著者
本多 マークアントニー 泉 政文 山本 忠宏 大塚 英志 橋本 英治 Mark Anthony HONDA Masafumi IZUMI Tadahiro YAMAMOTO Eiji OHTSUKA Eiji HASHIMOTO
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2013
巻号頁・発行日
2013-11-25

WEB表現へのまんがの適応について、その方向性として、①縦及び横の「スクロール形式 」、②「見開き」に基づくまんがの文法を解体し、一頁単位の表示に基づく文法にシフトした形式 、③静止画のスライドショー形式、の3つが仮説としてたてられ、今回の共同研究では、①のうち「縦スクロール形式」と③の「スライドショー形式」について、そこで採用されるべき文法を仮定し、それに基づき実験作品を制作した。縦スクロール形式においては日本まんが表現の「映画的手法」をいかに導入するかに研究の主眼を置いた。その結果、アイレベルを基準とし、それに続くコマでのアングルの極端な切り換え、コマの縦幅の極端な変化における「尺」(時間)の表現などの、紙媒体で成立した手法の中心的な部分が、WEBへの置き換えが可能であることが確認された。その結果、「横スクロール形式」よりも「縦スクロール形式」の方が映画的手法の移植に向いているという仮説が新たに得られた。また「横スクロール」においては、画面の天地ほぼ中央に視線誘導の基準となる中心線を置くことで視覚の流動性を確保したが、「縦スクロール」では画面を二分割して構図を構成することで画面の左右中央に基準線が存在するのに近い印象を与えることができた。
著者
寺内 文雄 久保 光徳 青木 弘行 橋本 英治
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.45-52, 2005-03-31
被引用文献数
3

近年の環境問題において、モノを長く使うことに対する意識の低さが、問題解決に向けた障害の一つとなっている。本研究においては、モノの長期使用を念頭に置き、生活者の意識面における問題を解決するための方策として、モノに対して抱く愛着に着目した。そして、モノが有する様々な感性要素と愛着の発生に関わる因果モデルを、構造方程式モデリング手法を用いることにより構築した。また、モノに対する生活者の志向態度を因子分析とクラスター分析手法を用いてに四タイプに分類し、各タイプの因果モデルを検討することにより、その特徴と特質を明らかにした。最後に、これらの検討結果を踏まえて、愛着を誘発するための人工物設計指針6項目 : 完成度の高い造形処理、素材の特性を生かした質感表現、頭に馴染む使い勝手のよい機能、使い込むことによって見いだされる新たな仕組みの導入、愛着感構成要素の実現、本物感を満たすブランド価値の確立、を導いた。
著者
山本 忠宏 大塚 英志 橋本 英治 泉 政文 Tadahiro YAMAMOTO Eiji OHTSUKA Eiji HASHIMOTO Masafumi IZUMI
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2012
巻号頁・発行日
2013-11-25

本研究では、石ノ森章太郎のまんが作品を対象として、写真や映画における運動表現を対置しながら石ノ森章太郎の運動表現の分析を行うことを目的とする。分析対象としては、1971 年に『少年マガジン』において、TV シリーズとのタイアップで1 年間連載された『仮面ライダー』を取り上げる。石ノ森章太郎はこの作品の直前に『ジュン』(1967)や「神々との戦い編」『サイボーグ009』(1969)において実験的な表現を行っている。そこには、特定の主人公に感情移入させる物語を語ることに縛られない表現が見受けられ、その方法は『仮面ライダー』の運動表現において「加速と停滞」という役割として顕著に見られる。石ノ森章太郎の運動表現における「加速と停滞」という要素を検証しながら、物語を語ることと共に作品内において二つのモードの形成について考察する。This study analyzes the motion representation of Shotaro Ishinomori comic works, comparing the motion representation in photography and early film. The analysis object is "Kamen Rider"(1971) was serialized in "Shonen Magazine" tie-up with the TV series. Ishinomori have done an experimental representation just before, in "Jun"(1967), "Kamigamitonotatakai-hen" of "Cyborg 009"(1969). This representation is not related storytelling and the factor of stagnation and acceleration in the motion representation of "Kamen Rider".We consider the two modes of the storytelling and the motion representation, analyzing the factor of stagnation and acceleration in the motion representation of Shotaro Ishinomori.
著者
赤崎 正一 戸田 ツトム 寺門 孝之 橋本 英治 久本 直子 Shoichi AKAZAKI Tztom TODA Takayuki TERAKADO Eiji HASHIMOTO Naoko HISAMOTO
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2012
巻号頁・発行日
2012-11-30

