文献一覧: 一般社団法人日本物理学会 (出版者)

液体は, 乱雑かつ一様な粒子配列をもつ, 気体以外では唯一の物質の熱力学安定相であると考えられてきた.最近この常識に反し, 単一原子または分子種からなる物質に, 2つ以上の液体状態が存在することを示唆する実験結果が報告されている.このような液体状態間の1次相転移は液体・液体相転移と呼ばれる.ここでは, この興味深い現象についての最新情報を紹介するとともに, ガラス転移現象, 水の熱力学異常など液体における他の未解明現象との関係についても議論する.

2010-02-02 20:37:13
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110002078802

3 0 0 0 7a-N-11 Smのlevel構造(V) Sm^<147>

著者: 竹腰英子椙山一典松本純一郎林部昭吾石井三彦関口弘喜夏目晴夫天野恕梅沢弘一
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理学会年会講演予稿集
巻号頁・発行日: vol.17, no.1, 1962-04-04

2010-01-31 19:24:19
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110002258118

3 0 0 0 量子カオスの数論的側面

著者: 小山信也
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日: vol.59, no.7, pp.436-443, 2004-07-05

数論,ゼータ関数論と量子カオス,ランダム行列理論の関わりについて概説する.前半部では量子カオスが数論的であるという意味,そして数論におけるスペクトルの重要性とその研究の方法について概説する.後半部では量子カオスの主要テーマである量子エルゴード性を解説し,それらが数論的多様体に関して解かれてきた歴史を振り返るとともに,最近の結果を報告する.また,ランダム行列理論と数論の関わりを,その端緒から振り返り,末節では最近の結果について述べる.

2009-12-28 12:52:45
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https://ci.nii.ac.jp/naid/10016174319

3 0 0 0 写真感光材料にレーザー光を当てたときの効果 : 光

著者: 神山雅英中村孝一天野忠杉原秀雄
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理学会春季分科会講演予稿集
巻号頁・発行日: vol.1965, no.1, 1965-04-06

2009-06-04 16:26:00
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110002026627

2 0 0 0 2a-YA-18 擬一次元強磁性有機ラジカル p-CDTV の磁性

著者: 小西健介根立浩一向井和男日高雅子竹田和雄
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理学会講演概要集. 秋の分科会
巻号頁・発行日: vol.1994, no.3, 1994-08-16

2022-03-15 03:15:05
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110001989556

2 0 0 0 2次元イジング模型とパンルヴェ方程式(<特集>物性論におけるソリトン)

著者: 三輪哲二
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日: vol.36, no.11, pp.798-802, 1981-11-05

2次元イジング模型の2点相関函数は, サイン・ゴルドン(sine-Gordon)方程式の特殊解となる. この特殊解はパンルヴェ超越函数と呼ばれる新種の特殊函数である. パンルヴェ超越函数とは何か. 本稿は, クライン・ゴルドン(Klein-Gordon)方程式の分岐した解を, 場の量子論を使って構成するという点から, これを解説したい.

2022-01-15 21:37:43
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2 0 0 0 26aXS-5 アンダーソン・ヒッグス機構とソフトフォノン揺らぎ(26aXS フォノン,領域10(誘電体,格子欠陥,X線・粒子線,フォノン))

著者: 浅利智行
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理学会講演概要集 (ISSN:13428349)
巻号頁・発行日: vol.68, no.1, 2013-03-26

2022-01-08 19:15:06
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110009646069

2 0 0 0 28a-SC-6 Nb/Zr多層膜の超伝導と構造(低温(超伝導多層膜,近接効果その他))

著者: 早原竜二早野有一戸坂泰造中嶋一貴桑沢好則中野滋
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 年会講演予稿集
巻号頁・発行日: vol.44, no.3, 1989-03-28

2021-12-06 14:00:08
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110009793255

2 0 0 0 28a-J-9 STEの緩和形態 : V_K緩和とオフ・センター効果(イオン結晶・光物性(局在中心,緩和励起子))

著者: 神野賢一田中耕一郎小坂英男中井祥夫林哲介萱沼洋輔
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 年会講演予稿集
巻号頁・発行日: vol.44, no.2, 1989-03-28

2021-10-17 19:00:07
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110009792102

2 0 0 0 故寺沢寛一先生を悼む

著者: 今井功
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日: vol.24, no.6, pp.i-ii, 1969-06-05

2021-08-28 13:08:53
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110002067762

2 0 0 0 30aPS-143 非晶質医薬品のラマン散乱分光・テラヘルツ時間領域分光(30aPS 領域12ポスターセッション,領域12(ソフトマター物理・化学物理・生物物理))

著者: 柴田知彦国府田将太キムテヒョン森龍也小島誠治
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理学会講演概要集 (ISSN:13428349)
巻号頁・発行日: vol.69, no.1, 2014-03-05

2021-07-13 17:00:09
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https://ci.nii.ac.jp/naid/110009835107

2 0 0 0 新発見の113番元素(<特集>超重元素の科学とその展望)

著者: 森田浩介
出版者: 一般社団法人日本物理学会
雑誌: 日本物理學會誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日: vol.60, no.9, pp.698-707, 2005-09-05
被引用文献数: 2

我々は, 独立行政法人理化学研究所の重イオン線形加速器からの^<70>Znビームを^<209>Bi標的に照射し, ビーム核と標的核との完全融合反応によって合成される, 原子番号113, 原子質量数278の原子核^<278>113の崩壊を観測することに成功しました.ビームやその他実験にとってバックグラウンドとなる粒子から分離された目的の核は, 半導体検出器に打ち込まれ, そこで4回の連続したα崩壊をした後, 自発核分裂を起こして崩壊しました.4回目のα崩壊の崩壊エネルギーと崩壊時間, それに引き続いて起こった自発核分裂の現象と崩壊時間は, 既知の崩壊連鎖である^<266>Bh(原子番号107)→^<262>Db(原子番号105)のものと矛盾がなく, これらの崩壊に先立って起こった3回の連続したα崩壊は^<278>113→^<274>Rg(原子番号111)→^<270>Mt(原子番号109)→という, これまでに報告されていない新同位体の崩壊であると結論づけました.観測された原子数はわずか1ですが, 保守的な言い方をすれば, 今回合成された^<278>113は, 実験的に原子番号と質量数を決定されたものとしては, 原子番号, 原子質量数ともに最大のものであり, 新元素の発見の可能性があると考えています.