著者
田上 正明 橋本 裕充 角田 修男 椿下 早絵 加藤 史樹
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.1-11, 2004 (Released:2004-12-28)
参考文献数
20

症例はサラブレッド種競走馬228頭であった。関節鏡手術を実施した関節数は244関節, 骨折部位は320ヵ所で主な部位は橈骨遠位外側139 (43.4%), 中間手根骨近位43 (13.4%), 橈側手根骨遠位48 (15.0%), 第3手根骨近位48 (15.0%) ヵ所であった。全体の競走復帰率は89.9%で, 競走歴のある症例の競走復帰率は92.8%であった。休養日数の平均は239.3日, 出走回数の平均は12.5回, 収得賞金の平均は1,382.0万円であった。術後成績は, 競走復帰率, 出走回数, 収得賞金において非常に良好であった。
著者
倉地 聡子 濱田 宏 田上 正 内野 博之
出版者
日本緩和医療学会
雑誌
Palliative Care Research (ISSN:18805302)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.73-77, 2023 (Released:2023-03-16)
参考文献数
8

【目的】東京医科大学病院(以下,当院)緩和ケアチームの過去5年間の活動状況と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が与えた影響を調査した.【方法】2016年4月から2021年3月の期間に当院緩和ケアチームが介入した患者データを後方視的に比較・分析した.【結果】2016年度から2020年度までの延べ依頼数,患者背景,依頼・介入理由に大きな変化はみられなかった.2020年度の依頼時PS 0の患者数は他年度と比較し有意に増加し,自宅退院患者数も有意に増加していた.【考察】調査結果から緩和ケアの早期からの導入が進んでいることがわかった.当院でもCOVID-19流行後,入院患者の面会制限が行われ自宅療養を選択する割合が増えている可能性が考えられた.【結論】緩和ケアチームへの介入依頼はCOVID-19流行の影響なく,5年間で有意な変化を認めなかったが,入院患者への厳しい面会制限は緩和ケアを実践するうえで障壁となった.
著者
田上 正明 橋本 裕充 角田 修男 椿下 早絵 加藤 史樹
出版者
獣医麻酔外科学会
雑誌
獣医麻酔外科学雑誌 = Japanese journal of veterinary anesthesia & surgery (ISSN:09165908)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.1-11, 2004-01-31

症例はサラブレッド種競走馬228頭であった。関節鏡手術を実施した関節数は244関節、骨折部位は320ヵ所で主な部位は橈骨遠位外側139(43.4%)、中間手根骨近位43(13.4%)、橈側手根骨遠位48(15.0%)、第3手根骨近位48(15.0%)ヵ所であった。全体の競争復帰率は89.9%で、競争歴のある症例の競争復帰率は92.8%であった。休養日数の平均は239.3日、出走回数の平均は12.5回、収得賞金の平均は1382.0万円であった。術後成績は、競走復帰率、出走回数、収得賞金において非常に良好であった。
著者
田上 正範 山本 敏幸 奥貫 麻紀
出版者
追手門学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

学生が大学卒業後も社会で活躍するために、学生と社会人とのコミュニケーション・ギャップを乗り越える、より実践的な育成モデルが必要である。本研究は、ギャップを乗り越える方法論として、「交渉学」に着目し、学生の現実的側面の向上を図るための動画教材の開発と、学生及び社会人のコミュニティ形成に取り組み、両者が学び合う実践モデルを研究した。これらの研究プロセスから得た知見を報告するものである。
著者
寺崎 秀則 田上 正 津野 恭司
出版者
熊本大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1986

1.未熟胎仔ヤギでのto and fro venovenous bypass ECLA安全性と有効性の実証:帝王切開にて娩出した, 在胎118〜139日, 体重700〜3190gの未熟胎仔ヤギ6例で, 頚静脈よりthin wall catheterを心房まで挿入して1本のカテーテルで交互に脱送血をくり返すto and fro venovenous bypass ECLAを実施した. 在胎132日以上, 体重2400g以上の3例は, 18時間〜32時間のECLA実施後, 気管内チューブを抜去でき, 自力でガス交換と経口摂取が可能となった. 在胎120日, 体重2000gの1例は, 87時間のV-VバイパスECLAの後離脱できたが, ベンチレーターで管理中に急に呼吸不全状態となりECLAを再開した. しかし, ガス交換補助が不十分であったため, V-VバイパスからV-Aバイパスへ変更した. 203時間のECLAを実施したが, 生体肺のガス交換能が全く改善しなかったのでECLAを断念した. 解剖の結果, 気道ならびに肺胞内は膿性の分泌物が充満していた. ベンチレーターならびに気道管理不良による感染で重症肺炎を合併したものと考えられる. 体重700g, 1250gの2例は, 未熟度が高度で, 低酸素症の改善がないまま, バイパス開始2時間で低血圧ついで心停止をきたして死亡した. 生体肺のガス交換能と心機能が未熟で, V-Vバイパスでは生命維持に必要な心肺機能を補助代行できなかったためであろう. 超未熟児の重症例ではV-VバイパスECLAよりV-Aバイパスが良いと考えられる.2.ECLAの臨床応用:在胎34週, 体重2000gのRSD患者がベンチレーター療法で気圧外傷を合併し, ガス交換が不良で生命の危険が迫ったのでECLAを実施した. 3日間のECLAで救命できた.以上のように, 頚動脈を損傷しないで済むto and fro venovenous bypass ECLAは, 体重2kg以上の新生児重症呼吸不全の治療に臨床応用可能である.
著者
石崎 雅勝 熊木 武志 幸野 豊 田上 正治 小出 哲士 ユルゲン マタウシュ ハンス 黒田 泰人 行天 隆幸 野田 英行 堂阪 勝己 有本 和民 齊藤 和則
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.425, pp.125-130, 2006-12-07

ハフマン符号化とはデータ圧縮技術の主流となっている方式の一つであり,高速かつ高圧縮であることが求められている.本報告では符号化にCAMによる一致検索結果を利用することで並列に符号化を実現する方法,及び符号化テーブルをリアルタイムにアップデートし,最適化することによって高い圧縮率を得ることができるアーキテクチャを提案する.提案アーキテクチャにおいて,テーブルを交換するタイミングを最適化することで,より高い圧縮率を得ることができると考え,シミュレーションによりJPEG画像におけるアップデートタイミングの最適化を行ったところ,データサイズはスタンダードテーブルを用いたハフマン符号化と比較し,最大22.6%の削減を実現した.