出版メディアにおける「絵本」というカテゴリーは、現代のビジュアルデザインの世界に内在する「アナログ」と「デジタル」の製作技法上の乖離・矛盾について検証するのに、両者のバランスが非常によくとれた作業課程を包含している。また同時にデザイン成果物としての「絵本」は、単に「読まれる」ことで完結してしまうのではなく、周辺に「読み聞かせ」や「ライブペインティング」などのパフォーマンス的な実践をともなってダイナミックな共同性(=協働性)の環境を発展させる可能性をふくむ媒体である。本研究においてはビジュアルデザイン学科でこれまで開催された特別講義のうち、飯野和好(絵本作家)・森ゆり子(読み聞かせ活動)・荒井良二(絵本作家)の3 氏による3 回分を講義記録・パフォーマンス実践事例として書籍化・公刊する。またその際に、出版にいたる作業課程そのものが、学内スタッフを中心とした「エディトリアルデザイン」の制作実現の事例となるよう目的化して作業をすすめていく。11 年度年度末には学内版として一旦完成して納本したものを、さらに細部にわたってバージョンアップしたものが左右社を版元として、12 年秋を予定して刊行の予定であり、本報告はその内容にしたがって、構成されたものである。Picture books, as a category of publication media, is produced through a process which involves technical conflicts and contradictions between "analog" and "digital" inherent in today's visual design. At the same time, picture books as products, unlike ordinary books which are "completed" by simply being read, are a medium assumed to entail dynamic collaboration through reading and live painting sessions.The purpose of this course was to compile and publish a book based on three special lectures presented by Department of Visual Design. The speakers of the lectures were Kazuyoshi Iino (a picture book author), Yuriko Mori (a specialist of picture book reading) and Ryoji Arai (a picture book author). The production of this book itself was designed to be a practice case of editorial design by staff.The book was completed and delivered at the end of fiscal 2011 as an in-house publication. The upgrade and expanded version of the book is scheduled to be published by Sayusha in the autumn of 2012. This report is based on this book.
著者
赤崎 正一 戸田 ツトム 寺門 孝之 橋本 英治 荒木 優子 Shoichi AKAZAKI Tztom TODA Takayuki TERAKADO Eiji HASHIMOTO Yuko ARAKI
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2011
巻号頁・発行日
2011-11-30

出版メディアにおけるデザイン動向は、広告など他の分野と比較して、実験的先端的な傾向が強い。組版設計をふくむ広義の「ブックデザイン」のそうした傾向には日本語固有の組版システムの複雑さがもたらす、実験的組版の広汎性も要因のひとつと考えられる。事例として2009 年度のビジュアルデザイン学科における3 回の特別講義を取り上げる。それぞれの講師は、絵本作家・イラストレーターの木内達郎氏、アートディレクター・ブックデザイナーのミルキィ・イソベ氏、グラフィックデザイナーの松田行正氏の3 氏である。ブックデザイン・組版デザインに長年携わってこられた、これらの方々の講義には、さまざまな作品紹介を通じて、多様な「ブックデザイン」の実験的試みが含まれている。 ブックデザインの戦後的動向の先端や特異点を構成する3 氏の特別講義はわれわれの研究に大きな示唆をもたらすものである。それら、事例紹介も多く盛り込まれた特別講義を単行本「デザイン・プレゼンテーションの哲学」として編纂・刊行した。そして、この単行本の制作自体がブックデザインやエディトリアルデザイン(組版デザインを含む)の実験的実践なのである。Design in publication media are inclined to be experimental and edgy compared to that in other fields such as advertising. This characteristic of "book design" in the broad sense of term is attributed in part to the prevalence of experimental typesetting caused by the complex typesetting system intrinsic to the Japanese language.This course explored three special lectures presented by Department of Visual Design in fiscal 2009. The speakers of the lectures were Mr. Tatsuro Kiuchi (an illustrator and picture book author), Ms. Milky Isobe (an art director and book designer) and Mr. Yukimasa Matsuda (a graphic designer). In these lectures, the three professionals, who had long been involved in book design and typesetting design, talked about diverse experiments in "book design" through various projects. Their special lectures, discussing the cutting-edges and uniqueness of the post-war book design trends, offered inspiring insights in our study.We compiled and published a book based on the three lectures introducing many cases of experimental book design titled Philosophy of Design Presentation.The production of this book was an experimental practice of book design and editorial design (including typesetting design).
著者
橋本 英治 寺内 文雄 久保 光徳 青木 弘行 鈴木 邁
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.45, pp.28-29, 1998-10-30

