著者
門倉 暁 伊藤 啓 宮本 武明 稲垣 博
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.38, no.6, pp.419-425, 1981
被引用文献数
2

種々の可溶化羊毛ケラチンと2価銅イオンとの錯生成反応をゲル濾過法を用いて詳細に検討した. 試料としてシスチン残基にカルボキシメチル, α, β-ジカルボキシエチル, アミノエチル, およびスルホン酸基を導入した4種類の誘導体を調製した. ゲル濾過実験はSephadex G-25ゲルカラムを使用し, 溶出液に0.05M酢酸緩衝液を用い, pH 4.5~6.5の範囲で行った. 結合等温線は系のpHのみならず試料タンパク質間で非常に異なり, 導入された置換基の影響を強く受けることがわかった. 結合等温線から錯体の結合定数およびケラチンタンパク質の結合サイト数の算出はケラチンタンパク質中の結合サイト群を結合定数の大きい強いサイト群と小さい弱いサイト群の2種類に大別して行い, それぞれの結合パラメータを求めた. ケラチンタンパク質に導入されたアミノ基は非常に強いサイト群として作用するのに反し, カルボキシル基は比較的弱いサイト群を形成することがわかった.
著者
厚井 知穂 栗田 智子 庄 とも子 荒牧 聡 稲垣 博英 柴田 英治 蜂須賀 徹
出版者
日本産科婦人科内視鏡学会
雑誌
日本産科婦人科内視鏡学会雑誌 (ISSN:18849938)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.508-513, 2013 (Released:2014-06-16)
参考文献数
13

Disorders of sex development (DSD) are defined as congenital conditions in which development of chromosomal, gonadal, or anatomic sex is atypical. In some cases of DSD, especially 46,XY DSD and Turner syndrome (+Y), early bilateral gonadectomy is recommended; this recommendation is based upon the high incidence of gonadal tumors in affected individuals. Because these cases are frequently found in younger women, laparoscopic surgery is an excellent choice for minimally invasive treatment. We performed a prophylactic laparoscopic gonadectomy on three patients at the appropriate time after carefully determining the correct diagnosis.
著者
原 謙治 前田 篤彦 稲垣 博人 高嶋 洋一 小林 稔 阿部 匡伸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.5, pp.85-92, 2009-01-19
被引用文献数
4

ユーザが他人に見せる自分の顔映像を見せたい印象に変換する手法の研究を行った.近年,写真/動画共有サービス、テレビ電話、デジタルフォトフレーム等のサービスが利用可能となり、ネットワークを通して顔画像/映像を見せる機会が増加している。しかし,自分の映像の印象が見せたい印象と異なることがあるという問題がある.そこで本研究ではテレビ電話映像の印象向上のために専門家が行う色変換法の調査,調査結果に基づいた色変換技術の開発,開発した色変換技術の評価を行い,既存手法と比較した印象の向上とユーザ毎の色変換の好みの違いを確認した.また,提案手法を用いることでテレビ電話利用への意欲が高まることも確認した.We propose a facial color beautification method for video communication. The video-captured face often disappoints us, especially the subjects themselves, because the impression of the face is not as good as we expect. We solve this problem by retouching the captured video. We studied how the experts change the color of the video to improve the facial impression in video-phone, and developed a color transformation method based on the result. We also conduct a user study to evaluate our method. The result shows the effectiveness of our method and the diversity of user preferences.
著者
門倉 暁 伊藤 啓 宮本 武明 稲垣 博
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.38, no.6, pp.419-425, 1981
被引用文献数
2

種々の可溶化羊毛ケラチンと2価銅イオンとの錯生成反応をゲル濾過法を用いて詳細に検討した. 試料としてシスチン残基にカルボキシメチル, α, β-ジカルボキシエチル, アミノエチル, およびスルホン酸基を導入した4種類の誘導体を調製した. ゲル濾過実験はSephadex G-25ゲルカラムを使用し, 溶出液に0.05M酢酸緩衝液を用い, pH 4.5~6.5の範囲で行った. 結合等温線は系のpHのみならず試料タンパク質間で非常に異なり, 導入された置換基の影響を強く受けることがわかった. 結合等温線から錯体の結合定数およびケラチンタンパク質の結合サイト数の算出はケラチンタンパク質中の結合サイト群を結合定数の大きい強いサイト群と小さい弱いサイト群の2種類に大別して行い, それぞれの結合パラメータを求めた. ケラチンタンパク質に導入されたアミノ基は非常に強いサイト群として作用するのに反し, カルボキシル基は比較的弱いサイト群を形成することがわかった.
著者
稲垣 博人 早川 和宏 田中 一男
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1998, no.107, pp.17-24, 1998-11-27
被引用文献数
1

デジタル化した情報が消費者に自由に行き来する情報流通社会において,種々の情報の流通・配信を効率的かつ効果的に行なうためのテキストコンテンツ要約手法について述べる.デジタル社会においては,ユーザが効率的に情報を取捨選択できるようにするため,ユーザの嗜好・リソース・状況に応じて最適なテキストコンテンツに変換して配信することが要求される.そのため,種々の要約タスクに応じて,最適な自然言語解析を用い,要約を生成する必要がある.本稿では,テキストコンテンツの要約手法として話題解析に基づく表層的な要約手法と,深層処理を利用するイベント解析に基づく要約手法を提案する.それぞれの手法によって生成される要約文の特徴や処理の特殊性などの要約特性について述べる.In the information circulation world, text contents summarization is needed for effective and efficient circulation of information. To achieve effective and efficient communication between person, we have to maintain user preference, resource, and situation. There is not the only one best abstraction method, because of the difference of abstract characteristics in these abstract method. In this paper, we introduce two abstract methods. One is utilizing surface analysis method using topic in the document. The other is using deep semantic analysis based on event calculus in the document. Both abstraction methods have different characteristics to generate abstract, but it is necessary to merge both characteristics to gain better abstract.