著者
片山 泰久
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.31, no.6, pp.738-744, 1965-08-20

Heisenbergの非線型場の理論についての紹介は、私自身も何度かやらされましたし、また、林さん、喜多さんなどの紹介もありますので、ここでは詳しいことを除いて、どこに問題点があるかを骨組みだけ示すことにとどめます。
著者
南部 陽一郎
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.197-215, 1990-12-20
著者
有山 兼孝
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.25-28, 1965-08-10

この北京科学シンポジウムの機会に主として見学によつて知ることのできた中国の物理学の現状と、たまたま私が1957年訪華日本物理学代表団に一員として参加しているので、併せてその当時と対比した中国の物理学の進歩の状況とについて概略をお伝えしたく思う。ただし、私はほぼシンポジウムの期間だけしか滞在の暇がなく、見学は短時間であつたので、不本意ながら不徹底のままにすんでしまつた点がることを御了承願いたい。
著者
名島 隆一
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.81, no.5, pp.E106-E114, 1990-08-20

TRISTANにおける実験の現状と今後の課題の一側面及び日本における加速器将来計画の現状と問題点を紹介する。またTeV領域の電子・陽電子衝突に代わる実験として可能性が研究されている,超高エネルギーレーザー衝突を用いたヒッグス粒子の探索について議論する。
著者
杉本 茂樹
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.111, no.1, pp.69-90, 2005-04-20
著者
田中 篤司
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.109, no.4, pp.D29-D32, 2004-07-20

量子論では,一般に,複合的な系の時間発展によって,全系を構成する部分同志が(量子的に)絡み合っていきます.本講演は,この絡み合いの過程の半古典論を通じた解析の報告です.特に,複合系として,内部自由度と"外部"自由度から成る量子多成分系(例えば,spinを担う粒子や,電子状態の励起を伴なう核の運動の模型です)を考察します.ここでは,内部自由度のcoherentな量子振動が外部自由度の伏見関数の干渉を誘発する一因であることを報告します.講演では,この量子干渉の破壊と古典的なchaos動力学の関係に言及しましたが,紙幅の都合によりこの点は割愛します.
著者
片山 泰久
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.5, no.5, pp.644-652, 1953-05

Iの論文における数式の二三の誤りを訂正する。その訂正による本質的な変化はKonopinski-Uhlenbeck相互作用が閉じない(形として)という結果にあらわれる。その場合の量子化についても修正する。量子化の意味を明瞭にするために,内山さんの宿題一単一場の二次形式の相互作用-の答を補つた。
著者
九後 汰一郎
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.110, no.3, pp.C22-C35, 2004-12-20

今年2004年はYang-Millsの記念すべき論文が発表されてから50年になる。この機会にゲージ理論の発展の歴史を振り返り、ゲージ理論をめぐっての考察を行う。
著者
中村 卓史
出版者
素粒子論グループ 素粒子研究編集部
雑誌
素粒子論研究 (ISSN:03711838)
巻号頁・発行日
vol.89, no.2, pp.B14-B24, 1994-05-20

本年主に研究した上記表題の詳細と、予備的なシュミレーションの結果について以下に述べる。これは、重力波源として現在もっとも注目されている連星中性子星の合体の最終ステージを知るために、必要な作業である。