著者
霜崎 清 井上 謙
出版者
日本ハンセン病学会
雑誌
レプラ (ISSN:00241008)
巻号頁・発行日
vol.12, no.6, pp.543-606, 1941-11-25 (Released:2008-06-30)
著者
山下 大地 西牧 未央 長尾 秀行 池田 道生 沼田 幹雄 井上 謙二 西口 茂樹
出版者
独立行政法人 日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
雑誌
Journal of High Performance Sport (ISSN:24347299)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.33-43, 2020

Wrestlers are categorized into a series of weight classes to ensure fair competition. Since the implementation of new rules in January 2018, weight categories and the timings of weigh-ins have changed. The purpose of the study was to establish baseline physical profiles, such as body composition, muscle strength, power, and endurance for Japanese elite freestyle wrestlers in each of the new weight classes. We collected a total of 242 data points from 70 elite Japanese male freestyle wrestlers at 14 training camps over two years. Body composition measurements, one-repetition maximum tests (bench press, parallel back squat, one-handed dumbbell snatch, and weighted chinup) and muscle endurance tests (pull-up) were performed. Body fat percentages for wrestlers in the 86-kg class or below were from 9.1% to 11.6%, whereas body fat percentages for wrestlers in the 92-, 97-, and 125-kg classes were 14.0 ± 3.5, 19.8 ± 6.9, and 26.6 ± 3.4%, respectively. This result suggests that the wrestlers in the heavier weight classes have a higher capacity to reduce body fat and increase muscle mass, which is essential if they improve strength and power. Absolute muscle strength and power performance tended to increase with heavier classes (the major results were as follows: 1RM bench press: 88.0 ± 13.0 kg in the 57-kg class and 142.0 ± 13.0 kg in the 125-kg class), whereas these relative values tended to decrease with heavier classes. Muscle endurance performance tended to decrease with heavier classes (the pull-up test: 23.8 ± 1.5 repetitions in the 61-kg class and 10.0 ± 5.4 repetitions in the 125-kg class). This study provides baseline data that can be used in the prescription of individual training programs for wrestlers, assessing areas of strength and weakness, and developing the wrestler's technical-tactical strategies.
著者
福嶋 誠宣 濵村 純平 井上 謙仁
出版者
日本管理会計学会
雑誌
管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 (ISSN:09187863)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.117-129, 2020-03-31 (Released:2020-04-15)
参考文献数
11

企業が開示する財務データは有用な研究資源である.例えば,ある特定の管理会計システムの成果変数として,クロスセクショナルに抽出された財務データが使用される場合がある.しかし,財務データの決算月は企業によって異なるため,クロスセクショナルな財務データといっても会計期間が共通しているとは限らない.本論文では,このような会計期間の相違がサンプリングされた財務データの同質性に与える影響を検証している.なお,こうした問題を回避する手段として,会計期間が同じ企業の財務データのみを抽出するという方法も存在する.そこで,このような抽出方法を採用した場合のサンプリング・バイアスについても検証する.結果として,3月期と前年12月期の財務データが含まれるようにサンプリングすることで,より同質性の高いサンプルを得られることが示唆された.また,3月期の財務データのみを抽出すると,業種構成や企業規模の点でバイアスが存在するおそれがあることも明らかとなった.
著者
土井 卓子 岡橋 優子 井上 謙一 三角 みその 水野 香世 萬谷 睦美 長嶺 美樹 山口 ひとみ
出版者
日本外科代謝栄養学会
雑誌
外科と代謝・栄養 (ISSN:03895564)
巻号頁・発行日
vol.52, no.6, pp.307-315, 2018-12-15 (Released:2019-02-01)
参考文献数
5

運動は閉経後の乳がん発症を減らし,術後のQOLと生命予後を改善することが報告されている.運動を勧め,検診受診を勧奨する「乳がん啓発運動指導師」というスタッフを育成しており,活動の現状と意義について述べる.術後にグループエクササイズを行い,運動の身体面,精神面におよぼす影響を検討した.運動しない群と比較して身体面の回復は優位によかったが,精神面ではやや劣っていた.グループでの運動は他人と比較して落ち込む,同病者と話すことで抑えてきた感情が表出するなどの影響がある.一時的な混乱があっても,長期的には,よりよい安定が期待できる.身体面と精神面の改善の関係は,シャツを着る,高く腕を伸ばすなど家事や身の回りの日常動作が楽にできると抑うつ,落ち込みが改善していた.グループエクササイズは利点も欠点もあり,そのことを理解した指導者の育成が大切である.
著者
井上 謙吾
出版者
公益社団法人 日本農芸化学会
雑誌
化学と生物 (ISSN:0453073X)
巻号頁・発行日
vol.46, no.7, pp.509-513, 2008-07-01 (Released:2011-04-14)
参考文献数
5

筆者は現在,アメリカ・マサチューセッツ州のマサチューセッツ大学アマースト校,Derek R. Lovley 教授のもとで博士研究員として研究活動を行なっている.ここでは,渡米に関するエピソード,Lovley研究室での研究生活,鉄還元細菌Geobacter とこれを利用した微生物燃料電池の研究について紹介する.
著者
井上謙吉 著
出版者
初等電気工学書刊行社
巻号頁・発行日
vol.上巻, 1924
著者
広瀬 秀顕 井上 謙一 一條 宏 小金澤 紀子 大場 健嗣 大原 慎也 筧 慎治 飯島 敏夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.87, no.4, pp.265-271, 2004-04-01

脳神経細胞集団の動態をいかにとらえ,どこまで解析できるかが今後の高次脳機能研究展開の成否を左右するといってもよいかもしれない.現在,種々の手法を用いてその取組みが精力的になされている.方法はおおむね2群に分かれる.すなわち神経の膜電位や膜電流変化などの計測により,神経活動そのものをとらえる方法と,神経活動に伴う脳内の代謝性シグナル変化を計測して,脳活動を間接的に測定するものである.短時間のうちに時間的,空間的に大きく変動する神経活動のダイナミックスをとらえ,解析するには前者の,脳活動の一次シグナル計測が主体となる.
著者
河本 達哉 井上 謙蔵
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.42, pp.143-144, 1991-02-25

並列プログラム(PP)の実現に対して共有データスペース(ダブル空間)モデルが提案された.このモデルの上で,既存の大部分の型のPPが簡明に記述できることが示されたが,本モデルはPPのデバッグにも極めて有利な環境を提供するものである.そこで本モデルの一つであるC-Lindaを用いてPPのデバッグ法を提案する.逐次型の場合とは異なり,PPのデバッグにはシステム全体を包括的にとらえるための特殊な機構が必要になる.これは既存のPPに対するデバッグ法に欠けており,本モデルではそれが可能になる.しかしデバッグ情報を得るためにモデルの拡張が必要である.