In case of this study, as the means to fulfill the lifetime that object has, the affection for object was systematized. Fron the results of the questionnaire investigation and the interviewing investigation that uses the Repertory Grid Technique, the graph systematized was made. As a result, the four factors of occurrence of affection was found out. That factors is that object be equipped with the excellent structure and mechanism, that good materials be used for object, that object be equipped with the characteristic which isn't in the other object and that the new sense of value occurs to the object.
著者
赤崎 正一 戸田 ツトム 寺門 孝之 橋本 英治 Shoichi AKAZAKI Tztom TODA Takayuki TERAKADO Eiji HASHIMOTO
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2010
巻号頁・発行日
2010-11-24

現代アートの表現手法は多様であり、その記録のための「アートブック」も様々な形式がある。また近年、アートの世界では言語表現・文字記号表現を含むものの重要性が増している。したがって従来の画像類の掲載・再現ではすまない記録法が求められている。本研究では考察されることの稀だった文字・組版表現とアートの記録について検証を行う。事例として2008年10月29日、ビジュアルデザイン学科による独自開催特別講義「Art /内藤礼」を取り上げる。その繊細を極めた表現で国際的に活躍している美術科・内藤礼氏は、また寡黙な作家としても知られている。この特別講義は、自らの作品を語ることにきわめて稀な作家自身の言葉の貴重な記録となった。そうした内藤氏の表現の内実に対応した「本」をつくりあげることが本研究の課題であった。2009年12月、それは単行本「内藤礼〈母型〉」として刊行された。戸田ツトム教授の全面デザインによるこの単行本化の作業は、そうした高度なデザイン課題への挑戦でもあり、また現代デザインの隘路たる「デザインの消滅を企図するデザイン」への回答とも位置づけられるものとなった。作家の言葉の背後に広がる深い世界をいかに組版と図版により読者に伝えうるかという、デザインの試行である。As means of expression in contemporary art are diversied, art books as a medium for recording art also take many different styles. On the other hand, linguistic and character expressions have recently become increasingly important in the art scene.In this context, there should be a new means of recording art that goes beyond the simple presentation of graphic images in the conventional art books. This course studied typographic and compositional expression in art books as a medium for recording art.The course focused on exploring "Art / Rei Naito," a special lecture presented by Department of Visual Design on October 29, 2008.Rei Naito is an artist whose refined sensitivity is highly reputed in the world. She is also renowned for being taciturn about her work. The lecture was a very rare opportunity in which the artist talked about her art. The purpose of this course was to make a "book" that reflects the essence of her artistic expression.The book, Naito Rei <Bokei>, was published in December 2009. Designed entirely by Professor Tsutomu Toda, the whole process of making this book was a challenge to an advanced design issue as well as an answer to the "design intended to vanish design," an aporia in contemporary design.
著者
大内 克哉 橋本 英治 榮元 正博 尹 智博 小山 明 Katsuya OUCHI Eiji HASHIMOTO Masahiro EIGEN Jibak YOON Akira KOYAMA
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2020
巻号頁・発行日
2020-11-25

