- 著者
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高橋 薫
保坂 敏子
宇治橋 祐之
我妻 潤子
- 出版者
- 日本教育工学会
- 雑誌
- 日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
- 巻号頁・発行日
- pp.S42066, (Released:2018-10-04)
- 参考文献数
- 7
学習者の多様化が進む日本語教育では,多様な学習者の個人差を保管する一つの手法として,反転授業への関心が高まっている.しかし,反転授業では,デジタルコンテンツを自作することに対する技術的なハードルや,教材をLMS などにアップロードする際に生じる著作物利用の許諾申請など,著作権に関する心理的なハードルもあり,二の足を踏んでしまう人も多い.そこで,他者との対話を通して体験的に著作権を学ぶ,ワークショップ形式の著作権セミナーを開発した.セミナーの前後で質問紙調査を実施したところ,著作権に対する理解が進み,ワークショップ形式の参加型のセミナーが肯定的に評価されたことがわかった.