著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2017-08 (Released:2017-08-04)
著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2018-08 (Released:2018-08-16)
著者
早川 雄司
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2014-09 (Released:2014-09-19)

国民の科学技術に対する関心と科学技術に関する意識との関連について検討した。その主な結果は以下のとおりであった。1)科学技術に対する関心が低い層は、科学技術の持つリスクや不確実性に否定的である、2)科学技術に対する関心が低い層は、科学技術への参画意識が低い、3)科学技術に対する関心が低い層は、様々な課題の達成に向けた科学技術への期待が低い、4)科学技術に対する関心が高い層と比べ低い層は、新聞や本を読まない、5)小・中学生の頃の理科に関連する経験は、将来の科学技術に対する関心の程度に影響を及ぼす。
著者
科学技術・学術基盤調査研究室
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2016-08 (Released:2016-08-01)
著者
阪 彩香 伊神 正貫 富澤 宏之 福澤 尚美(追加資料作成)
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2015-04 (Released:2015-04-09)

最新データに基づき2013年までのWoS-KAKEN論文の状況を分析した資料を追加しました(2017年4月11日)。本調査研究では、論文データベース(Web of Science、自然科学系)と我が国の代表的な競争的資金の1つである科学研究費助成事業の成果データベース(KAKEN)を論文単位で連結させ、日本の論文産出構造の分析を行った。その結果、科学研究費補助金の関わる論文数やTop10%補正論文数は近年上昇傾向にあることが分かった。また、科学研究費補助金は、2006-2008年における日本の論文数の47%、Top10%補正論文数の62%に関与しており、日本の論文産出において量的にも質的にも関与していることが明らかとなった。また、日本の論文産出構造において、①科学研究費補助金以外の研究費による論文産出が著しく低下していること、②科学研究費補助金による研究成果が世界における日本全体の存在感を維持させるほどの伸びを生み出していないことが問題点として浮かび上がってきた。This Research Material reports the result of the analysis of the structure of Japan’s scientific publication production using linkage data of bibliographic database (Web of Science) and database of Grants-in-Aid for Scientific Research (KAKEN), which is one of the representative competitive funds in Japan. Using those linkage data, it was found that the number of scientific papers and of top 10% highly cited papers that are related to the Grants-in-Aid for Scientific Research (KAKENHI) has been increased in the past decade; and outputs of KAKENHI were related to 47% of scientific papers and 62% of top 10% highly cited papers in 2006-2008. These results suggest that KAKENHI plays a large role in the knowledge creation of Japan in not only quantitative aspects but also qualitative aspects. Moreover, following two issues in the structure of Japan’s scientific publication production were revealed. 1) The number of scientific paper that is not related to KAKENHI has been decreased dramatically. 2) Outputs of KAKEN have not shown enough increase for keeping Japan’s presence in the world.
著者
阪 彩香 桑原 輝隆 イリス ヴィーツォレック
出版者
科学技術・学術政策研究所
巻号頁・発行日
2014-12 (Released:2014-12-17)

科学技術・学術政策研究所の大学ベンチマーキングシリーズの第2弾となる本調査資料は、この20年ほど研究論文において量的および質的な拡大を続けるドイツに焦点を当て、2つのアプローチから日本とドイツの研究活動の比較を行い、日本の大学システムの現在の状況や特徴を捉えた。アプローチ1は、組織レベルの大学システムの分析である。ドイツの個別大学の分野特徴や時系列での変化を把握した上で、日本とドイツの大学システムレベルでの構造の特徴を比較分析した。アプローチ2は、研究論文の責任著者に着目し、日本とドイツにおいて研究論文を生み出す研究活動を実質的にリードした研究者数を比較した。This research material in NISTEP University Research Benchmarking series reports the results of comparing the Japanese and German university systems based on scientific publications. We set Germany as a comparison country because Germany has expanded in research activities over these 20 years. This report consists of two parts. First, we developed the Research Activity Sheet of 68 German universities for analyzing their changing in characteristic and in time series, and identified the characteristics of the Japanese university system compared with Germany. Second, focused on corresponding authors in scientific publications, we also compared the number of corresponding authors in Japan and Germany.