著者
前原孝亮 佐藤優也 上野歩 中村亮太 上林憲行
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.209-211, 2015-03-17

就職活動の対策の中でも,企業研究はその方法を他者に評価される機会が少なく,学生の独善的な内容に陥りやすいという問題点が挙げられる.そこで本研究では,就職活動における学生の企業研究の促進を目的とした,『企業紹介バトル』による新たな企業紹介動画コンテンツの作成手法を提案する.本提案手法は,ビブリオバトルの推薦システムを取り入れた競争型の企業紹介セッションを実施することで,企業研究の成果を学生同士で相互評価し,相互作用を図るものである.作成された動画を就職活動前の学生が視聴した結果,新たに興味を持った企業について自分で調べるという,企業研究のきっかけにつながる行動を起こしていたことが確認できた.
著者
飯田浩史 岡崎博樹 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.221-223, 2011-03-02

現代には過去・現在・未来を表す様々なツールやサービスがあふれているが,現代人はスケジュールに振り回され時間に管理されている.この時間に管理されるという立場ではなく,様々な出来事に対して予定を待つ喜び,思い出から懐かしさを抱いてもらえるようにする.そこで本研究では様々な面で表現・開発の自由度が高いiPhone上で,過去・現在・未来を混在させたタイムサービスを作成した.このサービスではシャボン玉の色や大きさで予定を直観的に把握できるバブル型と,今までのように入力した予定を一覧表示できるリスト型の2つのユーザインターフェースを実装している.
著者
成田圭介 岡崎博樹 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.613-615, 2013-03-06

本研究ではソーシャル図書室「bookHub」の開発・提供を行う。bookHubは学校の研究室や企業のオフィスなどの特定コミュニティから、Web上に仮想の図書室をつくり、コミュニティの蔵書管理や書籍の貸し借りを行うサービスである。大学図書館に未登録の先生個人所有の書籍を学生に貸し出すことや、社内リソースの活用に役立てる。また書籍の貸し借りを可視化することでコミュニティー内のコミュニケーションを促進することを目的としている。
著者
安孫子 忠彦 飯島 英則 小山 明夫 上林 憲行 成田 徳雄
雑誌
情報処理学会研究報告電子化知的財産・社会基盤(EIP)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.87(2003-EIP-020), pp.55-60, 2003-08-28

参与観察手法による入院患者の生活の一日観察を通して入院患者は時間を持て余している事,その家族は忙しい中毎日面会に来ている事などの調査結果を得ることができた.そこで入院患者の生活の質(QOL: Quality Of Life)の向上を目的としたサービスとして,ネットワークとマルチメディアを用いた遠隔コミュニケーションサービスを提案する.PCをベースとし,カメラ,マイク,スピーカ,音声チャットソフトなどを用いてシステムを構築し,利用者誰もが使えるような操作簡略化の工夫を凝らした上で,この遠隔コミュニケーションサービスが実社会の入院患者に対してどれだけ有効であるかを実際のフィールドで実験を行い検証した.
著者
渡辺智美 中村亮太 上林憲行
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.695-696, 2013-03-06

面接対策のための書籍はあるが, 面接者に良印象を与える話速の具体的数値や, 悪印象を与えてしまう音声フィラーの頻出等, 言語情報以外のコミュニケーション法に関する記載は少ない. 本研究では面接者が重視する受験者の話し方を構成する要素を明らかにするために, 本学で開講された模擬面接官養成講座の受講生を面接者とした模擬面接を実施した. その中で面接者による声の大きさ・話速・音声フィラー・繰り返し・沈黙の項目に対する4段階主観評価, 音声フィラー・繰り返し・沈黙の頻出数, 内容も含む面接印象評価の取得と, 逐語記録実施による話速分析を行った. その結果, 話速と声の大きさが面接者の印象評価に影響を与えていることが示唆された.
著者
久次米麻衣 清貴幸 中村太戯留 田丸恵理子 上林憲行
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.519-520, 2011-03-02

