著者
奥野 洋平 朱青 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.19, pp.59-64, 2001-03-02

デジタルビデオカメラの普及およびPCの発達により,一般人でも映像の撮影,保存を行なえる環境が整いつつある.しかし編集および閲覧するための設備はいまだ不十分であり.より容易に高速に所望のシーンにアクセスするため,映像の特徴を示す情報(インデックス)を自動的に抽出し,ラベル付けする技術(インデキシング)が必要とされている.一般人の撮影する映像には撮影対象が人物である場合が多く,インデックスとして登場人物や人数,人物の動きなどが求められる.本稿では,これらのインデックスを抽出するために,人物顔を映像から検出するシステムを検討している.中でも顔追跡の方法にCamShiftアルゴリズムを用いており,インデキシングに適した応用方法について述べる.By the spread of a digital video camera and the development of PC, we can film and store it easily now. However, the facility to edit and watch is not enough. IN order to access a desired scene at high speed more easily, a technology extractinng information to show video contents is needed. There are many cases that the target is a person to the picture which we film as a hobby, and a character and the number of people, movement of a person are needed as an index. I examine a system detecting human faces from a picture in order to extract these indexes in this paper. I use CamShift algorithm in a method of a face traking and describe a suitable method to index.
著者
浜 崇之 中里 秀則 淺谷 耕一 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.692, pp.377-380, 2004-02-27

今日,映像や音声をストリーミングする仕組みとして,P2Pストリーミングが注目されている.このP2Pストリーミングシステムによるライブ中継では,中継ピアの離脱により後続ピアのストリーム停止をもたらす.本稿において,ピアの離脱の影響を低減させたP2Pライブストリーミングシステムを提案する.本提案手法は,広くて浅いP2Pネットワークを構築して,離脱の可能性が低いピアを親とする手法である.文,送信元への複数経路化も検討する.シミュレーションにより,ビア離脱の影響を評価した
著者
手塚 奨 中里 秀則 太田 現一郎 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.457, pp.399-403, 2009-02-24

大型地震に代表される,大規模災害が発生した時には平常時の数十倍のトラヒックが発生する.この場合の通信の確保が重要な命題となっている.その対策として,アドホックネットワークやAP(Access Point)間無線通信が注目され,様々な検討がなされている.本報告では,アドホックネットワークの通信安定エリアまでマルチホップさせ,バックボーンを確保するという概念をベースとして,被災地において被害を免れた既存網を補間要素として利用する通信制御方式を提案する.本方式では,構築するマルチホップネットワークにデータ伝送,既存網に位置管理を担わせ,通信を実現させる.また,ユーザ端末には第4世代携帯電話を想定している.
著者
児玉 明 富永 英義
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.73-78, 1997
参考文献数
27

我々はマルチメディアサービスの統合化を目指した構造化データとして, マルチメディアブロシーディングパッケージを提案している.本稿では, 情報冷蔵庫システム及びMPにおける各種メディア情報を統括する利用者側の機能性を考慮した構造化方式として, スケーラビリティの概念を適用し, さらなる拡張概念として"マルチメディアスケーラビリティ"を提案した.また, マルチメディアプロシーディングパッケージの構造化の要求条件を受け, 提供できる機能及び情報構成方式としてスケーラビリティプロファイルを提案した.プロファイルによるMPの実現機能について述べ, プロファイルを利用した情報の編集, 加工の例として, 画像情報におけるスケーラビリティを利用した情報変換手法を取り上げ, プロファイルを利用することの有効性を示した.
著者
宮森 恒 粕谷 英司 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学
巻号頁・発行日
vol.95, no.582, pp.1-8, 1996-03-15

本稿では, 画像構造化モデルVDAの概念に基づいたデータ構成をとることにより, 任意形状の映像コンテントを編集加工機能の対象として扱える符号化方式を提案する. 本方式では, 符号化されるデータ列が, 映像情報の符号化データである素材データと, 各素材データを指定された表示属性をもつ出力情報に変換するための記述を行なう加工用データから構成される点が特徴である. ここでは, 任意形状に対応した直交変換に関する比較実験を行ない, SADCTに対するスキップスキャニングを用いた場合, 境界部分を含むブロックの係数に要する符号量を境界部のブロック数の割合に応じて70〜80%に抑えられることを確認した. また, 映像コンテントの編集加工機能は従来方式の問題点を解決し意図した基本性能が実現されていることを確認した.
著者
宮森 恒 粕谷 英司 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.80, no.6, pp.1590-1599, 1997-06-25
被引用文献数
32

