出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.618, pp.40-41, 2015-06-22

飛騨高山に、知る人ぞ知るドローンの"隠れ里"──。 前ページまで紹介した岐阜県高山市内で大林組が手掛ける現場近くには、高規格自動車専用道の建設現場がある。延長約10㎞を100〜200mごとに工区分けしたこの現場では、各工区の施工者それぞれがドローンを…
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.308, pp.74-75, 2002-07-26

梶谷エンジニアの元盛岡支店長だった名久井亮さん(62歳)は,会社が倒産した翌日,再就職先を世話してもらおうと大学時代の先輩に連絡した。先輩は岩手県土木部のOBだったので,県内の建設コンサルタント業界に顔が広かった。 再就職の話を切り出そうとした途端,名久井さんは先輩に怒鳴られた。「お前は支店の責任者だろう。自分のことだけを考えていていいのか」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.611, pp.46-49, 2015-03-09

被災路線の再生津波で被災した路線の復旧には、既設構造物を活用してコストと工期を抑える柔軟な発想が求められた。JR東日本東北工事事務所の大庭光商は、技術面で中心的な役割を担った生粋のインハウスエンジニアだ。 日本を代表する土木技術者の1人、ジェ…
著者
西脇 正倫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.698, pp.62-63, 2018-10-22

いよいよ、10月末に筆記試験の合格発表を迎える。合格者は11月下旬〜1月中旬に実施される口答試験に挑むことになる。各試問事項に対して60%以上の得点を得るために、想定問答は最低でも100個は準備して臨むことが重要だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.709, pp.76-77, 2019-04-08

胎内川が干上がっている─。2018年10月2日、渓流釣りで現地を訪れた人から匿名で、新潟県にこんな電話があった。上流に建設中の奥胎内ダムでは前月25日から、水をためて問題がないかを調べる「試験湛水(たんすい)」を始めていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.640, pp.10-13, 2016-05-23

岩盤崩壊写真1■ 阿蘇大橋の崩落現場を左岸側から4月23日に撮影。桁の一部が斜面にぶら下がっていた(写真:12ページまで特記以外は本誌) マグニチュード(M)7.3、最大震度7の本震から1週間がたった4月23日、震度3や4クラスの余震が続くなか、本誌記者は崩落し…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.276, pp.90-92, 2001-03-23

現場の敷地に余裕がなく,思うようにゴミ置き場を確保できない。空きスペースを見つけてゴミを保管しても,どことなく雑然としていて分別が思うように進まない——。 都市部の工事現場が抱えるこうした悩みを克服して,徹底したゴミの分別に取り組んで成果を上げている現場がある。東京都青梅市を通る首都圏中央自動車道(圏央道)の現場だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.464, pp.12-13, 2009-01-23

川の水位が上昇する前に、雨量の観測データだけで避難勧告などを発令できるようにする。局地的な豪雨の恐れがある場合は、空振りを恐れずに水門などの操作ができる体制を整える──。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.694, pp.10-13, 2018-08-27

北工区・新桁運搬 5月26日午前2時20分ごろ、東京都渋谷区にある工事用ヤードから隣接するJR山手線の線路に向かって、長さ約30m、幅約4.8m、重さ約100tの鋼桁が静かに動き出した。目指す先は、南に230mほど離れた宮益架道橋だ(写真1)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.394, pp.72-73, 2006-02-24

鳥取市に本社を置くジャパン緑化は,緑化工事や土壌改良工事を得意とする専門工事会社だ。2000年4月の会社設立以来,「大林おおばやし式工法」と呼ぶ工法をベースに事業を展開。他の建設会社などに技術を提供し,売り上げの一定割合を納めてもらうフランチャイズチェーン(FC)方式を事業の柱としている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.336, pp.40-41, 2003-09-26

