著者
沼田哲史 ロベルトヌニェス
雑誌
平成23年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, 2011-09-22

ゲームの開発におけるレベル調整を簡単化することを目的として,人間のプレーヤの代わりに複数種類のA.I.にゲームをプレイさせ,多数のプレイ結果を元にそのゲームの難易度と面白さを自動的に評価する手法を提案する.
著者
沼田 哲也 大江 春人 坂井 秀章 原田 敬 室屋 隆浩
出版者
心臓
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.31, no.12, pp.833-838, 1999

心肺停止をきたした院内発症の急性肺血栓塞栓症に対し,カテーテルによる血栓吸引を試み救命し得た症例を経験した.症例は44歳,女性.転落事故による外傷性クモ膜下出血,大腿骨骨折治療のため約1カ月臥床していたが,下肢リハビリテーション開始直後に突然呼吸苦を訴え心肺停止となった.心肺蘇生下に緊急心臓カテーテル検査施行,冠動脈造影,左室造影では異常なく,肺動脈造影にて右肺動脈主幹部に広範囲な陰影欠損を認め,急性肺血栓塞栓症と診断した.直ちに経皮的冠動脈形成術(percutaneous transluminal coronary angioplasty;以下PTCA)用8Fガイディングカテーテルを用いた血栓吸引を繰り返し行い,さらにナサルプラーゼ(nasaruplase=pro-urokinase;以下pro-UK)の肺動脈内投与を追加し血栓除去に成功した.後療法としてウロキナーゼ(urokinase;以下UK),ヘパリン,ワーファリンによる抗血栓・抗凝固療法を行い,後日施行した肺動脈造影では明らかな血栓像は認めず,その後も再発はない.<BR>近年,急性肺血栓塞栓症に対する治療法としてカテーテルを用いたインターベンション治療が導入されつつあるが,本邦での報告はまだ少ない.我々は,心肺停止で発症した急性肺血栓塞栓症に,心肺蘇生下にカテーテルによる血栓吸引を試み,救命し得た症例を経験したので,その概要および本治療法の有用性を報告した.
著者
沼田 哲史
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.116-127, 2018-01-15

2014年にAppleが公開したプログラミング言語Swiftは,1年に1回のメジャーリリースという安定したスピードでバージョンアップが繰り返され,2017年にはバージョン4が公開されています.この記事では,現代的なプログラミング言語の特徴を踏まえて作られたSwiftの最新の文法を説明します.またSwiftでは,アプリケーションの動作を最適化してパフォーマンスを引き上げるためにも,コーディング時に引き起こされるヒューマンエラーを低減するためにも,C言語などの過去のプログラミング言語では問題のあった文法が見直され改善されています.そこで,他のプログラミング言語と比較しながら,改善されたポイントについても解説します.