著者
藤澤 秀幸 藤本 勝義 佐伯 孝弘 姫野 敦子 青谷由紀子
出版者
清泉女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011-04-28

研究会を開催してメンバーの怪異についての研究を報告し合った。その成果を公開シンポジウムで発表した。1年目のシンポジウムのテーマは「日本文学の怪異―信じる? 信じない?―」であった。2年目のシンポジウムのテーマは「日本文学における怪異と猫」であった。4年目のシンポジウムのテーマは「日本文学における〈死と救済〉―怪異の視点から―」であった。5年目に、韓国の5人の研究者を招いて、国際シンポジウムを開催した。そのテーマは「文学における〈死と救済〉―東アジアの怪異の視点から―」であった。このシンポジウムは書籍化されて出版されることが決定している。「怪異データベース」と「怪異研究文献目録」を作成した。
著者
笹田 裕子
出版者
清泉女子大学
雑誌
清泉女子大学紀要 (ISSN:05824435)
巻号頁・発行日
vol.56, pp.A31-A46, 2008
著者
大井 恭子 田中 真理 成田 真澄 阿部 真理子 保田 幸子 板津 木綿子 ホーン ベバリー 小林 雄一郎
出版者
清泉女子大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は日本、韓国、台湾、香港という東アジアに位置する4か国がする英語ライティング教育に関して、アンケート調査によって実態を浮き彫りにし、そして互いが一堂に会することで実態を比較しあい、問題点などを共有し、今後の展望などに関して国際シンポジウムとして意見交換ができたことが一番の成果と言える。さらに、学習者コーパスを精査することにより、4か国・地域の学生の書く英語の諸相が明らかにされた。最終成果物として『EFL Writing in East Asia: Practice, Perception and Perspectives』を刊行し、多くの方と共有できたことで、この分野の進展につながった。
著者
北原 美紗子
出版者
清泉女子大学
雑誌
清泉女子大学紀要 (ISSN:05824435)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.1-19, 2007

Several years ago, I wrote an essay comparing the linguistic theories of Motoki Tokieda and Ferdinand de Saussure, and found significant differences between the two. While the theory of Saussure is very rigid, Motoki Tokieda pursues the theory through feelings. This time, I analyze the theory of Yamada. However, Yamada's book is so extensive that I could only manage to read one fifth of the book. I tried to find the essence of Yamada's theory of grammar and uncover controversial points. I intend to read and analyze the text in its entirety, although it may take several years.