出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.397, pp.70-73, 2006-04-14

民主党の松本剛明衆院議員などの要求に基づき,衆院調査局は国家公務員の公益法人などへの天下り状況を調査。その結果を2006年3月24日に取りまとめた。あらわになった天下りの実態から,熟年の官庁技術者の雇用問題が改めて注目を集めそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.579, pp.54-55, 2013-11-11

東京と名古屋の間をできるだけ短く結べるように、南アルプスを横断するルートで設定した路線延長は286km。平面線形は、ターミナル駅の近くを除いて最小曲線半径を8kmに設定し、勾配は最大40パーミルとした。東京—名古屋間の86%に当たる延長246kmがトンネルにな…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.412, pp.15-17, 2006-11-24

大手建設会社の参入による競争の激化で,低入札が続出している徳島空港の拡張工事。2006年度に国土交通省が発注した5件の滑走路造成工事のうち,4件が低入札となった。その低入札工事のうちの一つ,大林組・大豊建設・奥村組土木興業JVが受注した「徳島飛行場用地造成工事(その4)」で,事故が起きた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.413, pp.66-67, 2006-12-08

全国を営業エリアとし,知名度が高い大手建設会社の現場や入札で,トラブルが目立つ。前ページまでの三つの事例のほかにも,大手建設会社が相次いで国土交通省から指名停止などのペナルティーを受けている。 トラブルの内容は,施工不良から安全義務違反,虚偽の報告,不法投棄まで様々だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, pp.54-55, 2018-01-08

東京都は都道環状2号の新橋─豊洲間を、当初の予定より約2年遅れの今年12月中旬に暫定開通させる予定だ。2017年12月5日に開いた市場移転に関する関係局長会議で決めた(図1)。 20年夏に開催される東京五輪の関連施設の建設や都道環状2号の整備、築地から豊洲へ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.215, pp.42-47, 1998-09-11

長さ700m以上,国内でも最大級の桟橋を建設するため,大口径の鋼管杭を打ち込む。海底地盤は複雑で,特に現場を悩ませるのが打設中に現れる転石だ。これを取り除くために,重さ7t近い重すい(重り)の衝撃で転石を破砕する方法を開発し,初めて採用している。 京都・舞鶴湾の湾口の東側で,関西電力が建設する火力発電所の工事が本格化してきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.486, pp.76-81, 2009-12-25

報道分析会社のデスクワン(東京都文京区)は、全国紙5紙に掲載された記事を分析し、掲載面積を広告料金に換算した「広告換算値」を算出している(算出方法などは左下の別項を参照)。まずはその結果から、09年の建設業界の姿を振り返る 建設業界では例年、「プラス」の記事よりも、「ニュートラル」または「マイナス」の記事が多い傾向にある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.477, pp.48-53, 2009-08-14

事件や不祥事といった読者にマイナスイメージを与える記事が多い。技術や人物に関するプラスの記事も掲載されるが量は少ない。建設会社の露出量は大手5社が他社を圧倒している──。報道分析会社のデスクワン(東京都文京区)が、過去10年間に全国紙5紙に掲載された建設業界に関する記事を分析した結果だ。 同社は主要な企業1000社を対象に、新聞記事の掲載量を計測。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.737, 2020-06-08

新型コロナウイルスの影響で、上場建設会社の決算が大荒れとなった。大成建設と鹿島が2021年3月期に大幅な減益を見込む他、清水建設や大林組などは業績見通しを立てられなかった。清水建設や戸田建設などは、外出自粛要請に伴う業務の遅れで、発表日を20年5月…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.363, pp.14-16, 2004-11-12

都市間を結ぶ新幹線や高速道路といった「大動脈」が地震によって寸断。地域内の生活道路や在来線といった「毛細血管」もズタズタに寸断された。多くの集落が孤立。道路の被害に伴って,道路上の電柱が倒れたり,道路下の埋設管が破損したりして,電気やガス,水道などライフラインの供給も止まった。
著者
渋谷 和久
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.366, pp.40-47, 2004-12-24

