著者
岡林 秀樹 杉澤 秀博 高梨 薫 中谷 陽明 柴田 博
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.69, no.6, pp.486-493, 1999-02-25 (Released:2010-07-16)
参考文献数
32
被引用文献数
22 5

The purpose of this study was to extract the factor structure of coping strategies and to examine their direct and indirect effects on burnout. Eight hundred thirty four valid responses obtained from primary caregivers of impaired persons aged 65 years old and over living in the community were analyzed. The results of covariance structural analysis were as follows: Three second order factors, including “Approach”, “Avoidance, ” and “Support seeking, ” were extracted. Five factors, “Keeping their own pace, ” “Positive acceptance of caregiving role, ” “Diversion, ” “Informal support seeking, ” and “Formal support seeking, ” were extracted as first order factors. “Keeping their own pace, ” directly decreased burnout and “Diversion” indirectly decreased burnout through caregiving involvement. “Informal support seeking” directly increased burnout and “Positive acceptance of caregiving role” indirectly increased burnout through caregiving involvement.
著者
荒木 厚 出雲 祐二 井上 潤一郎 服部 明徳 中村 哲郎 高橋 龍太郎 高梨 薫 手島 陸久 矢富 直美 冷水 豊 井藤 英喜
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.32, no.12, pp.804-809, 1995-12-25 (Released:2009-11-24)
参考文献数
12
被引用文献数
4 2

外来通院中の60歳以上の老年者糖尿病383例 (男132例, 女251例) を対象に, 食事療法の負担感に関する面接アンケート調査を家庭訪問により行った. カロリー制限, 食事のバランス, 規則正しい食事, 好物の制限, 間食の制限, 外食時の制限, 食事療法全体に対する負担感の7項目について質問し, 各質問の回答に「全く負担がない」の1点から「非常に負担である」の4点まで配点し, 7つの質問に対する回答の得点を合計して食事療法負担度のスケール化を行った (α係数=0.80). 食事療法負担度は女性, 老年前期, 高血糖例, 経口剤治療例で大きくなり, 食事療法の順守が良好であるほど軽減した. さらに食事療法負担度は社会や家族のポジティブサポートが大きい程小さくなり, ネガティブ社会サポートが大きくなる程大きくなり, 単に糖尿病の治療にかかわる要因のみでなく, 社会的要因によっても大きな影響を受けることが明らかとなった. また, 食事療法負担度が大きい程, モラールは低くなり (r=0.18, p<0.001), 食事療法に対する負担感の有無は, 老年糖尿病患者のQOLに大きな影響を与えることが示唆された.
著者
宮崎 清恵 高梨 薫
出版者
神戸学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

周産期医療施設766施設においてソーシャルワーク業務を担当している職員に対するアンケート調査、事例研究、および文献研究をおこなった。それらの分析により、極低出生体重児へのソーシャルワーク実践モデルを開発した。実践モデルは(1)実践理論、(2)実践の対象、(3)実践の意義、(4)援助の手続き、(5)必要な知識・価値・技能、(6)業務環境で構成される。今回の研究では、それぞれの項目の内容を明確にした。