本論文では, 動作語を用いた問合せを受け付ける映像検索方式を提案する. 提案方式は,「だれだれが〜するシーンを検索せよ」といった動作に関連した問合せと, それが暗示する物体の位置関係とその時間変化に着目し, これを動き関連の言葉と階層的に対応づけ, 照合することによって映像の内容検索を実現するものである. 本方式は, 物体の近似手法により種々の映像へ適用可能と考えられ, 単純なキーワード検索ではカバーしきれない映像の内容にまで踏み込んだ内容検索機能をユーザに提供できる点が特徴である. ここでは, テニス2試合90ポイント分の中継映像を例とし, 映像インデキシングの自動化・半自動化が比較的容易に行えること, テニスの動作判定に不可欠なボールのインパクト時刻の検出に, 前/後方選択型の速度ベクトルが効果的であることを実験的に示した. また, テニスの中継映像を用いた検索実験によって, 定義した10の動作語について全体として4.8%の検出誤り, 1.9%の検出もれといった結果が得られ, 提案手法によって映像の内容検索が有効に実現できることを示した.
著者
小島 久史 三好 匠 田中 良明 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-I, 通信I-情報通信システム・理論 (ISSN:09151877)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.362-370, 1998-06-25
被引用文献数
11

B-ISDNが実現されると, 放送をはじめとする各種マルチキャストサービスがトラヒックのかなりの部分を占めると考えられる.そのなかでも, 今後多数出現すると考えられているミニ放送や専門放送等の視聴率の低いサービスでは, 視聴者のいる局が少なく, また時間と共に変化するので, 動的なマルチキャストルーチングを行う必要がある.また, B-ISDNの基盤となるATM網においては, VPが網の目のように張りめぐらされており, VP環境を意識したルーチングが必要である.本論文では, VP使用の制御を行う直通VP制限アルゴリズムを提案し, ATM網に適用したときの特性評価を行った.その結果, 物理網が非階層構成の場合は提案アルゴリズムが適していること, 階層構成の場合は静的ルーチングで十分であることがわかった.
著者
富永 英義 MUSMANN H. JUDICE C. KUNT M. CHIARIGLIONE エル 小舘 亮之 児玉 明 安田 浩 小松 尚久 相沢 清晴 田崎 三郎 酒井 善則 安田 靖彦 JOZAWA Hirohisa YABUSAKI Masami MIKI Toshio SAKURAI Yasuhisa FUKUDA Toshio ALGAZI V. SHAFER R. KOMIYA Kazumi ALGAZI V PROF.H. Musm SHAFER R. 羽鳥 光俊 原島 博 辻井 重男 花村 剛
出版者
早稲田大学
雑誌
国際学術研究
巻号頁・発行日
1994

