著者
大熊 一正 恐神 正博 篭谷 隆弘 Osogami Masahiro 篭谷 隆弘 Kagoya Takahiro 四折 直紀 Shiori Naoki 杉原 一臣 Sugihara Kazutomi 山西 輝也 Yamanishi Teruya
出版者
福井工業大学
雑誌
福井工業大学研究紀要 Memoirs of Fukui University of Technology (ISSN:18844456)
巻号頁・発行日
no.42, pp.610-619, 2012

We composed teaching material for education about information and communication technology using micro-robot which is the smallest soccer robot in the RoboCup soccer international competition. The feature of this material is that control programing for the micro-robot is clarified using Scrath which is produed by MIT Media Lab. However, since micro-robot is currently controlled by program in C++ language, we made translator system from Scratch code to C++ code using PHP language. In this paper, we report the reason why we come to think clarification of our teaching material is important and how to realize such clarification.
著者
森田 健太郎 高橋 悟 大熊 一正 永沢 亨
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.206-213, 2013 (Released:2013-03-22)
参考文献数
50
被引用文献数
9 26 3

サケ資源はほとんどが放流魚で維持されていると考えられているが,これまで野生魚(自然産卵由来)の寄与率は調べられていない。本研究では,耳石温度標識による大量放流が行われている北海道の 8 河川において,サケ野生魚の割合を推定した。ウライで捕獲されたサケに占める野生魚の割合は,調査河川全体で計算すると 28.3±1.2%,放流魚の全数が標識されている河川に限定すると 15.9±0.6% と推定された。野生魚の割合は河川や年級群によって大きく変動したが(0~50%),野生魚も十分に資源に貢献しうると考えられた。
著者
杉原 一臣 芝田 稔 釜田 友希 大熊 一正 山西 輝也 魚崎 勝司
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 第27回ファジィシステムシンポジウム
巻号頁・発行日
pp.242, 2011 (Released:2012-02-15)

RoboCupサッカー3Dシミュレーションリーグに参加しているチーム「FUT-K」のエージェントには,攻撃力の向上を図るべく,試合状況に応じて異なる行動を確率的に選択するようにプログラムが実装されている.また,確率的行動選択の結果に基づく選択確率の更新を試みたが,相手エージェントの特徴に応じた選択確率の獲得には至っていない.今回は試合状況の類似性に着目し,複数の状況における選択確率を類似度に基づいて同時に更新する方法を提案する.
著者
四折 直紀 大熊 一正 恐神 正博 杉原 一臣 山西 輝也 魚崎 勝司
出版者
日本知能情報ファジィ学会
雑誌
日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 (ISSN:18820212)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.356-361, 2012

Robocup Mixed Reality リーグの公式マイクロロボットを用いたICT教育用の教材を作成した.この教材の特徴は,MITメディアラボによって提供されている,「スクラッチ」と呼ばれるタイルブロック型のプログラミング環境を利用して,実機であるマイクロロボットを制御できるようにした点である.本発表では,スクラッチを用いてマイクロロボットを制御するために構築したシステムの概要とその利用方法,及び授業展開について述べる.
著者
山西 輝也 大熊 一正 杉原 一臣
出版者
福井工業大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

本研究は,次世代を担うICT人材を育成するために,ロボカップサッカーの競技部門の一つであるMixed Realityシミュレーションリーグで用いられたマイクロロボットを小・中・高校生向けの教材として利用し,学校間の垣根を越えた協調学習を通じて協働作業の大切さを理解させるような体験授業の考案を目的として実施された。この結果,ロボットシステムの整備とサッカーエージェントの開発が行われ,小学生でもグラフィカル・ユーザ・インターフェースを利用することにより,ロボット動作のプログラムが生成できる環境が整備された。