出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1070, pp.68-71, 2016-04-28

インバウンド需要を追い風に、アパグループは大規模ホテルの開発を予定している。例えば客室数1015室の「アパホテル&リゾート2両国駅タワー>」(東京都墨田区、19年春完成予定)と、同約2400室の「アパホテル&リゾート2横浜ベイタワー>」(横浜市、19年秋完…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.643, pp.47-51, 1999-06-28

アリーナからスタジアムへと変化するさいたまスーパーアリーナ。総重量1万5000tの巨大なブロックが70m移動して空間が生まれ変わる。このムービングブロック内には,給排水設備,空調設備,防災設備などが張り巡らされている。これらの設備が移動に対応するよう,アリーナ側とスタジアム側で配管やダクトを離接合する"動く設備"を開発した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.652, pp.92-95, 1999-11-01

戦災で3階部分を焼失し,2階建てで"仮復旧"した東京駅・赤レンガ駅舎。1914年に完成した辰野金吾の代表作は,仮の姿のまま既に50年の歳月を経た。これまで幾度となく「建て替え」「保存」の論議にさらされてきたが,ついに元の姿に復元されることが決まった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.759, pp.22-27, 2003-12-08

3万本のガラスチューブで構成された外壁に夜間、「LOUIS VUITTON」のロゴが浮かび上がる。1237m2という総面積は、「ルイ・ヴィトン」ブランドの国内店では4番目の広さだ。六本木ヒルズを東西に結ぶ六本木けやき坂通りのほぼ中央に建っている。 基本設計は青木淳氏、アウレリオ・クレメンティ氏、エリック・カールソン氏による共同体制で進められた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.738, pp.24-27, 2003-02-17

校舎の窓から六本木ヒルズがよく見えるが、平日からよくあんなに人がいるものだとびっくりする。この中学校も校舎が新しいので間違えて入ってくる人もいる。生徒は登下校にけやき坂を使っているが、新しい街ができたといっても、子供たちはクールな反応だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.687, pp.100-103, 2001-03-05

高知県十和村とおわそんで建設業を営む国沢組は1988年8月,十和村立大道おおどう小学校の体育館新築工事を9430万円で請け負い,89年3月に工事を完了して建物を村に引き渡した。その後,追加・変更工事代金を村に請求したが,村が支払いを拒否したため,90年4月に村を相手取り,総額753万円の支払いを求める訴訟を高知地裁で起こした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.927, pp.20-23, 2010-06-14

隈研吾建築都市設計事務所が海外で進行中のプロジェクトは40件近い。建設予定地は米国、スペイン、フランス、タイ、中国など10カ国に点在している。そうした海外の仕事は、大きく2つに分類できる。「中国/提案型」と「ヨーロッパ/コンペ型」だ。それぞれ進行中のプロジェクトから同事務所の戦術を探る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.716, pp.80-85, 2002-04-15

「曲面壁の展示は,富弘さんの作品には案外いいかもしれない」。群馬県の東村立新富弘美術館国際設計競技。最終審査に臨む5者の公開プレゼンテーションで,審査委員の黒田亮子・群馬県立館林美術館長(当時)がこう言った時,aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所のヨコミゾマコト氏は「やった!」と思った。コンペの事務局だった富弘美術館の根岸徹氏も「流れが決まった」と感じた。
著者
光井 純
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.838, pp.78-86, 2006-12-25

光井純氏に審査員を依頼した「第4回日経アーキテクチュアコンペ」の最終審査を2006年11月、公開の形で実施。応募作品199点の中から、最優秀賞と立原道造賞のほか優秀賞、佳作、奨励賞に計17点を選出した。入選作への光井氏の講評を含めて、コンペの経過を報告する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.788, pp.24-28, 2005-01-24

京都練馬区、西武池袋線江古田駅のほど近く。約1haの一筆の土地に、老朽化した木造住宅が軒を連ねていた。練馬区が進める密集住宅市街地整備促進事業に基づいて、共同建て替えの検討がスタートしたのが1999年のことだ。 それから5年半。街区再編成と並行して、敷地東側の約500m2の土地に、鉄筋コンクリート造5階建てのコーポラティブハウスが完成した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1048, pp.60-69, 2015-05-25