前年度の活動の成果として得られた、シンタックス、ツール、アルゴリズム、プロファイルという4つの異なる要素から構成するフレームワークを基本構造とし、今年度は,主に,具体的要素技術の比較および評価,確認実験モデルの作成,動画像ドキュメントアーキテクチャの概念に基づく符号化方式の具体化作業を行なった。まず、具体的要素技術の比較評価テストについて。Functionality、テスト画像クラス、ビットレートによって評価対象を分類し、比較評価テストを行なった。ただし、テストの際、基準となる比較対象(アンカー)として、CIFフォーマットを用いたMPEG1およびCIFあるいはQCIFを用いたH.263を使用した。比較評価の結果、10kbpsを中心とした低ビットレート範囲ではビットレートが高くなるほどアンカーおよびブロックベース手法の結果が良好であること、低ビットレートにおいてはフレームレートの設定がその画質評価結果を大きく左右する要因であること、Content based functionaliesを有する方式はアルゴリズムの種類が増大し要素としての評価が難しい傾向を示すこと、が主に明らかとなった。良好な性能を示す要素技術の候補としては、long term memory, short term memoryを併用する手法、イントラフレームにウェーブレットを適用する手法、グローバル動き補償とローカルアフィン動き補償の組合わせ、ブロック分割手法、matching pursuits手法等が挙げられた。次に、確認実験モデルの作成について。長期に渡る議論の結果、確認実験モデルとしてはビテオオブジェクト平面という概念で表される複数のビテオコンテントを入力情報源として適用可能なモデルが選択された。この確認モデルは、H.263の拡張動きベクトルおよびアドバンスト予測方式を採用すること、2値形状は4分木符号化、多値形状は4分木符号化+VQを使用すること、コンテント境界はpaddingを行って符号化することを主な条件として作成されることとなった。最後に、動画像ドキュメントアーキテクチャの概念に基づく符号化方式の具体化について。メディアの統合的扱いが可能なフォーマットおよび既存データの再利用機能が将来のマルチメディア情報環境において特に重要であるという観点から、文書の編集加工処理を構造的に行なうデータアーキテクチャであるODAの概念をビデオ・ドキュメントアーキテクチャ(VDA)として動画像符号化への適用を試みた。まず、ビデオコンテントをカメラの光軸に垂直な単一の静止平面(背景のみ)と仮定しこれを入力としてカメラパラメータを分離符号化する方式を検討した。続いて、αマップと原画像情報を入力として、VDAの概念に基づいたプロセッサブル符号化方式を検討した(H.263を基本とし、任意形状に対応した直交変換、αマップ符号化、コンテント・時間単位データ多重化を主に加えた構成)。実験の結果、前者の方式は正確なカメラパラメータが計測できる場合約50[dB]の平均SNRで複号化できる能力をもち、検出するパラメータ誤差が蓄積するに従ってこの値が急激に減少する傾向を子示すことが分かった。また、攻守の方式については、カメラ操作およびビデオコンテントの移動・消去・表示優先度・追加等の編集シミュレーションを行ない、意図した動画像の編集加工機能・データ再利用機能がVDAモデルにより効果的に実現されていることを確認した。また、簡単な加工用データ操作記述言語を試作することにより、編集処理の迅速性、内容の可読性が大きく向上されることを示した。今後は、画像合成を行なう際のMapping処理の高速化、ビテオコンテントのデータのバッファリング処理、透明度を考慮したαマップ符号化、ランダムアクセス機能の実現手法・ドキュメントアーキテクチャの概念で扱えるメディア範囲の拡張などが課題として挙げられた。
著者
竹内 俊一 四分一 大介 寺島 信義 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.83, no.12, pp.2675-2685, 2000-12-25
被引用文献数
8

ズームイン・ズームアウト画像シーケンスを用いた画像モザイク化処理によるロバストな絵画等の高精細ディジタル化手法を提案する.本手法は, 撮影対象の画像特徴やカメラの動きに起因するモザイク化処理のは破綻を回避できる点に特徴がある.本手法では, まずビデオ画像シーケンス獲得時に高解像度化が要求される領域と画像全体像の間でズームイン・ズームアウトを繰り返す撮影を行う.そして, その撮影画像フレーム間(隣接フレーム間及びanchorフレームと任意画像フレーム間)の平面射影変換推定を行い, その平面射影変換の推定精度に関して評価を行う.そして, 十分な精度で推定された平面射影変換行列を判定し, その行列のみを用いた画像モザイク化処理により, 平面静止画の高精細ディジタル化を実現する.本論文では実験を通じ, 本手法が, 平面射影変換推定の誤推定を回避し, 高精度かつ良好に平面静止画の高精細ディジタル化を実現できることを示した.また, 誤推定が生じない場合にも, 本手法が誤差累積の影響を受けず良好に画像モザイク化を実現できることも示した.
著者
河村 圭 渡辺 裕 富永 英義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.99, pp.7-16, 2003-10-03
被引用文献数
9