被災地では至る所で道路や鉄道の盛り土が崩れ,交通網がズタズタに寸断。盛り土で造成した宅地にも多くの被害が出た。震央の近くに被害が集中したコンクリート構造物と異なり,盛り土の被害は中越地方の広い範囲で発生。一方,切り土には被害はほとんどなかった。 盛り土の被害は,小千谷市内の平地を通る関越自動車道の盛り土を除けば,ほとんどが山間部で起きた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.332, pp.80-84, 2003-07-25

川をせき止める堰のわきをすり抜けて,小さなせせらぎが流れている。ヨシノボリやウナギといった底生魚や稚魚が,堰を横目にせせらぎをそ上していく。 ここは埼玉県川本町の荒川に,今年5月に改築された「六堰頭首工ろくぜきとうしゅこう」。頭首工と呼ぶ堰本体を農林水産省が改築したのと同時に,国土交通省が「緩こう配魚道」と「流水改善水路」を併設した。
著者
秋野 卓生
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.737, pp.30-31, 2020-06-08

最近、元請けの会社が次のような通達を下請けに出す例をよく目にする。「現場入場前に検温し、37.5℃以上の熱がある場合には、現場に入場してはならない」「現場入場前に検温し、その結果を元請け業者の現場監督に報告しなければならない」。 検温情報の取…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.722, 2019-10-28

現場監督、技術者の精神障害事案は自殺が多く、発症に関与したと考えられるストレス要因は、長時間労働や業務量の変化が多い─。 政府が2019年10月1日に閣議決定した19年版の「過労死等防止対策白書」は、建設業における現場の過酷な労働環境と、対策が後手に…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.727, 2020-01-13

リニア中央新幹線と九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の建設工事が、いずれも地元の反発に遭い、一部区間で着工できずにいる。政府は2020年も地元との調整を進める方針だが、予断を許さない状況だ。 東京─名古屋間の27年開業を目指すリニアでは、南アル…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.548, 2012-07-23

国土交通省は6月29日、2009年の政権交代で凍結していた整備新幹線の未着工3区間の工事実施計画を認可した。対象事業は北海道新幹線の新函館─札幌間(約211km)、北陸新幹線の金沢─敦賀間(約113km)、九州新幹線長崎ルートの武雄温泉─長崎間(約66km)で、総事業費は約3兆400億円だ。 北海道新幹線の新函館─札幌間では工事延長の76%をトンネルが占める。
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.741, 2020-08-10

東京大学発のスタートアップであるARAV(アラブ、東京都文京区)は富士建(佐賀市)、ビスペル合同会社(静岡県富士市)と共同で、油圧ショベルの遠隔操作を可能にする装置「建機Webコントローラー」を開発した(写真1)。建機に後付けで搭載でき、1000km離れた…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.742, 2020-08-24

飛島建設とロゼッタは、ウエアラブル機器をヘルメットに装着するだけで、外国人技術者との自動同時通訳などが可能になるシステム「e-Sense(イーセンス)」を開発した(写真1、図1)。建設現場と遠隔地との情報共有機能や作業内容を記録するレコーダー機能も搭…
出版者
日経BP
雑誌
日経コンストラクション = Nikkei construction (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.728, 2020-01-27

国土交通省が整備を進める西九州自動車道の松浦佐々道路(延長19.1km)の事業費が、約110億円増えて907億円となることが分かった。軟弱地盤への対応などでトンネルの補助工法や橋の基礎形式を見直したことが主な要因だ。国交省九州地方整備局が2019年11月26日に開…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.327, pp.36-37, 2003-05-09

手抜き工事が発覚してやり直しを命じられた工事で再び手抜き——。NTT西日本広島支店が発注した電柱支線の設置工事で,2002年7月にこうした実態が明らかになった。 支線とは,電柱の倒壊や傾斜を防ぐために設置するワイヤのこと。ワイヤの一端は電柱に取り付け,もう一端は地中に埋めて固定する。