著者
野瀬 昌彦
出版者
麗澤大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
vol.87, pp.91-113, 2008-12

太平洋のメラネシア地域で話されるクレオールは,地域によりパプアニューギニアのトクピシン,バヌアツのビスラマ,そしてソロモン諸島のピジンがある.本稿では,現地調査を踏まえてトクピシンとビスラマ両言語の社会言語的立場からの研究可能性について考察を加えた.パプアニューギニアでトクピシンが村でも皆が多く話す傾向がある一方,バヌアツでは首都ポートビラではビスラマが話されるが,村ではオーストロネシア系現地語が話されていることが判明した.
著者
松田 徹
出版者
麗沢大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
no.41, pp.p186-166, 1986-03
著者
西田 文信
出版者
麗澤大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.13-29, 2004-07

Dzongkha語、又称Drukke, Drukha, Dukpa, Bhutanese, Jonkha, Lhoke, Lhoskad, Hloka, Lhoka, Bhotia of Bhutan, Bhotia of Dukpa, Zongkhar和Zonkar等、為不丹国官方語言、従字由意義来看、Dzongkha是指不丹二十個Dzong区内政治及中心使用之語言。作者1997年至1998年以及2003年期間向講Dzongkha語的人捜集有関資料、並根據得資料完成此項研究。該論文首先論述Dzongkha語的語言状況、作者同時対Dzongkha語Gasa方言的語音系統和〓的語音歴史演変進行討論。
著者
大貫 啓行
出版者
麗澤大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
vol.72, pp.181-199, 2001-07
著者
浜田 恂子
出版者
麗沢大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
no.7, pp.85-97, 1967-12
著者
大貫 啓行
出版者
麗澤大学
雑誌
麗沢大学紀要 (ISSN:02874202)
巻号頁・発行日
vol.76, pp.147-165, 2003-07

2002年後半、いよいよ小泉内閣の手掛けた各種改革の具体的検討時期に入った。7月、首相が公務員制度改革の柱として、関係閣僚に早期勧奨退職の慣行是正と退職金の見直し指示をきっかけに、全公務員がにわかに改革に無関心ではいられなくなった。改革内容がしだいに自分たちの身に直接影響が出ることが明らかになるにつれ、官僚の本音もより鮮明に聞かれ出した。日本道路公団など特殊法人改革の目玉としてスポットライトを当てられた所ではお定まりのように情報開示を渋ったり、裏で工作するといった改革に対する各種非協力、いわゆる抵抗の動きも激しさを増した。その他の特殊法人職員からも「自分たちの職場がなくなるのではないか」「少なくとも今までとは違った厳しいものとなるだろう」などといった正直な心配が所々に聞かれた。それにしても公務員の側からの自主的改革の動きがほとんど出て来なかったのはどうしたことだろうか。ひたすら受け身に回っての惨めな印象ばかりがあだって情けない。公務員自身が取り巻く時代環境の変化の中に取り残されてしまった存在(抵抗勢力そのもの)となっているとの観が強まった。本稿では02年後半に展開された公務員の早期退職・天下りなどの待遇に直結した改革論議を中心に、外務省・道路公団改革などの検討過程を通して見られた公務員の潜在意識の変化の状況を考察してみたいと思う。