著者
生貝 直人 チェン ドミニク 松本 昴 野口 祐子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.576-585, 2007 (Released:2007-01-01)
参考文献数
24
被引用文献数
2

2002年に最初のライセンスが公開されて以来,クリエイティブ・コモンズ(CC)は急速に活動を拡大し,現在では約1億4,000万以上のコンテンツと50か国以上のノードを数える広がりを見せている。そうした中で,ライセンスの活用方法やクリエイティブ・コモンズの組織のあり方は進化と変容を続け,当初の「法律家による」「無償コンテンツの流通促進」といったイメージからは大きく変化している。本稿では,「ビジネスモデル」と「Web2.0」という2つの観点から,多様性を増すCCライセンスの現在形と,今後の展開の可能性を紹介する。
著者
生貝 直人
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.104, pp.11-18, 2016-11-28 (Released:2017-09-15)

本稿では、デジタルアーカイブに関わる近年の法政策動向と、それが図書館をはじめとする文化施設の活動に与える影響を理解することを目的として、まず国内外におけるデジタルアーカイブの法政策の状況、特に統合ポータルの構築に向けた各国の施策を紹介し、次に2015年度に文化庁で行われたデジタルアーカイブ促進のための著作権制度の見直し(図書館複製、孤児作品問題対策、紹介・解説のための利用等)を検討し、最後に今後の課題としての書籍等資料の全文検索サービスのあり方について論じる。
著者
生貝 直人
出版者
デジタルアーカイブ学会
雑誌
デジタルアーカイブ学会誌 (ISSN:24329762)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.61-61, 2018-01-31 (Released:2018-04-27)

以下の通り訂正します。 p. 34 誤 [注4] 文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会「中間まとめ」(平成29年2月)53頁以降の他 正 [注4] 文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会「中間まとめ」(平成29年2月)119頁以降の他 p. 34 誤 [注4]...(大学図書館研究106号11-18頁、2006年) 正 [注4]...(大学図書館研究104号11-18頁、2006年)
著者
生貝 直人
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.104, pp.11-18, 2016

<p>本稿では、デジタルアーカイブに関わる近年の法政策動向と、それが図書館をはじめとする文化施設の活動に与える影響を理解することを目的として、まず国内外におけるデジタルアーカイブの法政策の状況、特に統合ポータルの構築に向けた各国の施策を紹介し、次に2015年度に文化庁で行われたデジタルアーカイブ促進のための著作権制度の見直し(図書館複製、孤児作品問題対策、紹介・解説のための利用等)を検討し、最後に今後の課題としての書籍等資料の全文検索サービスのあり方について論じる。</p>
著者
生貝直人
出版者
国立国会図書館
雑誌
情報通信をめぐる諸課題
巻号頁・発行日
vol.科学技術に関する調査プロジェクト 調査報告書, 2015-03
著者
坪田 知己 生貝 直人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.90, no.5, pp.388-392, 2007-05-01

インターネットの普及に伴い,文字系,画像系,動画系など様々な形態のディジタルコンテンツがネット上を流通し始めている.コピーが簡単で品質が劣化しないディジタルコンテンツは,不正コピーが横行するとして,著作権上の問題が指摘されできた.しかし,二次流通・二次創作を促進し,多くの人が創造行為を楽しめるようにすべきという意見が強くなっている.本稿では,日本を「創造大国」にするためのコンテンツ流通のあり方に関する「処方せん」を述べる.
著者
生貝 直人 チェン ドミニク 松本 昴 野口 祐子
出版者
国立研究開発法人 科学技術振興機構
雑誌
情報管理 (ISSN:00217298)
巻号頁・発行日
vol.49, no.10, pp.576-585, 2007
被引用文献数
2

2002年に最初のライセンスが公開されて以来,クリエイティブ・コモンズ(CC)は急速に活動を拡大し,現在では約1億4,000万以上のコンテンツと50か国以上のノードを数える広がりを見せている。そうした中で,ライセンスの活用方法やクリエイティブ・コモンズの組織のあり方は進化と変容を続け,当初の「法律家による」「無償コンテンツの流通促進」といったイメージからは大きく変化している。本稿では,「ビジネスモデル」と「Web2.0」という2つの観点から,多様性を増すCCライセンスの現在形と,今後の展開の可能性を紹介する。