情報系大学におけるノートテイキングは高校までと違い,<br />板書を中心とする講義は少なく,写すだけのノートテイキングが良いとは言えない.<br />しかし,授業スライドを写しただけのノートや復習行為も行っていない<br />という現状がある.本研究は,大学講義に適したノートの取り方を<br />提案する事を目的とし,NHK「テストの花道」(第15・16回)の放送で<br />紹介されたノートテイキングの技術を複数定義し,比較を行った.<br />結果,テストで高得点を得た人のノートは,矢印や記号を用いた構造化や,<br />講義後に復習することを意識したノートテイキングを行っていることが分かった.<br />特に,矢印を使って関連付けをすることで情報の整理を<br />行っている可能性が示唆された.
著者
荒谷 徹 上林 憲行 横山 峰明 稲垣 政富
出版者
一般社団法人日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.248-261, 1990-07-16

本論文では,汎用プログラミング言語における,英語,日本語,韓国語等の多種類の文字を扱うための文字処理機能のあるべき姿と,そのSmalltalk-80上での実現方式について述べる.汎用プログラミング言語における日本語文字処理機能は,処理の効率,既存のプログラムとの互換性を維持するため,従来の8ビット/文字の文字型に加えて16ビット/文字の文字型を追加したものが多い.しかし,2種類の文字型を持ち,文字データの処理を統一的に記述できない文字処理機能は,アプリケーションプログラムを複雑にし,その開発を困難にする.また,使用する文字が異なる環境の間でのアプリケーションプログラムの流通に対する大きな障害でもある.我々は,多種類の文字を効率良く,しかも統一的に操作する機能(多言語機能)をSmalltalk-80上に実現するために,Smalltalk-80のオブジェクト指向機能を用いて,さまざまな内部表現の文字列を統一的に扱う枠組みを実現し,Smalltalk-80上で,いずれの内部表現を持つ文字列も,区別なく,文字単位で操作することを可能にした.これにより,同一のプログラムで任意の文字を処理する,国際的なSmalltalk-80アプリケーションを開発することが可能になった.また,Smalltalk-80のオブジェクト指向メカニズムを利用して,多言語機能そのものを明確に表現し,かつ拡張性に富む実装を実現している.
著者
杉本佳奈子 岡崎博樹 高橋正視 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.747-749, 2011-03-02

近年のWEBアプリケーションには,便利でユニークな機能を搭載したガジェットが多数存在する.<br />しかし,複数のソーシャルメディアを連携させたガジェットは存在しない.<br />本研究では,YouTubeとTwitterに焦点を当て,本学のトキ野生復帰ボランティア活動を軸に,トキについての情報発信,情報収集のポータルとなるiGoogleガジェットの開発を行った.<br />YouTubeページではトキに関連する動画を集約し,Twitterページでは共通のハッシュタグを用いたツイートのみを表示した.<br />iGoogleガジェットにすることで世界中での利用を可能にし,ダイレクトに複数の情報を閲覧,投稿することを実現した.
著者
佐藤 優也 前原 孝亮 上野 歩 中村 亮太 上林 憲行
雑誌
第77回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, no.1, pp.937-938, 2015-03-17

近年,動画共有サイトにおいてユーザーが商品等を紹介する商品レビュー動画が人気を呼んでいる.本研究ではプレゼンターの訴求力を向上させることが可能な台本作成支援ツールを開発するために,商品レビューやビブリオバトル等のプレゼンテーション動画から適切な時間配分とポジティブ・ネガティブな発言の頻度について分析を行った.アンケート調査の結果,プレゼンターはツールを用いた方が台本を作成しやすいと回答した.また,本ツールを用いた場合と用いていない場合のプレゼンテーションを比較した結果,用いた場合の方が視聴者の満足度が高かった.以上のことから,プレゼンターの訴求力向上に貢献したと示唆された.
著者
田中 雄大 中村 太戯留 上林 憲行
雑誌
第80回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, no.1, pp.611-612, 2018-03-13

