- 著者
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笹谷 康之
中村 良夫
- 出版者
- 社団法人日本造園学会
- 雑誌
- 造園雑誌 (ISSN:03877248)
- 巻号頁・発行日
- vol.48, no.5, pp.318-323, 1985-03-30
- 被引用文献数
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摘要 伝統的な農村集落とは村人にとって一つの小宇宙を構成しており,そこには濃密な意味が込められた象徴的な場所・領域一方向か存在し,土地にまつわる肌理細かい空間認識の体系が認められる。そこて本論ては,多摩丘陵の一角にある川崎市久末集落を事例に,地名,地物の空間的認識,集落内集団の呼称,土地にまつわる伝承,古老の体験なとから,村人の民俗分類に立脚した集落の空間構成について報告するものてある。