著者
天野 菊三郎
出版者
名古屋大学教育学部附属中学校 : 名古屋大学教育学部附属高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
no.13, pp.42-46, 1968-03-25

過去2ケ年にわたる放課自由時と夏期休暇中の公開練習時のプール使用の実態調査により,全般に利用度が不十分の結果を得たので,本年は生徒に競泳の評価基準を示し,到達目標を具体化せしめるとともに,特に女子の使用が劣っているので,女子のみの練習日を週1回(水)特設した。その結果と,全般の練習状況を過去の実績と比較検討することとした。国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
徳井 輝雄
出版者
名古屋大学教育学部附属中学校 : 名古屋大学教育学部附属高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
no.36, pp.131-138, 1991-08-15

中学技術科における情報教育に対する基本的考え方と、それに基ずく教育実践を4ビットワンボード・マイコンを使って行った。その際、自作した実習を伴うプログラム学習用のテキストを紹介する。国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
隅田 久文 SUMIDA H.
出版者
名古屋大学教育学部附属中・高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.62, pp.173-175, 2018-03-01

2015年の公職選挙法改正を受けて、2016年から選挙権年齢が満18歳以上に引き下げられた。新たに選挙権を付与された2016年度の本校高校3年生にアンケート調査を行い、集計をした。第3部 教科研究・特別研究
著者
仲田 恵子 川田 基生 今村 敦司 西川 陽子 嘉賀 正泰
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.50, pp.31-50, 2005-11-30

中学3年では広島・大久野島への研究旅行を中心に、国際理解と平和についての総合学習を行った。戦争体験者の聞き取り調査をはじめ、人々と関わり合う様々な企画を織り交ぜながら、年間を通してグループで学習をすすめ、年度末にはその成果を研究集録にまとめた。
著者
佐藤 喜世恵
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.46, pp.137-143, 2001-11-15

現在、死をめぐる問題はどんどんエスカレートしている。死の自己決定権を可能にしている国もある。余命わずかで自分自身が生きる価値がないと認めたら死を選ぶ。この判断は自殺が死因の第2位を占める日本の高校生にどう影響するのか。死の自己決定権についての是非について、不治の病でも最期まで生き抜くHIV感染者の生き様と絡めながら問い掛けてみた。
著者
加藤 直志 KATO T
出版者
名古屋大学教育学部附属中・高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.57, pp.117-124, 2013-02-01 (Released:2013-04-08)

2008年の学習指導要領では、小学校においても伝統的な言語文化についての学習を重視するという方針が打ち出された。これを受けて、小学校の国語教科書でも、古典に関する教材がこれまで以上に配置されることになった。本稿は、それらを概観することで、各教科書の特徴を明らかにすることを試みたものである。また同時に、中学校・高等学校の国語科教員が、小学校でどのような古典教育が行われるのかを知る一助とすることも目論んだ。
著者
鈴木 克彦 SUZUKI K
出版者
名古屋大学教育学部附属中・高等学校
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.55, pp.153-167, 2011-02-01 (Released:2012-02-24)

教大協のフィンランドの教育視察団に参加し、各訪問校で観察したことを中心に、フィンランド教育を「個人主義」「柔軟性」「基準」「自己責任」をサイクルにした文化的背景をもつものとして、学校制度や教育課程を含む公教育全般を分析する。集団主義の文化や国民性をもつ日本の教育との比較も試みる。
著者
松井 一幸
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.67-74, 1984-08-15

2年にわたって製作してきたマイコンシステムを,独自で,両画倍密度で走るCP/Mシステムに発展させることに成功した。このシステムを,音波教材の開発や,電圧自動測定に応用したので報告したい。また, CRTディスプレイを8台まで増設可能にし,本システムを,必修クラブにおけるマイコンBASIC講座に応用したので,マイコン教育の一つの試みとしてレポートしたい。
著者
平松 良行
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.128-130, 1991-08-15

高校生を始めとして、世間で広い範囲で使用されている学習英和辞典について、そこに使用されている挿絵、写真、図について、その頻度と、取扱いの妥当性について調べてみた。使用されている例文がup-to dateであることを要求されている一方、そこに掲載されている挿絵(とくに写真)も現代に即応しているかどうかを調べてみた。
著者
山本 岩男
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.97-102, 1986-08-15

国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
佐藤 喜世恵
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.97-99, 2004-11-30

喫煙、飲酒、薬物乱用防止教育は、小学校から実施され、高校生にもなると3度同じ授業内容をうける生徒もいる。飲んではいけない、使ってはいけないということは、十分承知している。しかし、健康な行動が継続できない人が出てきてしまう。ストレス対処の方法が上手くできない精神的に不安定な高校生の時期に、携帯電話やメールに依存してしまう生徒も増加している。一つの依存が次の依存を導いてしまう。そんな危険性を生徒自身が自覚して、心の健康を維持するための努力を惜しまないでほしい。そんな願いから「依存」ということにこだわり、授業を実践した。
著者
高須 明 松井 一幸 高橋 守
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大学教育学部附属中高等学校紀要 (ISSN:03874761)
巻号頁・発行日
vol.26, pp.67-82, 1981-09-17

本校中学高校一貫在学生徒の数年にわたる成績が分析され、5教科(国社数理英)に対する男女の学力差の傾向が定量的に調べられている。この結果、男女間には著しい傾向のあることがいくつか見い出された。この現象の背後を探るべく、実施したアンケート調査の結果が分析され、理科学習において男女間に学力差の現われる原因の追求がなされている。