マンガは線画を中心に構成されているため,ベクトル化が有効な符号化手法である.しかし,単純なベクトル化は,網点の存在により逆に符号量の増加をまねく.また,網点を含んだままの解像度変換はモアレの発生原因となる.そこで,本稿では,マンガをベクトル表現する際に網点部分を分離して多階調近似し,残りの線分と共に符号化する手法について検討する.Vectorization is an effective technique for comic image coding, since comics are mainly consist of line drawings. However, an existence of halftone-dots causes an increase of coding bitrate if simple vectorization is used. In addition, moires occur when a resolution of the image with halftone-dots is changed. In this paper, we propose a new technique to achieve highly efficient comic image coding. First, we separate the area of halftone-dots and line drawings from an image. Then, a continuous tone approximation is applied to the area of halftone-dots. Next, the conventional vectorization is applied to line drawings. Finally, these two components are mixed together.
著者
笠井 裕之 高屋 和幸 児玉 明 富永 英義
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.118, pp.31-38, 1997-12-05
被引用文献数
3

筆者らは,利用者の利用面,機能面に沿って構造化されたマルチメディアパッケージ情報によりサービス提供する,"マルチメディアプロシーディング()" を提案している.MPへの要求条件としてパッケージ情報(P)の柔軟な編集・加工機能が挙げられる.本稿では,コンテント情報が内容的階層構造をもつMPPを対象とした,コンテント情報単位での編集処理手法について検討した.特にMPP再編集・加工を実現するためのデータとして論理構造データを導入し,論理構造データを編集することにより,一括してMPPビットストリーム変換を実現する手法について述べた.最後に処理量の観点から変換処理について考察し,変換処理時間がMPPビットストリーム内におけるデータ検索のためのスキャニング処理に大きく依存することを明らかにした.In this paper, we study the Multimedia Proceedings(MP) bitstream transformation method for re-edition of Multimedia Proceedings Package(MPP). At first, we summarize the requirement for re-editing function in MP, and show the logical structure data for re-edition. Next the re-editing processing for the logical structure data is showed, and MPP bitstream transformation method using this data is explained. In particular, we indicate the function of each transformation processors, which are MPP Parser, Decoder, Encoder and Controller, and transformation processing order. At last, we realize the transformation, and estimated the transformation from the viewpoint of processing times.
著者
越井 剛 大崎 佑紀 高木 真一 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.632, pp.53-58, 2003-01-28

本橋では,高精細ディジタル画像人力のためのビデオモザイク方式の実現を目標とし,ズームとスキャニング撮影によるモザイク化方式を提案する.これによって,ユーザは被写体全体を高精細を生成,もしくは興味領域のみの部分的な高精細化した画像を生成することを可能とする.被写体全体を含む画像を基準画像として用い,撮影位置・撮影カバー面積情報を用いた各フレームの低解像度変換処理により,各フレームと基準画像との解像度の相違による処理の破綻の回避,被写体全体を含む画像との差分パラメータを推定することにより累積誤差の低減を実現する手法について検討する.
著者
児玉 明 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.464, pp.73-78, 1997-12-20
被引用文献数
4

メディア統合およびマルチメディアサービスの統合化を目指した構造化データとして, マルチメディアプロシーディングパッケージを我々は提案している. 本稿では, MPPを利用したテレレクチャリングシステムを提案した. 特に, テレレクチャリングシステムとして, 学会講演システムにおけるシステム構成とMPPデータの構成について考察した. 本提案システムは情報冷蔵庫システムに基づき, MPPデータの事前配送により, 利用者端末内でのMPPデータの再生による実現システムである. 特に, MPPデータとして, 司会, 発表映像・音声, 発表原稿の情報による構成法について述べ, MPPのレベル, プロファイル記述により, 実現できる機能及び特微について述べた.
著者
岩崎 俊介 池上 大介 中里 秀則 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.14, pp.61-64, 2006-04-13
参考文献数
5

近年,大規模ワームや分散型サービス拒否(DDoS: Distributed Denial of Service)攻撃といったサイバー攻撃が深刻な社会問題となっている.これらの攻撃パケットの送信元IPアドレスは偽装されていることが多く,攻撃発信元を特定することが困難である現状がある.そこで本研究では,AS間のルーチングに利用されているBGP(Boarder Gateway Protocol)の特性を利用した,送信元IPアドレス偽装パケット検知手法を提案する.
著者
越井 剛 大崎 佑紀 高木 真一 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.9, pp.53-58, 2003-02-03