動画を用いて一人でダンスの振付けを学習する場合、動画を視聴し続けながら必要な情報を選択して記憶しつつ、瞬時に実践しなければならないため、認知的負荷がかかってしまう。最新の動画では鏡を用いて反転させたものや、振付けの速度が調整された動画が存在している。自身の研究として昨年流行った「恋ダンス」の振付けを元に、複数の情報の中から必要な情報のみを特定して選択する選択注意の認知的負荷を取り除くことに注目した。既存の動画ではどこの部位が見づらいかアンケートを取り、必要な部位を拡大、編集することで選択注意における認知的負荷を考慮した動画を作成した。作成した動画で実践してもらった、良好であった。
著者
村上貴彦 清貴幸 中村太戯留 田丸恵理子 上林憲行
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.619-620, 2012-03-06

現在,講義の録画・公開する大学は多いが,受講した学生の復習にはほとんど活用されていないのが現状である.理由としては,ビデオのインデックスが無いため,その講義動画を使いづらいことが挙げられる.そこで本研究では,デジタルペンを用いることで,ノートに"書く"という行為を行った"時刻"を記録し,ノートの記述と講義動画を同期させることで,記述時刻を用いた動画の頭出しができるツールを構築した.評価として,学生に使用してもらい,復習行為の実験を行った.結果,手作業に比べて動画の頭出しに要する時間が削減できた.このことから,提案のツールによって講義動画を復習に活用できる可能性が示唆された.
著者
渡辺智美 中村亮太 上林憲行
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.695-696, 2013-03-06

面接対策のための書籍はあるが, 面接者に良印象を与える話速の具体的数値や, 悪印象を与えてしまう音声フィラーの頻出等, 言語情報以外のコミュニケーション法に関する記載は少ない. 本研究では面接者が重視する受験者の話し方を構成する要素を明らかにするために, 本学で開講された模擬面接官養成講座の受講生を面接者とした模擬面接を実施した. その中で面接者による声の大きさ・話速・音声フィラー・繰り返し・沈黙の項目に対する4段階主観評価, 音声フィラー・繰り返し・沈黙の頻出数, 内容も含む面接印象評価の取得と, 逐語記録実施による話速分析を行った. その結果, 話速と声の大きさが面接者の印象評価に影響を与えていることが示唆された.
著者
弥富健太 岡崎博樹 上林憲行
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.665-666, 2012-03-06

近年、ソーシャルメディアの普及により、Web上のアクティビティログと共に個人の興味関心のログ(インタレストグラフ)も蓄積されている。また、同時にソーシャルメディア上には、個々人の社会所属の情報も公開されている。本研究では、この蓄積されたインタレストグラフと公開されている所属情報を用いて、自身の興味関心の似ている人物(ロールモデル)を発見する。自身と同じような興味関心を持っている人物の所属する企業を抽出することで、興味関心事の似た人物が働く環境のロールモデルを発見し、従来のカテゴライズされた企業検索とは違う、ロールモデルによる企業発見のプロセスを支援する。
著者
関口宰 中村亮太 上林憲行
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.561-562, 2011-03-02

大学生活において基本的な行動様式を修得することは、社会に出て高い評価を得ることに繋がる。本研究では社会人の行動様式の基礎であるタイムマネージメントを、大学生活に沿う形で身につけることを目的とし、既存のWebカレンダーサービスと連携した学生生活支援サービスを構築した。本サービスにおいて、スケジュール登録フォームでは履修した講義を選択することでWebカレンダーに講義スケジュールや担当講師、場所等の情報を自動的に登録することが可能である。そのほかにも、1週間の予定・計画と実際の活動結果をグラフ化することで、視覚的な対比が可能となり、タイムマネージメントの評価機能を有する。
著者
飯田浩史 岡崎博樹 上林憲行
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.221-222, 2011-03-02

現代には過去・現在・未来を表す様々なツールやサービスがあふれているが,現代人はスケジュールに振り回され時間に管理されている.この時間に管理されるという立場ではなく,様々な出来事に対して予定を待つ喜び,思い出から懐かしさを抱いてもらえるようにする.そこで本研究では様々な面で表現・開発の自由度が高いiPhone上で,過去・現在・未来を混在させたタイムサービスを作成した.このサービスではシャボン玉の色や大きさで予定を直観的に把握できるバブル型と,今までのように入力した予定を一覧表示できるリスト型の2つのユーザインターフェースを実装している.