著者
奥田 泰雄 西村 宏昭 植松 康 萩原 一郎 喜々津 仁密 高橋 章弘 池内 淳子
出版者
一般社団法人 日本風工学会
巻号頁・発行日
pp.40, 2008 (Released:2008-12-03)

内閣府では「災害に係る住家の被害認定基準」を定めて、住家の被害の程度を合理的に評価することを推奨している。しかしこの被害認定基準が主に地震災害に基づいて構成されているために、強風災害では認定結果と被害状況との乖離があること、強風被害特有の被害事例がないため判定が困難であること、といった課題が指摘されている。この論文は内閣府被害認定基準の問題点の整理し、強風災害への適用を考慮した認定基準の雛型を提案した。
著者
西村 宏昭
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
日本風工学会誌 (ISSN:09121935)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.41-46, 2010-01-31 (Released:2010-04-16)
参考文献数
15
被引用文献数
2
著者
丸山 敬 河井 宏允 西村 宏昭 花谷 真由子
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
日本風工学会論文集 (ISSN:13493507)
巻号頁・発行日
vol.39, no.1, pp.1-12, 2014-01-31 (Released:2014-03-20)
参考文献数
27
被引用文献数
1

Even though the importance of protecting windows from windborne debris under strong winds, there are still no available building codes or standards for their protection to building cladding in Japan. By contrast, some specifications for cladding performance under impact from windborne debris, including testing methods, exist in some foreign country and ISO standards. It is necessary to investigate the impact performance for roof tiles, representative windborne debris in Japan, in order to make domestic codes or standards. We made a new designed air cannon which can propel not only steel balls and a lumber but also a roof tile as missile. A series of impact tests based on ISO 16932 was conducted on laminated glasses by various missiles. This paper described the results of the impact performance and proposed standard missiles those include a lumber missile with equivalent destructive power to roof tiles.
著者
河井 宏允 西村 宏昭
出版者
一般社団法人 日本風工学会
巻号頁・発行日
pp.19, 2003 (Released:2006-01-26)

強風による瓦の飛散原因を調べるため,自然風中において寄せ棟屋根上の瓦の表面と裏面に作用する風力を測定した。測定は,強風地帯で行われている軒先を完全にシールした場合と,軒先をシールしない場合の両方の状態で行った。軒先をシールすることによって,風上屋根面の野地裏の平均圧力が低下し,瓦に作用する正味の平均揚力も低下する。瞬間的に瓦に大きな揚力が働くのは,風が軒に対してほぼ正面から当たる場合の風上側の屋根面であり,この場合,瓦の表面に作用する風力が瞬間的に大きく低下する一方,野地裏の圧力即ち瓦の裏面の圧力はほぼ平均値を保つ。軒先をシールした場合には,瓦の表面の圧力が大きく低下する時,野地裏の圧力も追従して低下する結果,瓦に作用する正味の圧力がそれ程低下しない。したがって,軒先のシールは瓦の飛散防止にとって効果的な方法の一つと考えられ。
著者
西村 宏昭 高森 浩治 丸山 敬
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
日本風工学会論文集 (ISSN:13493507)
巻号頁・発行日
vol.34, no.4, pp.95-102, 2009-10-01 (Released:2010-01-29)
参考文献数
4

A sudden severe storm destroyed a large tent structure connected to some concrete weight cubes, at near coast in Tsuruga City, Fukui Prefecture. High wind accompanied with the gust-front in the storm killed a man and injured nine persons. While the tent structure had an opening faced to sea, it was covered on remained walls with canvas. In this situation, when wind attacked from the open face, the tent would be easily lifted up, even though some weights might fairly resist to the lift caused by wind. This study describes the observation of damage to the tent structure and wind tunnel test results, which was carried out to quantify the wind load when the tent will be blown off in various situations of wall coverings.
著者
池内 淳子 植松 康 奥田 泰雄 西村 宏昭 高橋 章弘 萩原 一郎 谷口 徹郎 谷池 義人
出版者
一般社団法人 日本風工学会
雑誌
風工学シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.20, pp.41-41, 2008

本研究では、竜巻等突風災害に対する行政の災害対応能力向上を目的とし、竜巻等突風災害対策に対する課題を抽出し、有効と考えられる竜巻等突風災害対策を提案した。以下に結論を示す。<BR>(1)現佐賀市地域防災計画は、竜巻災害に特化した記述内容を持つ数少ない防災計画であり、今後は対策の具体化が課題である。<BR>(2)竜巻等突風災害は、被害状況としては台風災害に類似しており、災害発生は突発的で地震災害に類似している。一方で、災害原因の確定が遅れやすく、結果的に直後の災害対応が遅延する可能性の高い災害であるといえる。このことから、建物のガラス等飛散防止対策や飛来物対策等の考案と普及、施設や避難所の安全性の提示、気象庁発表の「竜巻注意情報」や竜巻等突風災害発生情報の有効活用、一般市民に対する竜巻等突風災害に関する普及啓発に関して提案を行った。