出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.219, pp.82-85, 1998-11-13

97年9月に北海道千歳市の北海道横断自動車道千歳ジャンクションCランプ橋で死者3人,負傷者3人を出した送り出し架設中の橋桁落下事の調査結果がこのほどまとまった。学者などで構成する事故対策検討会が事故の原因究明にあたったが,原因の特定には至らず,「いくつかの要因が絡み合って事故が起きた」との結論にとどまっている。 事故は97年9月2日早朝に起きた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.587, 2014-03-10

五輪開催に向けた首都圏のインフラ整備で注目の国道357号。東京湾岸道路の一部に位置付けられている路線だ。同路線の都内区間の"渋滞名所"で進行していた大型改良事業で、1件がこの2月に完成、もう1件が3月に完成する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.662, pp.46-49, 2017-04-24

NJSでは、今回の不正に取締役など上層部は関与していなかったとしている。ただ、会社として不正をチェックできなかったことは大きな問題だ。営業と積算の分離という、不正を防ぐための基本方針が守られていなかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.690, 2018-06-25

鹿島は、海面に着水して水中を撮影するドローン「SWANS(スワンズ)」を開発した。サンゴや地形情報の調査に適用する。水生生物のモニタリングにドローンを用いるのは、業界初の試みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.607, 2015-01-12

CheckPoint・新青森─新函館北斗間が2015年度末に先行開業し、函館以北の工事本格化・国土交通省は15年度予算の概算要求で、全線開業の前倒しを求めている 鉄道建設・運輸施設整備支援機構が整備中の北海道新幹線では、新青森─新函館北斗間(延長149km、事業費5508…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.656, 2017-01-23

関連キーワード近畿地方交通審議会おおさか東線上下分離方式梅田貨物線 国土交通省近畿運輸局の近畿地方交通審議会が大阪鉄道網の整備を含む「近畿圏における望ましい交通のあり方」を答申したのは2004年10月のこと。その後、08年におおさか東線の放出(はな …
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.689, pp.18-19, 2018-06-11

国指定重要文化財「日本橋」(東京都中央区)の上空をまたぐ首都高速道路の地下化ルートが決まった。既存の首都高八重洲線を500mほど活用して、新たにトンネルを建設する区間を1.2kmに抑えた。2020年の東京五輪後に着工する予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.656, 2017-01-23

関連キーワード鉄道・運輸機構整備新幹線小浜・京都ルート 鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が建設中の整備新幹線の区間で特に延長が長い北海道新幹線の北側、新函館北斗─札幌間(延長211km)は今年、着工区間が大幅に延びる。2016年12月時点…
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.516, pp.60-71, 2011-03-28

九州新幹線の博多─新八代間約130kmでは、密集市街地や地下水など、工事中の周辺環境への悪影響の低減が大きな課題だった。トラブルの芽を摘むために計画や工法を変更し、工期やコストの圧縮を図った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.592, pp.69-71, 2014-05-26

冒頭で示したJR中央線の御茶ノ水駅付近から水道橋駅へ至る区間は、対策工事の対象中では最も長い。神田川の斜面の中段に線路を敷設した区間で、1904年に単線で開業した後、「線増工事」を繰り返し、33年に今のような複々線になった。 JR東日本鉄道事業本部設…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.696, pp.13-15, 2018-09-24

北海道厚真町から北西に約45km。札幌市清田区里塚1条地区の住宅街では、地震によって大規模な液状化が生じた。道路の陥没や沈下、大きく傾いた家屋などが、およそ2haの範囲に集中する(図1)。 「ここは先日まで平らな道だった」。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.408, pp.26-31, 2006-09-22

東京港臨海大橋の9基の橋脚の基礎に,鋼管矢板井筒基礎を採用した。東京湾は海底が軟弱地盤なので,直径1.5mの鋼管矢板の長さは最大で60m以上に及ぶ。工事では,隣接する鋼管同士を接続する継ぎ手に,内部に突起が付いている「縞鋼管継ぎ手」と呼ぶ継ぎ手を使用。継ぎ手のせん断強度を高めて杭の本数を減らし,基礎工事費の36%に当たる約40億円を削減した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.302, 2002-04-26

産業全体では人がだぶつき気味だが,本当に必要とされる人材が不足している建設産業。では,必要とされる土木技術者の条件とは何か。これまでみてきた事例を基に,改めて整理してみよう。 中堅社員の不足に悩む大手建設会社は,30歳代の社員のスキルアップに力を注いでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.302, pp.51-53, 2002-04-26

技術士やRCCMの資格を持つ社員が不足しているために,入札参加の機会を減らす地方の中小建設コンサルタントが増えてきた。そうしたなか,個々の企業の努力には限界があると判断して協会が研修を充実させた結果,地元企業の資格取得者が大きく増えた地域がある。地元企業の技術力向上に一役買おうと,大手企業と地元企業の設計JV結成を促す自治体も現れた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.425, pp.12-14, 2007-06-08

長崎市の伊藤一長前市長の銃撃事件だけではない。暴力団関係者が公共工事に因縁を付け,下請け工事への参入や金銭などを求める不当な介入や要求が後を絶たない。長崎市の事件に便乗した脅迫も相次いでいる。国土交通省は2007年3月,暴力団の排除に向けて対策を強化。通報しなかった受注者には,工事成績の減点や指名停止といったペナルティーを科す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.453, pp.10-12, 2008-08-08

米国ミネソタ州のミシシッピ川に架かる州間高速道路35W号線の橋が崩落した現場で7月16日、「セントアンソニーフォールズ橋」と名付けられた新しいPC箱桁橋の中央径間が閉合した。工期は2007年10月から2008年12月までの予定だが、早ければ2008年9月にも完成する見込みだ。工期を3カ月短縮したJVは、最高で2000万ドル(約21億5000万円)の報奨金を追加で獲得する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.625, 2015-10-12

戸田建設はコンクリート構造物に生じるひび割れを抑制する補強材「ハイグリップ・メタルバンド」を開発した。穴を開けた薄い鋼板である補強材を鉄筋などに結束してコンクリートを打設する。 開発した補強用鋼板は、幅13cm、厚さ0.6mmの帯状の材料で、直径40mm…
著者
青山 佾
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.580, 2013-11-25

例えば、東京メトロの半蔵門線住吉駅から有楽町線豊洲駅までをつなぐ地下鉄8号線延伸だ。このルートの南側には20年の五輪で競技会場の大部分が集積する。既存路線も混雑度が高く、五輪がなくても必要だ。規模も、わずか約5.2kmにすぎない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.367, pp.60-62, 2005-01-14

ゴムなどの材料を利用して,地震時の地盤の揺れを構造物に伝わりにくくする免震技術。従来は橋や建物に使われる例が多かったが,横浜市では既設の地下駅への採用を決めた。既設のトンネルを免震化するのは珍しく,「実際に施工するのは,おそらく国内では初めてだろう」と,免震化技術の開発に携わった(財)鉄道総合技術研究所構造物技術研究部の室野剛隆主任研究員は語る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.699, pp.38-41, 2018-11-12

女性部下の育成に当たる男性上司は、経験が乏しいなりに良好な関係を築こうと頭を悩ませる。だが、現実は厳しい。「指導しただけで泣かれた」、「セクハラと誤解された」─。日経アーキテクチュアの調査では、こうしたトラウマを抱える男性上司から女性…