著者
伊藤 善隆
出版者
島根大学法文学部山陰研究センター
雑誌
山陰研究 (ISSN:1883468X)
巻号頁・発行日
no.11, pp.19-30, 2018-12-31

出雲市大社町の手錢記念館に伝来する俳諧資料の中から、花叔三回忌追善集『夢路の葉桜』(己千・東廬・楽二・浦安編、文政九年無味庵跋)を翻刻紹介する。本書は、『雲陽人物誌』を編纂したことでも知られる春日花叔の追善集として重要なものである。
著者
伊藤 善隆
出版者
湘北短期大学
雑誌
湘北紀要 = Journal of Shohoku College (ISSN:03859096)
巻号頁・発行日
no.39, pp.1-14, 2018-03-31

本稿は、島根県出雲市大社町の手錢記念館に所蔵される俳諧資料の中から、『深秘十八体』(写本一冊)と「諸国誹人名寄」を翻刻紹介するものである。
著者
伊藤 善隆
出版者
湘北短期大学
雑誌
湘北紀要 = Journal of Shohoku College (ISSN:03859096)
巻号頁・発行日
no.39, pp.15-23, 2018-03-31

美濃派の季寄である『俳諧鑑草』(個人蔵)を翻刻する。本書は、季語を十二ヶ月に分類・配列したもので、美濃派の季寄として注目すべきものである。
著者
伊藤 善隆
出版者
湘北短期大学
雑誌
湘北紀要 = Journal of Shohoku College (ISSN:03859096)
巻号頁・発行日
no.38, pp.1-16, 2017-03-31

本稿は、島根県出雲市大社町の手賤記念館に所蔵される俳諧資料の中から、『俳諧根本式』(写本一冊)を翻刻紹介するものである。手賤家は、貞享年間に大社に移り住んだ喜右衛門長光(寛文二年~寛延二年)を祖とする商家で、町役の大年寄を長く勤めた。歴代の当主は文芸にも関心を寄せ、和歌・漢詩・俳諧に熱心であった。本書には、序文や奥書がなく、成立や書写者、書写年次などは不明である。しかし、巻頭(第一丁裏)に、「冠李」の蔵書印が捺してあることから、おそらくは、冠李(享保四年~寛政八年、三代目当主季硯の弟)が、自ら書写して所蔵していたと推測されるものである。なお、本書と同じ罫線を摺った料紙を使用し、筆跡も共通する『俳諧十五篇』(手賤記念館蔵本)については、前号に翻刻を掲載した。本書は、たんに冠李に関わる資料というだけでなく、近世中期の大社でどのように俳諧が享受されていたのかを探るためにも重要な資料である。
著者
伊藤 善隆
出版者
島根大学法文学部山陰研究センター
雑誌
山陰研究 (ISSN:1883468X)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.53[166]-68[151], 2016-12-31

出雲国大社の手錢家に伝来する俳諧資料の中から、『椎のもと』(椎の本花叔編、無心斎一釣序、日々庵浦安跋〈文政元年七月〉)を翻刻紹介する。本書は、『雲陽人物誌』を編纂したことでも知られる春日花叔の俳諧活動を示す撰集として重要なものである。"Shiinomoto"owned by Tezen Museum is a memorial collection which Kashuku had built the Shiinokizuka monument. Kashuku was one of the most important haikai poets in Taisha area.
著者
佐藤 勝明 玉城 司 伊藤 善隆 神作 研一 藤沢 毅
出版者
和洋女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

『続猿蓑』の連句について付合分析を行い、「かるみ」が高度な思考活動と句作段階での捨象・推敲を伴って実現することを、明らかにした。それが同時期の俳壇全体の中でどう位置付けられるかを明らかにするため、元禄期の全俳書を調査し、その基礎的なデータを刊行した。その中から、地方俳書の一つである『備後砂』に着目し、その分析を通して、「かるみ」とは異なる地方俳諧の実態を明らかにした。