本稿では,高精細ディジタル画像入力のためのビデオモザイク方式の実現を目標とし,ズームとスキャニング撮影によるモザイク化方式を提案する.これによって,ユーザは被写体全体を高精細を生成,もしくは興味領域のみの部分的な高精細化した画像を生成することを可能とする.被写体全体を含む画像を基準画像として用い,撮影位置・撮影カバー面積情報を用いた各フレームの低解像度変換処理により,各フレームと基準画像との解像度の相違による処理の破綻の回避,被写体全体を含む画像との差分パラメータを推定することにより累積誤差の低減を実現する手法について検討する.
著者
越井 剛 大崎 佑紀 高木 真一 小舘 亮之 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ITS (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.630, pp.53-58, 2003-01-28

本橋では,高精細ディジタル画像人力のためのビデオモザイク方式の実現を目標とし,ズームとスキャニング撮影によるモザイク化方式を提案する.これによって,ユーザは被写体全体を高精細を生成,もしくは興味領域のみの部分的な高精細化した画像を生成することを可能とする.被写体全体を含む画像を基準画像として用い,撮影位置・撮影カバー面積情報を用いた各フレームの低解像度変換処理により,各フレームと基準画像との解像度の相違による処理の破綻の回避,被写体全体を含む画像との差分パラメータを推定することにより累積誤差の低減を実現する手法について検討する.
著者
児玉 明 笠井 裕之 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1996, 1996-09-18
被引用文献数
3

インタラクティブ画像提供サービス,有料放送などでの秘匿性制御を考慮したブラウジング機能実現方式を既に提案している.本方式では低品質画像はプラウザおよび秘匿性制御画像として自由に見ることができ,利用者が高品質画像を要求したときに課金するサービスを想定している.これらサービスへの応用を考え,本稿では信号劣化の観点からプラウジングのための画像品質の制御方式について,汎用動画像符号化方式(以下,MPEG2)に基づいて検討する.
著者
小菅 康晴 富永英義 伊藤 典男 小松 尚久 金 東輝
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.1023-1032, 1995-04-15
被引用文献数
15

本論文で提案する情報冷蔵庫システムは、将来のマノレチメディア情報化時代に適した情報配送インフラストラクチャとして、センタエンド形情報提供システムにおける情報配送の効率化と、配送された情報を利用者の独自の要求に沿って編集加工する手段の提供と、利用した情報のみに課金する手段の提供を目指すものである。本システムにおいては、情報センタは全ユーザ装置(UE)へ同時に情報配送を行い、各UEは配送された情報を内部の大容量記憶部に蓄積保存する。利用者は、UEに蓄積された情報から必要なものを選択、編集、加工して利用し、料金は蓄積された情報ではなく利用した情報に課せられる。本システムの特徴は、蓄積を前提とした情報の同報配送と相手選択通信により効率的/経済的情報配送と利用情報のみへの課金を行う点、およびUEでの情報蓄積機能を情報の配送速度と再生速度の分離、利用者独自の情報検索、編集、加工にも活用する点にある。本論文ではシステムの基本構成および制御と、構成上の最大のポイントであるUEの構成および制御について明らかにする。
著者
箭内 浩典 中里 秀則 富永 英義
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NS, ネットワークシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.355, pp.19-24, 2006-11-09

分散型サービス拒否(DDoS)攻撃対策のひとつとして,IPトレースバックがある.現在多くのトレースバック手法が提案されているが,実用化には不十分で次のような欠点がある.確率的パケットマーキング方式は,パケットがルータを通過する際に部分的な経路情報をマークする手法であるが,攻撃被害者が攻撃経路を再現するためには非常に多くの計算時間がかかり,大規模な攻撃に対応できない.ICMP方式は,低い確率でルータを通過するパケットをサンプリングし,その中身とリンク情報をICMPトレースバックメッセージとして送信する手法であるが,ひとつの攻撃経路あたり数万パケットほどの多量のパケットを再現に要する.そこで,本稿ではICMP方式とマーキング方式を併用する複合型IPトレースバック手法を提案する.2つの情報を活用することで,マーキング手法の欠点である攻撃元までの経路構築・攻撃元探査に要する時間を減らす手法について示す.