出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.754, 2021-02-22

本体工事が凍結されている淀川水系の大戸川ダム(大津市)について、流域6府県が建設容認で足並みをそろえた。2021年1月21日に大阪府の吉村洋文知事が建設に前向きな考えを表明したのに続き、1月28日には京都府の技術検討会がダムの必要性を指摘する提言をまと…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.330, pp.46-48, 2003-06-27

愛知県刈谷市に本社がある地建興業は,下水道の推進工事を得意とする建設会社。従業員数は約80人,年間の売上高は約37億円だ。 一般的に現場では,規則的に土曜日と日曜日を休みにするのは難しい。地建興業でも同様だ。同社の藤掛英喜土木本部長は「下請けで工事を受注するケースが多く,元請け会社が稼働している日は休めない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, pp.62-63, 2017-09-25

2020年の東京五輪の開催まで3年を切り、関連施設の整備が急ピッチで進められている。しかし、首都東京の新たな骨格となる道路や鉄道に関しては、五輪後が佳境だ。その一部を本誌ウェブサイトの人気シリーズ「東京大改造」から紹介する。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.736, 2020-05-25

清水建設や鹿島など主要建設会社が2020年4月中旬から中断していた工事の再開に続々と動き始めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、各社は雪崩を打ったように工事を一時中止していた。一方、大林組やフジタなどは、政府の緊急事態宣言の延長に合わせ、…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.738, 2020-06-22

沖縄都市モノレール(那覇市)が運営する「ゆいレール」の駅舎関連工事の契約解除を巡り、建設会社が発注者の沖縄県を訴えた裁判で、2020年4月に和解が成立していたことが分かった。工期延長に関するトラブルで、県が契約を解除していた。 県は契約解除の手…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.281, pp.50-53, 2001-06-08

「コンクリートのことなら任せてください。だれにも負けない自信があります」。小野定さん(52歳)は,開口一番こう切り出した。小野さんは,コンクリートのことならどんな相談にも応じるコンサルタント会社,シー・アンド・アールコンサルタント(本社,東京都国分寺市)の社長だ。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.754, 2021-02-22

大阪府と大阪市は、「二重行政」による高速道路や鉄道の整備の遅れを避けるため、広域行政を一元化する条例の制定に乗り出す。市が持つ都市計画の権限を府に移し、インフラ整備を進めやすくする。 府と市は2021年1月22日に開いた副首都推進本部会議で条例の…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.726, pp.45-47, 2019-12-23

奇妙な倒壊事故は、長野県生坂村にある新山清路(しんさんせいじ)橋の架設現場で発生した。橋長136mの鋼単純下路式ニールセンローゼ橋を犀川に架ける。2006年の土砂崩れで寸断され、現在は戦前に完成した重量制限2tの旧山清路橋を迂回せざるを得ない県道55号の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.456, pp.23-26, 2008-09-26

ミスや偽装、手抜きなどを隠すことができない世の中になってきた。不正行為の通報を促す環境が徐々に整備され、発覚件数は増えている。ミスや不正の責任を追及する風潮も強まり、企業や組織だけでなく個人にも厳しい処分が及ぶようになってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.639, 2016-05-09

セグメントの崩落は予見が困難で、刑事上の過失責任を問うことはできない──。 2012年2月に岡山県倉敷市で6人の死傷者を出した海底シールドトンネル事故で、岡山地方検察庁は3月31日、業務上過失致死傷の容疑で書類送検された鹿島の元所長ら4人を不起訴とし…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.515, pp.26-29, 2011-03-14

複数の道路の設計に加えて技術資料作成なども含む幅広い設計業務だ。協議用の資料を短時間で作成する緊急要請もあった。こういった業務に迅速に対応したことなどが評価され、日本エンジニアリング(横浜市)は評定点81点を取得した。 個々の技術者に対する評定では、管理技術者・主任技術者が81点、担当技術者が78点、照査技術者は92点。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.549, 2012-08-13

都市再生機構(UR)は7月20日、宮城県女川町でCM(コンストラクション・マネジメント)方式を活用して面的整備を実施する「女川町震災復興事業の工事施工等に関する一体的業務」の入札を公告した。プロポーザル方式でCMr(コンストラクション・マネジャー)の優先交渉権者を特定したうえで、価格交渉を経て受注者を決定する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.710, 2019-04-22

NTT西日本は4月1日、ドローン(小型無人機)やAI(人工知能)を使って橋や法面などのインフラ構造物を低コストで点検する新会社「ジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW、大阪市)」を立ち上げた。自治体や電力・ガスなどのインフラ管理者の他…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.731, 2020-03-09

ジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW、東京都中央区)は、障害物を自動で回避するインフラ点検用ドローン「Skydio R2 for Japanese Inspection(J2)」を米スカイディオと共同で開発した(写真1)。橋の対傾構の部材間など幅・高さが1mに満たない隙間でも、安全…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.349, pp.71-73, 2004-04-09

建設現場に従事する作業員が直接,生コンに水を加える事例よりも,現場の職員などに依頼されて生コン工場や生コン車の運転手が加水するケースの方が多いという。ほぼすべての生コン工場が「加水の要求があった」と答えた調査結果もある。連載の第三回目は,こうした要求を受けても「断りきれない」とする生コン工場などの立場から加水を招く背景について考えてみよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.443, pp.12-13, 2008-03-14

「小学校の給食の材料が、2日分しか確保できていない」、「し尿のくみ取りやごみの回収車が来ない」、「会社や病院に通えない」──。約1350人が住む宮城県大崎市の鬼首地区は2007年2月17日、陸の孤島と化した。 同地区とふもとの鳴子地区を結ぶ国道108号で異状を最初に見つけたのは、通りがかった車の運転手だった。国道の山側の斜面が幅3.5m、高さ1mにわたって崩れていた。
著者
春日 昭夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.702, pp.62-63, 2018-12-24

—ポルチェベーラ高架橋の事故原因をどうみていますか。 大勢が亡くなっているので軽はずみなことは言えませんし、原因の特定は難しい作業になると思いますが、ケーブルの破断を事故のきっかけだとみるのが自然でしょうね。 日本でも、似たような形式のプレ…
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.424, pp.86-87, 2007-05-25

東京の地下は穴だらけだ。古くからあるのは生活排水や工業排水の流れる下水道や,街と街をつなぐ地下鉄。近年では水道,電気,ガス,電話などのライフラインを一堂に集めた共同溝。そして,高度成長期以来,ネットワークが広がっている首都高速道路も,地下に造られるようになっている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.631, 2016-01-11

関連キーワード建設技能労働者の不足/報奨金/マイスター制度のない企業の現場は人手不足の恐れも 日本建設業連合会(日建連)によれば、2011年以降、建設技能労働者の不足が続いている。今後、20年の東京五輪関連の工事などが控え、厳しい状況は続きそうだ。…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.476, pp.58-61, 2009-07-24

誰が設計したかが分からない──。世間的にはいたって奇妙で、一般紙が記事に取り上げるような出来事が土木事業で起きた。 5月25日付の朝日新聞夕刊で、「『ピラミッド』てっぺん撤去」の文字が紙面に躍った。問題視されたのは、ピラミッド型の換気所を建設した東日本高速道路会社(当時の日本道路公団)と東京湾横断道路会社に「設計者の記録がない」ことだ。