ビデオゲームには「遊び」の要素と並行して、人間にとって有用な「学習」の要素が含まれていると考えられる。本研究は、このリテラシーを他分野の「学習」に置き換えることが可能かどうかを実験を通して検証した上で、ゲーム制作技術を教育領域の学習支援システムの再構築に応用することを目的とする。ビデオゲームの領域においてはプレイヤーの習熟曲線に合わせた学習方法が確立している。本研究では、学習が必要な他分野の例の一つとして音楽領域に注目し、ビデオゲームの学習方法を応用することで、楽器演奏の「難しさ」の前に「楽しさ」を体験出来る補助装置の作成を目指す。研究はゲームクリエイター、ヨコオタロウ氏と協力して進めた。
著者
山本 忠宏 大塚 英志 石井 岳龍 橋本 英治 泉 政文 Tadahiro YAMAMOTO Eiji OHTSUKA Gakuryu ISHII Eiji HASHIMOTO Masafumi IZUMI
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2012
巻号頁・発行日
2012-11-30

本研究の目的は、まんがと映画の関係について、実際にまんがを映像化して研究資料自体を制作することと、作成した資料をもとに異なるメディウムである両者について検証を試みることである。すでにまんがと映画の関係については、多くの先行研究により様々な角度から検証が行われているが、それらを踏まえつつ新たな論点を探求することも視野に入れる。本論では、大塚英志原作、藤原カムイ作画『アンラッキーヤングメン』(角川書店、2004~6)の一部を逐語訳的に映像化した上で、すでに一部逐語訳的映像化を行った石ノ森章太郎『龍神沼』(講談社、1961)の映像と適宜比較検証することで特徴を明らかにするとともに、1960 年代と2000 年代の映画的手法における表現の変化についても考察していく。The objective of this case study is to compare and verify the relationship between the manga and the film created with manga as a base. The research about this process is carried out by many researchers previously. So, including the viewpoint of other researchers, I will add my own views to find a new approach to the issue of these studies.In this paper, I am converting the part of manga written by Eiji OHTSUKA and Kamui FUJIWARA titled "UNLUCKY YOUNGMEN" and compare it to the manga based film" RYUJINNUMA" previously converted by myself which was written by Shotaro ISHINOMORI in 1961. Comparing and verifying these two films conversion process will find out the difference between the changes of the method of film in manga from 1960s' to 2000s'.
著者
本多 マークアントニー 泉 政文 山本 忠宏 大塚 英志 橋本 英治 Mark Anthony HONDA Masafumi IZUMI Tadahiro YAMAMOTO Eiji OHTSUKA Eiji HASHIMOTO
出版者
神戸芸術工科大学
雑誌
芸術工学2013
巻号頁・発行日
2013-11-25

WEB表現へのまんがの適応について、その方向性として、①縦及び横の「スクロール形式 」、②「見開き」に基づくまんがの文法を解体し、一頁単位の表示に基づく文法にシフトした形式 、③静止画のスライドショー形式、の3つが仮説としてたてられ、今回の共同研究では、①のうち「縦スクロール形式」と③の「スライドショー形式」について、そこで採用されるべき文法を仮定し、それに基づき実験作品を制作した。縦スクロール形式においては日本まんが表現の「映画的手法」をいかに導入するかに研究の主眼を置いた。その結果、アイレベルを基準とし、それに続くコマでのアングルの極端な切り換え、コマの縦幅の極端な変化における「尺」(時間)の表現などの、紙媒体で成立した手法の中心的な部分が、WEBへの置き換えが可能であることが確認された。その結果、「横スクロール形式」よりも「縦スクロール形式」の方が映画的手法の移植に向いているという仮説が新たに得られた。また「横スクロール」においては、画面の天地ほぼ中央に視線誘導の基準となる中心線を置くことで視覚の流動性を確保したが、「縦スクロール」では画面を二分割して構図を構成することで画面の左右中央に基準線が存在するのに近い印象を与えることができた。Based on the hypothesis that there are three major directions taken by modes of adaptation of web expression to manga, namely, 1) Forms that adopt vertical or horizontal scrolling; 2) Forms that dismantle the conventional manga grammar based on the double-page spread, and shift to a grammar based on the single-page display; and 3) Forms involving slide shows of still images, this joint study looked at vertical scrolling among the forms under category 1), and also 3), the slide show format, hypothesizing the kind of grammar suitable for these forms, and creating experimental works based on the hypothesized grammar. Research on vertical scrolling webcomics focused on how the movie-style techniques of Japanese manga were incorporated. The research showed that the main movie-style techniques realized in print—such as starting from normal eye level and then abruptly changing the angle in the subsequent panel, or radically altering the height of the panel to represent length of time—could be successfully transferred to the web. Another outcome of the research was the new hypothesis that vertical scrolling is better-suited to the transplantation of movie-style techniques than horizontal scrolling. It was also found that in horizontal scrolling, smooth eye movement for the reader could be retained by placing a central line, which serves as a reference for guiding the eye, roughly at the mid height of the screen, whereas in vertical scrolling, partitioning the screen into two halves to create the composition achieved an impression similar to having a reference line dividing the width of the screen.
著者
相澤 孝司 かわい ひろゆき 野口 正孝 安森 弘昌 橋本 英治 川北 健雄 馬場田 研吾 上村 孝人 白本 恵美 綱島 夢美 Takashi AIZAWA Hiroyuki KAWAI Masataka NOGUCHI Hiromasa YASUMORI Eiji HASHIMOTO Takeo KAWAKITA Kengo BABATA Takato KAMIMURA Emi HAKUMOTO Yumi TSUNASHIMA
雑誌
芸術工学2014
巻号頁・発行日
2014-11-25

