著者
森田 幸雄 新井 真理子 野村 治 丸山 総一 勝部 泰次
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獣医学雑誌 (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.585-587, 1994-06-15
被引用文献数
4

2歳の雄, 輸入伝書鳩において総排泄口後方の皮膚に結節(直径約15mm)を認めた. 皮膚の結節および糞便からMycobacterium avium血清型2型が分離された. 分離菌のうち光沢があり隆起した親水性の集落(SmD株)ならびに光沢がなく小さい疎水性集落(RG株)を, 鶏(白色レグホン, 雌, 40日齢)の翼静脈内にそれぞれ10^6個および10^7個接種したところ, RG株投与鶏は39日目に, SmD株投与鶏は77日目に死亡した. SmD株, RG株投与鶏はともに肝臓, 脾臓の腫大が著しく, SmD株投与鶏の肺, 肝臓および脾臓には粟粒大の白色結節が認められた. 投与鶏の肺, 肝臓, 脾臓, 腎臓ならびに膵臓からSmD株およびRG株が回収された.
著者
新井 真 清水 洋治 吉田 匡志 窪田 智史 竹井 仁
出版者
日本理学療法士協会(現 一般社団法人日本理学療法学会連合)
雑誌
理学療法学Supplement Vol.36 Suppl. No.2 (第44回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.C3P3447, 2009 (Released:2009-04-25)

【目的】スポーツ動作中のジャンプ着地における、膝伸展機構への過剰な牽引力や脛骨前方移動による靭帯のストレスを誘引する要因の一つとして、着地時の大腿四頭筋の過活動がある.大腿四頭筋の過活動の抑制にはハムストリングスの筋活動が重要であり、両筋のバランスを評価する指標として大腿四頭筋とハムストリングスの筋力比(H/Q比)がよく用いられる.H/Q比と着地動作の研究では、筋電図や床反力を比較したものは多いが、着地時の矢状面での関節角度について言及したものは少ない.そこで本研究では、膝屈曲・伸展筋力の測定からH/Q比を求め、その値とジャンプ着地時の矢状面における下肢・体幹の屈曲角度との関係を検討することを目的とした.【方法】対象は、健常男性15名(平均年齢21.8歳)とした.ヘルシンキ宣言に基づき、実験の趣旨を説明し書面にて同意を得た.着地課題は30cmと40cm台からの右下肢片脚跳び後の左下肢片脚着地とした.上肢の影響を取り除くため、両手で体幹側部を把持させた.また、飛び降り動作の滞空時間を統一するため、台上での片脚踏切から着地までを0.5秒に規定した.この動作を側方からビデオカメラで撮影し、Frame-DIASIV(DKH社製)を用いて着地時の足・膝・股・体幹の角度を解析した.膝関節の最大屈曲時の各関節角度を着地時の角度とし、静止立位時の角度との変化量を求めた.等速性膝屈曲・伸展筋力は等速性筋力測定装置(BIODEX SYSTEM3)を用いて測定し、角速度は60°にて求心性収縮と遠心性収縮を各5回測定した.この値からH/Q比を算出し、関節角度との相関をSPSS16.0Jを用いて検定した.【結果】着地時の関節平均角度[°]は30cm、40cm台でそれぞれ足関節背屈27.0±7.7、29.8±6.0、膝関節屈曲99.6±13.8、92.8±12.5、股関節屈曲56.1±17.0、65.0±18.7、体幹前傾17.3±13.8、22.2±13.9であった.また、H/Q比[%]はジャンプ着地時の収縮様式を用い、膝屈筋の求心性筋力、伸筋の遠心性筋力の値を用いたところ平均40.9±9.8であった.H/Q比(x)と各関節角度(y)の関係は、30cm台における足関節背屈(y=1.42x+33.81,R2=0.60,p=0.03)、40cm台における股関節屈曲(y=0.96x+25.07,R2=0.40,p=0.01)、体幹前傾(y=0.59x-1.39,R2=0.30,p=0.04)にそれぞれ正の相関がみられた.【考察】30cm台においてH/Q比と足関節背屈角度との間に正の相関があることからH/Q比が低値なほど、背屈が小さくなることが示唆された.また40cm台での着地において、H/Q比と体幹前傾・股関節屈曲角度に正の相関がみられた.このことからH/Q比が低値なほど、体幹がuprightな姿勢で着地動作を行うために後方重心になり、膝伸展モーメントが増大し、大腿四頭筋に過負荷がかかる可能性が示唆された.よって、低い台からの着地における外力吸収は足関節が主であり、高い台では股関節屈曲・体幹前傾が参加することで姿勢を制御していると考える.
著者
新井 真由美
出版者
日本マイクログラビティ応用学会
雑誌
International Journal of Microgravity Science and Application (ISSN:21889783)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.105, 2013-04-30 (Released:2020-05-14)
参考文献数
18

