著者
菅崎 弘幸 篠原 文明
出版者
鶴見大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

ADAMファミリーは腫瘍細胞で高発現されていること、発現量と予後不良度が相関していることが報告されている。また腫瘍細胞は破骨細胞形成を促進し腫瘍細胞周囲での骨吸収を亢進させて骨転移を促す機構が報告されている。本研究では腫瘍細胞による骨吸収抑制性サイトカインであるインターフェロンガンマ分解機構と骨転移能の関連を検索した。骨吸収抑制性サイトカインならびに腫瘍免疫制御サイトカインとして知られるインターフェロンガンマがADAM17によって分解されることを発見した。
著者
佐藤 英文 Hidebumi SATO
出版者
鶴見大学
雑誌
鶴見大学紀要. 第3部, 保育・歯科衛生編 = The bulletin of Tsurumi University. Pt. 3, Studies in infant education and dental hygiene (ISSN:03898024)
巻号頁・発行日
no.51, pp.11-17, 2014-03

幼児と小動物の関わり、特に殺してしまった体験について調べるため、保育者をめざす学生に対しアンケート調査を実施した。その結果、226名のうち224名(99.1%)の学生が何らかの形で小動物を殺した体験を持ち、その中でもアリ、ミミズ、ナメクジ、ダンゴムシなどの土壌動物が圧倒的に多かった。殺した理由を尋ねたところ主なものは、楽しかった、なんとなく、嫌いだから、うっかり、実験などであった。
著者
安藤 準
出版者
鶴見大学
雑誌
鶴見大学紀要. 第4部, 人文・社会・自然科学編 (ISSN:03898032)
巻号頁・発行日
no.55, pp.145-151, 2018-02

Newtonの運動方程式は、F=maともma=Fとも表記される。等式の左右には意味があるので、加速度aと力Fの因果関係からすればma=Fだというのは納得できる。教育現場でも利便性が高い。しかしma=Fが見られるのは日本のみで、海外ではもっぱらF=maである。ma=Fには欠点もあり、質量mについての因果関係を考えると、mが左辺に位置するのは不自然である。いっぽうF=maにも、W=mgとの対応関係など利点がある。運動方程式が力の定義式か加速度の定義式か、という議論は世界中で行われているのだが、国際的にはこれが方程式の表記法に反映されない理由は、今のところ分からない。
著者
関根 透
出版者
鶴見大学
雑誌
鶴見大学佛教文化研究所紀要 (ISSN:13419013)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.25-37, 2001-04-08
被引用文献数
1
著者
片上 かおり
出版者
鶴見大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

下顎骨頬舌側の副孔・栄養管、下顎管分枝など、下顎骨に分布する脈管神経構造のCT画像上の特徴を明らかにした。それらの画像所見の解剖学的、組織学的な裏付けを行うことにより、顎骨およびその周囲組織に分布する脈管神経の解剖構造を明らかにし、その臨床的意義を提示した。