著者
梶田 健史 山守 一徳 長谷川 純一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1995, no.2, 1995-03-27

筆者らは,パンフレットや広告などで用いられるデフォルメ地図(略地図)を自動生成するシステムの開発を進めている。デフォルメはあるレベルの大局情報を保持しながら,それ以下の詳細情報をできるだけ切り捨てる操作の一種であるが,そこにデザイン性などの主観的要素も加わった知的な処理であると考えられる。筆者らは,道路の幾何学性・規則性を強調することによって,道路のデフォルメが可能であると考え,道路をできるだけ碁盤目状に変形させる手法を考察した。しかし,前手法では道路の形状によっては変形に失敗するケースもあった。今回は,前処理として地図全体の回転機能,失敗時のバックトラック機能などを追加した結果,従来より良好なデフォルメ地図が生成できたので報告する。
著者
棚橋 是之 TANAHASHI Koreyuki 山本 哲也 YAMAMOTO Tetsuya 梶田 健史 KAJITA Kenji 次良丸 章 JIROMARU Akira
出版者
名古屋大学附属図書館研究開発室
雑誌
名古屋大学附属図書館研究年報 (ISSN:1348687X)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.63-70, 2008-03-31 (Released:2008-06-02)

Author name is an important access point for academic information. But academic information systems do not always control the author name. Above all, the format of author names varies from system to system. We must resolve this problem to develop an institutional repository (NAGOYA Repository). Our plan is to develop a system of resolving author name in order to connect systems with one another. This resolution system links existing systems via author name with minimum customization. This paper describes our approach, outline of the system and the remaining issues.
著者
伊藤 崇仁 篠原 亮 梶本 裕之 川上 直樹 舘 章
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.106, pp.53-60, 2005-05-27

By projecting the master image onto the slave robot, high-quality, face to face communications of the interlocutor and the master are achieved in the master slave system. In the process, we use retrorefrective projection technology. In addition, transmitting depth information of the master enables the interlocutor to view the master imge (projected onto the slave robot) from any point of view, while the system is quite simple.
著者
手塚 祐一 三上 範賢 梶原 清彦 米村 俊一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.536, pp.1-6, 2001-01-05

IT技術の進展に伴い, 企業内イントラネットの整備, その中での情報共有を支援するWebグループウェアが普及し始めている.さらに, 企業間でインターネットを利用した協調作業が進む中で, 複数の組織間で情報を共有する方法が要請されている.従来, データ連携を考慮しない上記システムの場合はデータ授受・特定に問題があった.本稿ではWebブラウザとWebグループウェアで通信されるデータを分析し, それに基づいてデータ仲介を行なうサーバを提供することで操作対象となったデータを監視, 抽出する方式を提案する.その結果, 複数のWebグループウェア間で共通に定義されるスケジュールデータに対するデータ共有を実現した.