著者
笠井 裕之
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要. フランス語フランス文学 (ISSN:09117199)
巻号頁・発行日
no.63, pp.75-154, 2016

構想の出発点について執筆時期について『地獄の機械』の各種草稿について
著者
笠井 裕之 田中 淳一 朝吹 亮二 朝木 由香
出版者
慶應義塾大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

瀧口修造は1960年代前半から他の芸術家との共同制作、いわゆる「コラボレーション」を活動の主軸とし、とりわけマルセル・デュシャンとの交流を通じてオブジェと言語をめぐる考察を深めていった。本研究は遺された草稿、メモ、書簡等の資料を読み解くことによって「後期瀧口」の歩みに光をあてる試みである。晩年の瀧口の創造的実践が、戦前のシュルレアリスム運動を「集団的想像力」の角度から捉えなおし、シュルレアリスムの新たな展開を導く試みであることを提示した。
著者
笠井 裕之
出版者
慶應義塾大学日吉紀要刊行委員会
雑誌
慶応義塾大学日吉紀要. フランス語フランス文学 (ISSN:09117199)
巻号頁・発行日
no.63, pp.75-154, 2016

構想の出発点について執筆時期について『地獄の機械』の各種草稿について
著者
笠井 裕之 高屋 和幸 児玉 明 富永 英義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.118, pp.31-38, 1997-12-05
被引用文献数
3

筆者らは,利用者の利用面,機能面に沿って構造化されたマルチメディアパッケージ情報によりサービス提供する,"マルチメディアプロシーディング()" を提案している.MPへの要求条件としてパッケージ情報(P)の柔軟な編集・加工機能が挙げられる.本稿では,コンテント情報が内容的階層構造をもつMPPを対象とした,コンテント情報単位での編集処理手法について検討した.特にMPP再編集・加工を実現するためのデータとして論理構造データを導入し,論理構造データを編集することにより,一括してMPPビットストリーム変換を実現する手法について述べた.最後に処理量の観点から変換処理について考察し,変換処理時間がMPPビットストリーム内におけるデータ検索のためのスキャニング処理に大きく依存することを明らかにした.In this paper, we study the Multimedia Proceedings(MP) bitstream transformation method for re-edition of Multimedia Proceedings Package(MPP). At first, we summarize the requirement for re-editing function in MP, and show the logical structure data for re-edition. Next the re-editing processing for the logical structure data is showed, and MPP bitstream transformation method using this data is explained. In particular, we indicate the function of each transformation processors, which are MPP Parser, Decoder, Encoder and Controller, and transformation processing order. At last, we realize the transformation, and estimated the transformation from the viewpoint of processing times.
著者
児玉 明 笠井 裕之 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18
被引用文献数
3

インタラクティブ画像提供サービス,有料放送などでの秘匿性制御を考慮したブラウジング機能実現方式を既に提案している.本方式では低品質画像はプラウザおよび秘匿性制御画像として自由に見ることができ,利用者が高品質画像を要求したときに課金するサービスを想定している.これらサービスへの応用を考え,本稿では信号劣化の観点からプラウジングのための画像品質の制御方式について,汎用動画像符号化方式(以下,MPEG2)に基づいて検討する.
著者
笠井 裕之 山崎 憲一 倉掛 正治
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.523, pp.19-24, 2004-12-09

本橋では,コンテキストアウェアサービス等のプッシュ型情報通知システム構築を目的として,情報通知による"情報認知度"と"タスク負荷度"を考慮した"情報通知ユーザモデル"を提案する.特に,ベイジアンネットワークによる巨視モデルを提案するとともに,通知情報量とタスク情報処理量を考慮した効用関数に基づく通知制御方式を提案する.モデル構築にあたっては,モバイル環境下での携帯端末への情報通知サービスを想定し,評価アプリケーションを用いてデータ収集を行うことで,初期モデル構築する.最後に,構築モデルを用いて確率推論から得られる"情報認知度"と"タスク負荷度"の変動結果を示す.