大阪市の阿倍野区から住吉区にかけての約4.8kmの区間で建設中のJR阪和線の連続立体交差事業(以下,連立事業)が,完成に近づいている。事業主体の大阪市は2005年度末の完成を目指す。いまは地上を走っているJR阪和線が,完成後はラーメン形式の高架橋の上を走る。多くの踏切がなくなり,同線を横切る道路の渋滞の解消が期待できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, pp.22-25, 2017-09-25

新国立競技場現場の過労自殺報道を契機に、建設業の働き方改革を巡る動きが加速している。国が週休2日の徹底を掲げ、民間工事への普及にも乗り出す。背中を押された建設会社各社は、手探りの現場改革に取り掛かった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.490, 2010-02-26

■支社を含めて社内全部署の業務や技術者情報を一元管理する。更新管理が容易な方式を採用しているため、ユーザーが常に最新のプログラムを利用できる仕組みだ。■標準型、公募型、短期型のプロポーザルや総合評価落札方式など、各種の入札方式に対応する。■技術提案書提出などの締め切り日をカレンダーで表示。視覚的に情報を整理できる。
著者
ぴろり、
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.426, pp.102-103, 2007-06-22

6月3日,東京の新宿ロフトプラスワンで開かれた「東京地下探検ナイト」というトークイベントに参加した。アニメ映画「新SOS大東京探検隊」の公開記念イベントだ。 映画は,インターネットで知り合った少年たちが,宝を求めて銀座の地下を探検する物語。登場する地下のシーンは,日比谷共同溝や東京メトロの有楽町線などをモデルとしている。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.642, pp.8-13, 2016-06-27

最終列車が通過してから1時間後の午前1時半過ぎ、横浜中心部の地下を通る横浜市営地下鉄ブルーラインの関内駅構内にブレーカーの音が響き始めた。コンクリートの道床に鉄筋コンクリート(RC)製の枕木を直接埋め込んだ「直結軌道」と呼ぶ地下鉄特有の軌道か…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.282, pp.32-33, 2001-06-22

鳥取県が発注した道路の地盤改良工事で,建設業法で禁じている一括下請け(丸投げ)があったとして,国土交通省と鳥取県は6月1日,大手建設会社や地元建設会社など計14社に6月14日から7〜22日間の営業停止処分を科した。 処分を受けた大臣許可会社は,東洋建設,不動建設,フドウ技研,小野田ケミコ,グリーン工業(本社,鳥取市),三洋(本社,大阪市)の計6社。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.442, pp.54-56, 2008-02-22

相次ぐ談合の摘発を受けて、建設業法上の営業停止処分を科される建設会社が続出している。営業停止の期間や適用地域を拡大する罰則強化の流れも止まらない。その一方で、営業停止期間中にしてはならない行為と、してもかまわない行為の線引きにはあいまいな部分が残る。営業停止期間中の建設各社は、処分内容以上の厳格さで自己規制し、慎重に対応している。 「営業停止」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.318, pp.65-66, 2002-12-27

国土交通省は,事故を起こした場合の営業停止処分を2002年5月1日から強化し始めた(下の表を参照)。処分が完了してから3年以内に再び事故を起こせば,営業停止の期間は1.5倍に延長される。「繰り返し事故を起こすと処分が重くなるようにして,抑止効果を期待する」と国交省建設業課の山本博之課長補佐は説明する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.292, pp.16-17, 2001-11-23

東京都町田市が発注した土木工事や建築工事,舗装工事で談合を繰り返していた88社に対し,建設業の許可を与えている国と東京都は,2001年5月11日から15日間の営業停止を命じた。88社はすべて町田市内に本社を置く建設会社。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.294, pp.50-53, 2001-12-28

事故の概要:2001年8月1日,山形県鶴岡市の千歳橋上部工事の現場で,架設中のPC桁が横取り装置もろとも川に落下した。落下したのは,10本設置する桁のうち最初に架設する1本事故の主因:橋桁を横取り装置にセットする際,桁の重心線と横取り装置のノーズの位置がずれていたので,移動時にバランスを崩した事故の遠因:作業を担当した元請け会社の職員に,装置を扱った経験者がいなか…