるゆえ,適切な理解と評価を受けているとはいいがたい.筆者らは,能動上腕義手の技術的な問題がシンプルな構造ゆえ調整が難しい点にあることに着目し,コントロールケーブルシステムに関する基礎実験と数値シミュレータの作成を進めた,これら取り組みの中間報告と今後の課題について述べた.
著者
駒崎 雅信 出澤 正徳
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.65-68, 2003
被引用文献数
2 1

キーボードやマウスといった従来の情報システムの入力あるいはインタフェース機器は, 高齢者および障害を持つ人々にとっては決して扱い易いものとは言えない。それらは逆に情報システムと彼等との間で心理的・物理的に高い障壁となってしまっていることが多い。本研究は, 高齢者や特定の障害を持つ人々にとって他の入力機器よりも遥かに使い易い, タッチモニタ用のソフトウェアキーボードを設計するためのガイドラインの確立を目指すものである。そこで最初に, ユーザ年齢と性別によるタッチモニタ上におけるポインティング動作の動的特性への影響を調べた。主な結果は次の通りである : 1.被験者がタッチモニタ上の比較的近距離による2つの目標の間をポイントする動作を繰り返した時, フィッツの法則(MT=αlog_2D/S+β)はあまり適合せず, むしろ移動時間(MT)は大きさ(S)に対する目標間距離(D)の比率にリニアに増加した(すなわち, MT=αD/S+β)。2.係数αは被験者のうちの高齢者グループと若年者グループでほとんど差が無かった。一方, 切片βはこの2つのグループ間で明らかに差が有った。3.係数α男性よりも女性の方が大きい値となった。さらに, 困難指数(D/S)が小さいとき, 移動時間(MT)はほぼ同じか女性の方が短く, 一方困難指数が大きくなると男性の方が短くなった。
著者
朝原 早苗 山本 澄子
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.17-20, 2006

本研究は手動車いす駆動時の重心位置計測を試み、その妥当性を検証することを目的とした。8名の非車いす使用者を対象とした。三次元動作分析装置及び床反力計を使用し、平地・上り勾配条件でそれぞれ前後4種類の車軸位置で静止時・駆動中の動作計測を行った。車いす-身体合成重心位置(COG)を運動学的モデルを使って算出した。静止坐位において前後方向成分のCOG計算値とCOP値は非常に高い相関を示した(r=.99、p<.05)。COP値とCOG値の誤差は平均約4mmであった。静止時及び平地駆動時の車軸-COG間距離(AX-COG)は車軸の前方移動に伴い、各被験者とも有意に減少した(p<.05)。しかし、上り勾配駆動時は車軸位置間のAX-COGの有意差は示したが平地に比べると被験者によるばらつきが若干あり、車軸位置前方移動に伴ってAX-COGが減少しない例もみられた。上り勾配駆動では平地駆動より大きな姿勢変化が要求され、誤差が大きくなる傾向が示唆された。
著者
中島 久一 富永 浩嗣 岡島 敏
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.82-83, 2009-09-23

The theoretical treatment has been carried out to elucidate the physic-chemical characteristics of the electro-magnetic waves and the electric charged particles emitted from the polar crystal materials, that is, Tourmalines. The characteristics of the electric-magnetic waves evolved from such crystal materials belong to the mode of molecular vibration, that is, belong to the regime of far infrared rays, and the range of the wavelength and spectral emissivity are 4 to 16 μm and 0.92 in average, respectively. Additionally, we may predict that the Tourmaline powder mixed the excited materials makes it possible to emit the electric charged particles and we may also suggest that such process may have the possibility to produce the oxygen minus ion (O_2^-).
著者
大鍋 寿一 田内 雅規 久保 純一
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2003, no.3, pp.229-232, 2003-11-07

第26回RESNA国際会議は米国アトランタにおいて6月19日から6月23日まで開催された。本国際会議でアメリカ政府の福祉政策責任者であるDr. Margaret J Gianniniがアメリカの福祉政策に関して基調講演された。その中で新自由イニシアティブ"New Freedom Initiative"の紹介, 福祉工学, アクセシビリテイ, ユニバーサルデザインの必要性を強調された。本会議で紹介された車いす装備サービス・マニュピュレータ(Manuas), 遠隔操作介護ロボット, 仮想現実感ロボット/可視手術機器, シート, クッションなど移動福祉機器ならびに, 視覚障害及び聴覚障害など感覚系障害に関する企業や機関からの出展について報告する。
著者
江原 喜人 藤家 馨 寺師 良輝 小林 博光 片本 隆二
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
福祉工学シンポジウム講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.201-202, 2006-09-10

脊髄損傷などによって車いすを使用する場合、退院して自宅に帰るのに住宅改修が必要となることが多い。当センターでは住宅改修の支援を行っているが、退院後の生活がどのようになるかがわからない、住宅改修をどのように進めていいかわからない、など大きな不安を感じている方々も多い。そこで、これらの不安を解消したり、住環境整備のための円滑な準備に繋がるような、住環境整備に関する情報提供のための映像資料作成を試みた。