著者
田口 由大
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.749, pp.68-71, 2020-12-14

泉南りんくう公園の最も南に位置するアクティビティエリア。スケートボード場や3人制バスケットボール用コート、サッカーグラウンド、合宿所として使える宿泊施設などを整備した。写真右奥は関西国際空港(写真:生田 将人、文:田口 由大)1 ヤシの木と芝…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.285, pp.46-48, 2001-08-10

神奈川県のJR相模線・北茅ケ崎駅を降りると,「ゆ」と書かれた看板が見える。大浴場や露天風呂,サウナ,休憩所などを備えたスーパー銭湯と呼ばれる施設だ。茅ケ崎市の建設会社,亀井工業が「湯快爽快」というブランド名で経営している。 きっかけは96年。経営コンサルタントでシステムズ社長の山崎裕司氏が主催する勉強会で,新規事業に関する話題が出た。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.710, pp.46-49, 2019-04-22

海外市場では、鉄道分野で数十億〜数百億円規模の大型ODA(政府開発援助)案件の発注が活発だ。とりわけ活況を呈するのは、公共投資の増加が著しいフィリピン。同国では非ODA分野でも、PPP(官民連携)による事業参画の取り組みが実を結び始めて…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.697, 2018-10-08

大林組は、複数のカメラとAI(人工知能)を用いて重機の近くにいる作業員を高精度に検知し、接触の恐れがある場合は強制的に重機を停止させる機能を備えた安全装置「クアトロアイズ」を開発した(写真1)。 開発した装置は、重機に後から取り付けられる(写…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.709, 2019-04-08

三井住友建設は、日本コンピュータシステム(東京都港区)と共同で、橋梁の点検業務を効率化するiPad用アプリ「Maplet SM(マプレット・エスエム)」を開発した。点検前の準備や点検後の記録といった一連の作業がiPad1台で行える(写真1、図1)。点検データの継…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.395, pp.76-77, 2006-03-10

神奈川県は2006年1月から,県の土木事務所などの職員が,「カーシェアリング」と呼ぶ自動車の共同利用サービスを利用し始めた。現場の監督業務が多い工事部門など,土木事務所ごとに数人の職員を選んで利用してもらっている。 カーシェアリングとは,会員に登録した利用者が,一定の地域のなかで数台の車を共同で利用するというものだ。ただし,まだこのサービスの認知度は低い。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.720, 2019-09-23

豪雨時の防災情報を住民が直感的に理解できるように危険度を5段階で示す「警戒レベル」を導入した国のガイドラインが、かえって住民の混乱を招いている。 2019年6月28日〜7月3日に九州南部を襲った記録的な大雨で、鹿児島市がガイドラインに基づいて市内全域…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.362, pp.12-13, 2004-10-22

分割すると8日間で合計72時間かかる舗装の打ち換え工事を,15時間に集中。通行止めの時間を大幅に短縮した——。国土交通省東京国道事務所が「銀座ワンナイトリフレッシュ工事」と名付けたこの工事は,2004年9月18日の午後9時から翌19日の正午までの間で施工した。 対象となったのは東京都中央区の銀座4丁目交差点から新橋交差点にかけての区間。
著者
安藤 剛
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.610, pp.32-39, 2015-02-23

東京都は2014年12月、今後10年間の都政の方針を集大成した「東京都長期ビジョン」をまとめた。五輪関連施設の整備や首都高速道路の更新といった一般からの注目度が高い案件のほかに、防災やインフラの維持管理など、生活に直結し、"都市力"を高める施策を幅広く盛り込んでいる。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.685, pp.76-79, 2018-04-09

辰巳の森海浜公園で建設が進む「オリンピックアクアティクスセンター」。縦142.6m、横170mの大屋根は地組みした後、4本のコア柱を用いて最大約35mの高さまで持ち上げる計画だ。基本設計は山下設計、実施設計と施工は大林組・東光電気工事・エルゴテック・東洋熱…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.723, pp.10-11, 2019-11-11

2019年10月12日夜に伊豆半島に上陸し、関東地方を縦断した台風19号。翌13日昼に東北地方の沖合に抜けるまでの間、東日本の広い範囲に大雨や暴風、高潮をもたらした。 気象庁は最大級の警戒を呼び掛ける大雨特別警報を13都県に発令。
著者
下田 健太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.351, pp.86-87, 2004-05-14

「大胆なことを考えたもんやな」。1992年秋,大手専門工事会社のオリエンタル建設(本社,東京都千代田区)を定年で退職する初老の上司は,慰労会を開いてくれた部下の話を聞いて,快活に笑って答えた。 部下とは,現在は大阪市で建設会社から施工管理などの業務を請け負う(有)コーエーテクノサービスを経営する青山勇夫さん(53歳)。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.741, 2020-08-10

環境省と内閣府は、地球温暖化で想定を超える災害が頻発する「気候危機」の到来を受け、自然機能の活用や危険エリアからの移住促進など「災害をいなす」取り組みを進める。 小泉進次郎環境相と武田良太防災相が2020年6月30日に共同声明を発表。気候変動対策…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.252, pp.100-101, 2000-03-24

道路沿いの法面の岩盤を破砕剤を使用して取り除いている最中に,飛び散った岩石が人に当たって死亡させる——。99年7月,青森県小泊村の国道339号で,このような事故が起きた。 事故の原因は,破砕剤のカタログに表示されていた安全対策を,施工者が怠ったことにある。 発破に用いる爆薬は火薬類取締法の規制を受けるが,蒸気圧破砕剤は同法の対象外。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.745, pp.20-21, 2020-10-12

東京都青梅市が発注した道路工事を巡って、地元の青梅建設業協会の会長を務めていた酒井組(同市)の元社長が談合罪に問われた事件で、東京高裁は2020年9月16日、一審の東京地裁立川支部の無罪判決を破棄。元社長に罰金100万円の有罪判決を言い渡した。 舞台…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.718, 2019-08-26

2020年東京五輪・パラリンピックまであと1年となったタイミングで、東京都と国土交通省が会期中に実施する予定の渋滞対策を試行している。建設関係では、工事車両のルート変更や現場への夜間入場、工事の一時休止などを、都や国交省の発注工事で実施する。試…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.721, 2019-10-14

お台場海浜公園に面する東京湾の入り江の水質が懸念されている。2020年東京五輪・パラリンピックでトライアスロンなどの競技会場となるためだ。19年8月16日午後に実施した水質検査では大腸菌の数値が国際トライアスロン連合が定める基準値の2倍を超えた。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.751, 2021-01-11

そこで、環境省と気象庁が連携。熱中症の予防対策に役立つ情報を発信する取り組み「熱中症警戒アラート」を2021年夏から本格実施する。20年に一部地域で試行していた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.277, pp.74-77, 2001-04-13

この7月,日本コンクリート工学協会が創設した「コンクリート診断士」という資格の試験が初めて実施される。試験に先立って受講が義務付けられた講習会の申し込みには,同協会が予定していた定員の2.5倍以上の希望者が殺到。急きょ,会場を追加して定員を増やしたが,それでも2000人以上が受講できない事態となった。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.576, pp.6-9, 2013-09-23

1966年に鹿児島県内に完成した鶴田ダムで、放流管を3本増設する改造工事が佳境を迎えている。2本の発電管の付け替えも合わせると、重力式コンクリートダムの堤体に開ける穴は5本に及ぶ。 増設する放流管ののみ口は、堤体天端付近の洪水時最高水位の約65m下に…