著者
岸 啓 木下 健太郎 中原 子竜 奥谷 匠 田中 隼人 岸田 悟
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学学術講演会要旨集
巻号頁・発行日
vol.30, pp.269-269, 2010

rfスパッタ, オフアクシズ, GaドープZnO(GZO), 低温成膜, プラスチック基板
著者
岸 啓子
出版者
愛媛大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

『平均律クラヴィア曲集I』にバッハが想定した音律について、資料および和音の協和の観点から考察した。表紙唐草は24長短調を網羅した音楽史上初の曲集をライプツィッヒトマス教会カントル職への応募作品として提出するにあたり、不適切な調律での試奏による作品評価の低下を回避するため、最適調律法(バッハ音律)を自ら表紙に記したものである。彼は音楽史上画期的な全調構成のみならずその演奏に最適な調律をも提示することで、自身の総合的能力を示したと考えられる。完全5度の唸りの数を聴くことは調律の基本プロセスであるが、5度の唸り状態を丸の数(1~3重)で示すと共に、装飾を兼ねて唐草模様風図示した点は独特である。
著者
岸 啓補 三枝 太 森島 繁生
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.22, no.12, pp.67-74, 1998-02-20

サイバースペースにおける仮想人物の合成やコミュニケーションシステムの実現にむけ、コンピュータグラフィクスによる人物画像合成等が注目を集めている。本稿では、特に人物のCGの中でも合成が難しいとされる頭髪の表現方法について述べる。人物画像において頭髪は視覚的に重要であるにも関わらず、簡単な曲面や背景の一部で代用されることが多い。頭髪を一つの物体として扱い、マッピング技術を用いて表現する手法が成果をあげているが運動の表現は不可能である。そこで頭髪をテクスチャを用いずに空間曲線を用いて作成する。頭髪の部分的な集まりである房をモデル化することで簡略化したヘアスタイルデザインシステムを提案し、房をモデル化する手法、レンダリング手法について述べ、実際にこのヘアスタイルデザインシステムを用いて作成した頭髪画像を示す。
著者
岸 啓補 森島 繁生
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.83, no.12, pp.2716-2724, 2000-12-25
被引用文献数
11

サイバースペースにおける仮想人物の合成やコミュニケーションシステムの実現に向け, コンピュータグラフィックスによる人物画像合成等が注目を集めている.本論文では, 特に人物のCGの中でも合成が難しいとされる頭髪の表現方法について述べる.人物画像において頭髪は視覚的に重要であるにもかかわらず, 簡単な曲面や背景の一部で代用されることが多い, 頭髪をマッピング技術を用いて表現する手法が成果をあげているが運動の表現には不適当である.そこで頭髪の表現にテクスチャやポリゴンを用いずに空間曲線を用いる.更に頭髪の部分的な集まりである房単位にモデル化することでヘアスタイルデザインを簡略化する.本論文では, この新しいヘアスタイルデザインシステム, 房のモデル化手法, レタリング手法, 4分岐法による衝突判定, 運動表現について述べる.また, 実際にこのヘアスタイルデザインシステムを用いて頭髪をデザインし, 風になびかせるアニメーションを実現した.