著者
工藤 慎一 桑原 保正 Zoltán Korsós 市来 弥生 森田 将史 浅野 泰久 中村 泰之 田辺 力
出版者
一般社団法人 日本昆虫学会
雑誌
昆蟲.ニューシリーズ (ISSN:13438794)
巻号頁・発行日
vol.17, no.4, pp.135-137, 2014-10-05 (Released:2019-04-25)
参考文献数
9

We observed egg-brooding behavior in two Japanese millipedes, Eutrichodesmus elegans (Miyoshi, 1956) (Polydesmida: Haplodesmidae) and Cryptocorypha sp. (Pyrgodesmidae), under field conditions. In the former, females remained curling the body around the soil-made mound-like egg-chamber (containing eggs) constructed on dead leaves in the litter. In the latter, a female brooded an egg-mass under the bark of a decaying fallen log.
著者
中村 泰之
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第66回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.118, 2019 (Released:2019-06-27)

本研究は「萌えおこし」に使用される「ご当地萌えキャラ」のデザインについて調査と分析を行う。地方そのものが主体となってキャラクターを創作し,地域振興に繋げようという活動が活発になっている。本研究の目的は主に2つあり,1つは創出プロセスの中でも特にキャラクターデザインに焦点を当て,地域振興において有用なデザイン手法を明らかにすることである。2つ目はご当地萌えキャラの活動をアーカイブすることである。1つの萌えおこし活動について詳細に調査した研究は複数あるが,ほとんどが「メディア主導型」の萌えおこしである。有志による運営が多いご当地萌えキャラは数年持たずに消えていくことも多いため,全体を俯瞰するためにも必要である。
著者
中村 泰之
出版者
名古屋大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

学習する時間・場所を選ばない教育システムの一つであるeラーニングシステムの重要な機能としてオンラインテストがある。つまり,Web上で正誤問題,多肢選択問題を解き,自動採点・成績管理を行うものである。本研究では,数式処理システムを応用して,オンラインテストに数式による解答を行い,その正誤評価を可能にしたシステムSTACKの整備を行った。これにより,オンラインテストの可能性を広げることができ,自然科学系科目のeラーニングの発展が期待される。
著者
山子 茂 中村 泰之
出版者
日本ゴム協会
雑誌
日本ゴム協會誌 (ISSN:0029022X)
巻号頁・発行日
vol.82, no.3, pp.135-140, 2009-03
被引用文献数
5
著者
中村 泰之
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.284, 2020 (Released:2020-08-27)

本研究は「ご当地萌えキャラ」のデザインについて調査と分析を行う.地方そのものが主体となってキャラクターを創作し,地域振興に繋げようという活動が活発になっている.本研究の目的は主に創出プロセスの中でも特にキャラクターデザインに焦点を当て,地域振興において有用なデザイン手法を明らかにすること、ご当地萌えキャラの活動をアーカイブすることである. ここでは2019年3月2日〜4月21日まで宮城県白石市で行われた「第10回東北ずん子スタンプラリー」の事例について報告する.
著者
中村 泰之
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.75, no.5, pp.444-455, 2018-09-25 (Released:2018-09-25)
参考文献数
56
被引用文献数
1

ラジカル重合の停止反応機構の解明は高分子合成において重要であるが,いまだ結論が出ていない課題でもある.さらに,停止反応機構の制御は新しい高分子合成法・制御法へ発展する期待があるが,その試みは非常に限られていた.本報ではリビングラジカル重合法を利用し,構造制御されたポリマー末端ラジカルの精密な反応を行うことによる停止反応の機構解明と,停止反応の制御による合成利用に関する筆者らの研究をまとめた.停止反応の機構解明においては明確な不均化・結合選択性の決定方法の開発を行い,代表的なモノマー種の選択性や,温度・分子量・粘度が選択性に与える影響を定量的に明らかにした.さらに,選択的な結合反応(ラジカルカップリング反応)による高分子合成法の開発を行った.
著者
河内 紀浩 中村 泰之 渡邉 環樹
出版者
日本哺乳類学会
雑誌
哺乳類科学 (ISSN:0385437X)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.73-77, 2018

<p>沖縄県の宮古諸島に導入されたニホンイタチ<i>Mustela itatsi</i>の糞より,同諸島固有の絶滅危惧種ミヤコカナヘビ<i>Takydromus toyamai</i>の骨及び体の一部を検出した.この結果は,同地域に生息する希少な固有種が国内外来種であるニホンイタチに捕食されていることを直接的に示す初めての証拠であり,ミヤコカナヘビの深刻な個体数減少の原因についての議論に一石を投じるものである.</p>