著者
山添 康 永田 清
出版者
日本DDS学会
雑誌
Drug Delivery System (ISSN:09135006)
巻号頁・発行日
vol.17, no.2, pp.103-112, 2002-03-10 (Released:2008-12-26)
参考文献数
11

Genetic polymorphism of drug metabolizing enzymes such as cytochrome P450 influences individual drug efficacy and safy through the alteration of pharmacokinetics and disposition of drugs. Considerable amounts of data are now accumulated for allelic differences of various enzymes. Here, current understanding of genotype information is summarized for their use on individual optimization of drug therapy.
著者
永田清 著
出版者
好学社
巻号頁・発行日
1947
著者
永田 清
出版者
大東文化大学
雑誌
大東文化大学紀要. 自然科学 (ISSN:09122346)
巻号頁・発行日
vol.41, pp.1-7, 2003-03-31

現在の高度情報化社会において,重要な役割を果たす公開鍵暗号の一つである楕円暗号方式について,その構成法と数学的理論の関係を考察する。特に,類体論や楕円曲線の理論がどのように現実的な事柄と結びついていくかを明らかにすることが本論文の目的である。
著者
永田 清
出版者
大東文化大学
雑誌
経営論集 (ISSN:13462059)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.57-64, 2005-02-25

高度情報化社会において公開鍵暗号は情報の秘匿のみならず, 改ざん防止, 認証, 非否認性などさまざまな応用範囲を持つ。そのような公開鍵暗号方式のうちで, 次世代方式と呼ばれているのが超楕円曲線のJacobi群によるものである。本論文では, 超楕円曲線の構成法を数学的理論との係わりを中心に概観し, その中で重要な役割を果たす Weil 数についての考察を行う。
著者
永田 清
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.134, no.3, pp.146-148, 2009 (Released:2009-09-14)
参考文献数
5
被引用文献数
1 2

チトクロムP-450(P450)が発見され半世紀が過ぎようとしているが,その間にP450の単離精製,それに続くcDNAの単離および遺伝子配列の解明は,薬物代謝の研究に大きな進歩をもたらした.その大きな成果の一つとして,薬物代謝が関わる薬物相互作用の分子機構の解明が挙げられる.その結果,酵素活性阻害や酵素誘導の予測が可能となってきた.また,各個人に適した薬物投与設計,即ちPersonal Medicineが近年注目を浴びており,その実現を目指して個人間の異なる薬理効果あるいは副作用・毒性発現の原因をP450遺伝子配列の違いによって説明する試みが行われている.一方で薬物代謝酵素活性の個人間変動は,これら酵素の遺伝子多型ではすべて説明できないことも判明してきた.さらに,P450は化学物質の酸化反応の過程で活性代謝産物を生じやすく,それが原因で毒性を引き起こすことがあるため問題となっている.

1 0 0 0 OA 財政学の展開

著者
永田清 著
出版者
日本評論社
巻号頁・発行日
1942