著者
人見 滋樹 前里 和夫 レシャード カレッド 高橋 憲太郎 永田 格 奥田 正 鈴木 庸
出版者
特定非営利活動法人 日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.151-160, 1981-06-10 (Released:2011-08-10)
参考文献数
15

甲状腺癌23例について治療成績を中心に, 性, 年令, 組織型, 予後について報告した.I131の摂り込み陽性の16例のうち, RI療法は2例で完全寛解・13例で腫瘍縮小効果がみられ, 無効は摂り込みの極めて少なかった1例のみであった.RI療法により転移巣の縮小と減少がみられた1例で, 両側肺転移巣の切除を行なった.切除標本からRI療法の効果を組織学的に確認しえた.肺転移は女性に高率で予後は若年発癌者の方が良好であった.乳頭腺癌と濾胞腺癌とでは肺転移率と予後に差異はなかった.
著者
石川 日出志 七海 雅人 中野 泰 佐藤 信 平川 新 平川 南 千田 嘉博 川島 秀一 浅野 久枝 竹井 英文 八木 光則 安達 訓仁 宇部 則保 菅野 智則 斉藤 慶吏 佐藤 剛 菅原 弘樹 高橋 憲太郎 千葉 剛史 福井 淳一 室野 秀文 小谷 竜介 辻本 侑生 藤野 哲寛
出版者
明治大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

気仙地域は、海・陸域の複合生態系が豊富な資源を生み出し、縄文時代から現代までそれらを活用した人類営為が展開した。本研究は、当地域の歴史文化を歴史・考古・民俗学の手法で研究し、地域の方々と行政に提供する。これは甚大な東日本大震災被害から復興する当地域の方々を支援する取組でもある。調査は多岐に亙る。考古学では、古代・中世の漁撈関係遺物・集落遺跡データの集成、被災地域石碑の所在調査、中世塚・板碑群調査、中世城館群の縄張図作成等。歴史学では、中世遺跡群と文献史料との比較、熊谷家近世文書群の調査、大島正隆論文の公開等。民俗学では横田・小友地区で民俗慣行の調査と実施。3か年市民向け報告会を開催した。
著者
井上 修平 鈴村 雄治 高橋 憲太郎
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.32, no.9, pp.861-866, 1994-09-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
10

48歳, 男性に発症した間質性肺炎を経験した. 給湯用の銅管溶接作業に従事し, 約7時間の作業終了前頃より悪寒, 発熱がみられ, 呼吸困難となり紹介入院となった. 胸部X線写真で両肺野のスリガラス様陰影があり, 動脈血ガスは PO2 34.5Torr, PCO2 29.4Torr と著明な低酸素血症を示していた. 経気管支肺生検では胞隔へのリンパ球浸潤や線維化がみられ, 肉芽腫性肺臓炎の所見を呈した. 症状および胸部X線異常陰影はステロイド剤の投与で軽快した. この間質性肺炎の原因として銅管溶接時に使用した銀ろうに含まれるカドミウムフュームが考えられた. 本論文で自験例を掲示し, 若干の文献的考察を加えて報告した.