本研究では、「有馬温泉ゆけむり大学」を実践的なデザイン教育の場として研究を行った。すなわち、「学科間プロジェクト」の教育的効果を再考するために、本イベントの「Tシャツ」、「チラシ」デザイン、及び有志学生による「神戸芸工大雑貨屋さん」、「浴衣DEファッションショー」を開催した。その他イベントとして、「有馬温泉クリスマスツリープロジェクト」のワークショップ、「有馬節分会」の「チラシ」デザインを行った。また、武蔵野美術大学・群馬県立女子大学・立命館アジア太平洋大学に出向き、聞き取り調査を行った。研究の結果、「有馬温泉ゆけむり大学」に参加した学生は、他の学科及び学年を超えた交流の機会ができた。また、特に大阪音楽大学・近畿大学・武庫川女子大学の学生たち及び有馬温泉のスタッフとも交流ができたことは、大変貴重な経験となり、様々な教育効果が期待できる。したがって、「学科間プロジェクト」のカリキュラム開発のための基礎資料を得ることができた。In this studies, we studied that the "Arima Onsen Yukemuri University" was for design practical education. That is, in order to rethink the educational effect of "Interdepartmental Project", of this event "T-shirt", "Flyer" design, and by volunteer students "Kobe Design University Zakkaya san", "Yukata DE Fashion show" were held. As other events, workshop of "Arima Onsen Christmas tree project" , "Flyer" design for "Arima Setsubun E".In addition, visited to Musashino Art University, Gunma Prefectural Women's University, Ritsumeikan Asia Pacific University, which were investigated.Results of the studies, students who participated in the "Arima Onsen Yukemuri University" was able opportunity of exchange beyond the school year and other departments. In addition, it becomes a very valuable experience, that the staff of Arima Onsen and students of Osaka College of Music, Kinki University, Mukogawa Women's University also could exchange in particular can be expected to be teaching a variety of effects. Therefore, it was possible to obtain the basic data for curriculum development "Interdepartmental Project".
著者
橋本 英治 寺内 文雄 久保 光徳 青木 弘行
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.48, pp.226-227, 2001-10-15

In this paper, by studying various sensory elements of industrial products and causal relationships due to the occurrence of affections toward products, the primary factors for the occurrence of affections and the tendencies toward the products were investigated with the model indicating users' tendencies to the products and the corresponding relationship was found. A questionnaire had been carried out and as a result from the survey, four groups of tendencies were obtained. For each group, SEM(Structural Equation Modeling) was used to construct the model for causal relationships of the occurrence of affection. Subsequently, the differences for causal relationships due to various tendencies toward products were clarified.