新宿コマ劇場の閉館から6年半近く。その跡地に新宿東宝ビルがオープンした。板状の高層ホテルは、南側の妻面全体が新宿駅からの誘導塔の役割を果たす。低層部の屋上から顔をのぞかせるゴジラの話題もあり、新たな客層を呼び寄せている。
著者
佐野 由佳
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.881, pp.68-73, 2008-08-25

主に子どもたちを対象として、環境問題を体験的に伝えるために兵庫県がつくった施設だ。県南西部の丘陵地帯を切り開いて造成した播磨科学公園都市内に、この3月オープン。森の中に静かに生息する巨大生物のような有機的な形の建築は、プロポーザルコンペで選ばれた遠藤秀平氏が設計を手がけた。 全体はトラスによるドーム形状で、3方向に張り出した空間がある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1098, pp.60-67, 2017-06-22

2020年に訪日外国人観光客数4000万人を達成するという政府目標を追い風に、拡大する宿泊市場。だが延べ宿泊者数の伸びが鈍化し、競争は激化。民泊も台頭し、宿泊施設を取り巻く環境は大きく変化している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.965, pp.20-25, 2011-12-10

世界が原発事故の収束作業を見つめる中で行われた建屋カバー工事。絶対に失敗が許されない現場を乗り切るため、緻密な施工計画が立てられた。工事は、小名浜港での「予行演習」から始まった。 「これで、放射能の影響を少しでも減らせればいいが…」 福島県いわき市に住むある被災者は、現実離れしたクレーンの大きさに驚きながら、巨大な骨組みを飽くことなく見つめた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.965, pp.16-19, 2011-12-10

福島を襲った原発事故の直後、ゼネコン数社が東京電力の依頼で、収束に向けた対応策を練り始めた。1号機原子炉建屋を任されたのは清水建設。現場での作業を減らす画期的な工法を提案した。 そんなことが、本当に実現可能なのだろうか─。当初、会議の出席者らは懐疑的だった。 震災の余韻も覚めやらぬ3月28日のことだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.809, pp.94-97, 2005-11-14

タイル、石、土などを使った仕上げを手がける職人は数多く存在する。建物の印象を決定付ける重要な要素であるにもかかわらず、設計者でさえ職人の名前を知らぬまま仕事を終えることが多い。2003年12月にオープンした料理店「銀座うかい亭」のモザイク壁の制作などで注目される曽根研氏は、「いいものをつくるには建て主や設計者とのやりとりが大切だ」と強調する。
著者
前 真之
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1067, pp.86-89, 2016-03-10

エコハウスと聞いて、冬場の「ダイレクトゲイン」を思い浮かべる人は多いだろう。しかし、冬の「直達日射量」は地域差が大きい。また、開口部を広げれば熱ロスが大きくなる。計画時に損得を冷静に検討することが重要だ。
著者
田原 賢
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.753, pp.110-114, 2003-09-15

8回にわたる連載の途中から、「私の現場での対応とは異なる部分がある」「この部分をもっと詳しく解説してほしい」といった読者の声が編集部に寄せられるようになった。そうした質問にまとめて答える。田原氏の木構法の知識を現場でどのように応用すればよいかを読み取ってほしい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.748, pp.22-26, 2003-07-07

島の宮浦港から美術館の現場に向かう途中、11年前に建てられたベネッセハウスのホテル棟に立ち寄ってみた。打ち放しコンクリートの所々にジャンカやコールドジョイントがある。「さすがの安藤さんも、生コン工場のない離島では思い通りのコンクリートを打つのは難しいのか」。そう思わされた。
著者
鈴野 浩一 禿 真哉 近藤 康夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.874, pp.56-61, 2008-05-12

ウェブサイト「クリエイターズコロシアム」上で本誌が進めてきた「商空間アワード2007」。3月末の最終審査で、若手建築家ユニット、トラフ建築設計事務所が設計したカフェにグランプリが決まった。小規模ながら、ざん新なアイデアが他を制した格好だ。受賞作「ブーリアン」(東京・本郷)で審査委員長の近藤康夫氏と語り合ってもらった。