著者
岡崎 勝世
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.21-64, 2016

はじめに第1章 学校教育体制創始期における世界史教育(1872、明治5~1879、明治12) 1.『史畧』(明治5)と『萬國史畧』(明治7)2.グッドリッチ『パーレー萬國史』3.普遍史型万国史教科書とその原典第2章 学校教育体制模索期における世界史教育(1879、明治12~1886、明治19)―啓蒙主義的世界史への傾斜― おわりに
著者
岡崎 勝世
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.1-52, 2016

はじめに第1章 近代教育体制確立期における世界史教育 (1886、明治19~1893、明治26)1. 中学校令(1886、明治19)と世界史教育2. 帝国大学と史学科の発足3. 天野為之『萬國歴史』(1887、明治20) ―「初期文明史型万国史」―4. スウィントン『世界史概説』と木村一歩『萬國歴史』(1891、明治24)5. 文明史型万国史教剰書の二つのタイプ6. 中国史の革新 〈以上、本号)第2章 近代教育体制整備期における世界史教育 (1894、明治27~1902、明治35)1. 「完成期文明史型万国史」2. 国史・東洋史・西洋史「三分科制」の提起3. 「官学アカデミズム史学」の形成と近代ドイツ歴史学4. 万国史教科書の消滅と東洋史教科書、西洋史教科書の分立へ (第2章は次号)おわりに
著者
水野 博介
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.151-157, 2013

1 問題意識2 『らき☆すた』聖地巡礼3 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(略称:あの花)』聖地巡礼4 結語
著者
水野 博介
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.193-203, 2011

1 仮説と問題意識2 検証方法3 太平洋戦争敗戦直後の1940年代4 1950年代から1960年頃まで5 1960年代「和製ポップス」・GSブーム6 60年代「青春歌謡」および「演歌」7 60~70年代「フォーク」とアイドルたち8 結語
著者
高木 英至
出版者
埼玉大学教養学部
雑誌
埼玉大学紀要. 教養学部 (ISSN:1349824X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.133-141, 2010 (Released:2011-04-27)

高木(1992b,1993)では外見的魅力、態度の類似性、報酬履歴に基づいて恋愛関係が形成されるという前提に基づき、恋愛関係形成の計算モデルを構築した。本研究は、基本的にこのモデルを前提とし、新たなプログラミング環境に適合したコード化をしつつ、距離空間を導入した新たなモデルを構築する。距離空間の導入により、対人関係の古典的説明要因である近接性(proximity)をモデルの中で考慮することが可能になる。そしてこのモデルの実行による試験的なシミュレーション試行を実施する。シミュレーションから次の傾向が確認できた。1)成立するデート関係および婚約関係は、距離の導入によって近隣で生じるようになる。2)距離を導入した場合、デート関係の場合より近隣で婚姻関係が生じるようになる。3)距離の導入により外見の良い相手を求める傾向が阻害される半面、高い態度類似性をパートナー間で実現する傾向が生じる。4)位置によって相手の選択が分岐し、中心的位置にあるエージェントは周辺的な位置にある場合より態度類似性が高いパートナーを見出しやすい。これらのシミュレーション結果の含意と、今後の研究の展開を議論する。