Caves and lava tubes have been discovered at several areas based on remote sensing data and orbital imagery. Caves and other underground spaces moderate extreme temperatures - cooler in daytime and warmer at night. Early man used such spaces for habitation in areas with extreme climates for millennia. The assumption about these same structures on Mars would be the same; for moderating extreme temperatures, as well as possibly offering protection from space radiation and even Martian dust. Based on underground residences on Earth, I do consider that possibilities exist for underground habitation or even balanced-environmental habitation on Mars. In this study, I focus attention on the terrestrial cyanobacterium “Nostoc sp. HK-01”. I discuss what we need to know and how the function of Nostoc sp. can be used in Mars habitation.
著者
清水 敦彦 板場 昌栄 兵藤 友妃子 石川 悦代 木村 恵子 石崎 優美 新井 真麻 藤原 五月 齋藤 美希 石原 寿美子 関口 久美子 阿部 奈美子
出版者
足利短期大学
雑誌
足利短期大学研究紀要 (ISSN:03893278)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.15-25, 2007-03-01

Fundamental life habits are five items, "eating", "sleeping", "excretion", "purity", "attach or detach" in the field of developmental psychology. We studied eating of children and infants for long years, and reported on No.27 of Memoirs of Ashikaga Junior College, 2006. In this paper, we studied on sleeping of children and infants. It is thought in general that sleeping training of infants starts with making infants recognizing of distinguishing day from night. After about 4 months after their birth, infants starts to sleep deeply in night. When infants are just born, they spend a day as repeating sleeping and waking many times. But about 4 weeks after their birth, they recognize day from night. Then, it is good to start sleeping training after about 4 months from their birth. We did questionnaires about sleeping training of infants of urban areas and compared our data to old data of sleeping training of infants.
著者
小森 広嗣 広部 誠一 新井 真理 東間 未来 大場 豪 大野 幸恵 鎌形 正一郎 林 奐
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.361-364, 2011
被引用文献数
1

症例は4歳女児,生後10か月時に脂肪組織を内容とする白線ヘルニアと診断され,経過観察にて軽快しないため手術を行う方針とした.ヘルニア門は剣状突起と臍のほぼ中間点で,1×1cm大の腫瘤として触知した.手術は腹腔鏡下でヘルニア門の直接閉鎖を行った.臍下に5mmカメラ・ポート,左側腹部に5mmワーキング・ポートを挿入.肝円索に覆われた1×1cmのヘルニア門を同定,ヘルニア内容は腹膜前脂肪織であった.ヘルニア門の閉鎖にラパヘルクロージャーを用い同じ穿刺部から左右に向きを変えて挿入したラパヘルクロージャー針で糸をループ状に左右の腹直筋に運針し,皮下で結紮固定した.ヘルニア門を含む上下2cmの距離を左右の腹直筋を非吸収糸にて計7針で縫合閉鎖した.術後経過は良好で,手技的に安全,簡便で,整容性においても満足な結果であった.
著者
清水 敦彦 板場 昌栄 兵藤 友妃子 石川 悦代 尾花 恵子 石崎 優美 新井 真麻 藤原 五月 齋藤 美希 石原 寿美子 武藤 由莉 藤掛 由美子 平澤 深雪
出版者
足利短期大学
雑誌
足利短期大学研究紀要 (ISSN:03893278)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.25-29, 2008-03-01
被引用文献数
1

I squeezed a focus for evacuation, urination, and here got investigation and watched it to watch how there was the posture that I left to the independence of the child to mothers to some extent to let you acquire a habit and a rule. As a result, as for the most, a thing with the posture "that I put it together for the stages of development of the child and taught" became clear.