出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.651, pp.46-48, 2016-11-14

Part3 もう勘や経験に頼らない世はまさに空前の人工知能(AI)ブーム。今年3月には、囲碁AIがトップ棋士を打ち負かして話題を呼んだ。患者に応じて適切な治療法を選ぶAIの開発も始まった。土木も例外ではない。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.512, pp.20-22, 2011-01-24

政府は2010年12月24日の臨時閣議で、11年度当初予算の政府案を決定した。公共事業関係費は、一括交付金化した分を含めると10年度当初予算比で5.1%減の5兆4799億円だった。前年度を実質的に下回る予算案は10年連続だ。 09年の衆院選で、民主党は公共事業費を13年度までに1.3兆円削減することをマニフェスト(政権公約)に掲げた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.488, pp.18-20, 2010-01-22

政権交代後初めての通年度予算となる2010年度予算案が09年12月25日の臨時閣議で決定した。「コンクリートから人へ」の方針のもと、公共事業費を大幅に圧縮。一方で「国から地方へ」の予算を手厚く配分した。国土交通、農林水産の両省は、既存の補助金や交付金を統合した新たな交付金を創設。直轄事業負担金のうち維持管理費分を原則廃止する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.544, 2012-05-28

五洋建設は古野電気(兵庫県西宮市)と共同で、ETC(電子料金収受システム)車載器を利用した工事車両の事故防止システムと運行管理システムを開発した。 事故防止システムは、現場付近に設置したアンテナがETC車載器を搭載した工事車両の接近を検知して、電光掲示板に「工事車両減速注意」や「工事車両接近注意」といった文字を表示する仕組みだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.441, pp.74-75, 2008-02-08

2006年、首都圏の鉄道工事で3件の重大な事故が立て続けに起こった。特に4月24日の事故では、JR山手線の新大久保駅─高田馬場駅間で、施工ミスによってレールの隆起が発生。5時間以上にわたって山手線の運行が停止し、乗客約32万人に影響が及ぶ大きなトラブルとなった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.245, pp.46-48, 1999-12-10

事故の概要:98年11月27日,神戸市営地下鉄海岸線の地下車庫の建設現場で,天井部分のコンクリートを打設中に,型枠支保工が突然崩壊した。作業員14人が打設途中のコンクリートもろとも地下に墜落し,重軽傷を負った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.291, pp.74-75, 2001-11-09

神戸市は2001年7月に開業した地下鉄海岸線で,地下水対策を実施した。開削工事で地下水脈が分断されないように,土留め壁にあらかじめ水を通す仕組みを取り入れた。 近くを走る地下鉄山手線の建設時の教訓を生かした。山手線の建設の際に近隣のビルの地下室が漏水するなどの被害が出た。そのため,両側の土留め壁に挿し込んだパイプで水を集め,通水管でつなぐ対策を実施した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.429, pp.32-33, 2007-08-10

7月16日の新潟県中越沖地震で被災したインフラ施設の復旧工事の進み具合にばらつきが出ている。 道路は地震発生直後に50カ所近くあった通行止め個所が7月31日時点で5カ所まで減少。JR信越本線は7月30日,柏崎-柿崎間を除いて運転を再開した。水道やガスは一部で復旧の遅れが見られる。水道は7月末,ガスは8月10日ごろに全面復旧する見通しだ。
著者
外丸 敏明
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.444, 2008-03-28

とまる・としあき●建設会社勤務を経て2002年にトマル経営技術コンサルタント設立。建設会社向けコンサルティング業務を通じて、わかりやすい説明による信頼関係の構築に努めている。http://www.geocities.jp/tomaranran/今回は、受験者が最も多い道路の科目を対象に、専門論文の書き方を解説する。
著者
荻須 雅夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.452, 2008-07-25

おぎす・まさお●建設会社、プレストレストコンクリート専門工事会社などの勤務を経て、2004年に荻須テクノコンサルタントを設立。コンクリート技術やJIS関連の指導業務、安全対策などのコンサルティングを手がける。事務所のURLはhttp://www.geocities.jp/ogisutc/(イラスト:楢崎 義信)筆記試験まで数日を残すだけとなった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.298, pp.51-52, 2002-02-22

国土交通省は2002年4月から,直轄工事の現場の点検を一層,強化し始める。各地方整備局の建政部建設産業課の職員が,「施工体制Gメン」と呼ぶ調査班を結成。現場を抜き打ちで立ち入り検査し,一括下請けや経審の虚偽申請をチェックする。その際,警察のOBや公認会計士などに協力を仰ぐ。2002年度は120件の工事で立ち入り検査を行う予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.630, 2015-12-28

大成建設は、小断面の円形シールドトンネル(以下、シールド)で外周構造を構築して大断面の地下空間を施工する「リボルバー工法」を開発した(図1)。地下に整備する高速道路の分岐・合流部などでの活用を見込む。 開発した工法では、まずは地下に建設す…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.680, pp.40-45, 2018-01-22

東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場。当初の計画より1年2カ月遅れの2016年12月に着工し、これまでに「骨格」はほぼ完成した。躯体工事は今年3月までの予定で、林立するクレーンの姿は見納めとなりそうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.341, pp.32-36, 2003-12-12

列車通過時の騒音と振動によって従来は利用が難しかった鉄道高架橋の下部空間で,ホテルの建設が進んでいる。場所は,千葉県浦安市にあるJR舞浜駅の隣接地。騒音や振動を抑えるため,世界初の工法を採用した。建物を基礎の上に載せるのではなく,高架橋の柱から吊り下げるという仕組みだ。 舞浜ホテルは,JR舞浜駅の東側,新浦安駅方面にある高架橋の下部空間を使って建設している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.587, pp.46-49, 2014-03-10

不安2JR東日本の被災路線で、復旧の過程に大きな差が生じている。本復旧で既に工事着手している路線、BRTで仮復旧している路線、バスで代行輸送している路線──。利用者数が減少下にある鉄道の復旧はどうあるべきか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.640, pp.61-63, 2016-05-23

豪雨・土砂災害つぶやきで前兆を検知可能ポイントはキーワード抽出使用者ごとの情報選定が必要に 「土砂崩れなう」、「地鳴りすごい」、「風が土臭い」─。SNS(交流サイト)のツイッターを介して投稿された「つぶやき(ツイート)」には、経験のない豪雨や河…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.48-49, 2004-02-27

代表的な"迷惑施設"として,全国各地で建設反対運動が繰り広げられている廃棄物処理施設。長野県松本市を中心とする同県中信地区では,住民参加による検討委員会が立地のルールを決め,建設地を絞り込む作業を進めている。この検討委員会がユニークなのは,行政からの独立を徹底して意識していることだ。 きっかけは,やはり反対運動だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.44-47, 2004-02-27

多様な利害関係者がいる大規模事業を住民参加で進める場合,成否は,本音の議論を交わすことのできる「場」の設定にかかっている。行政が議論を押し切ったり,特定の組織の発言力が強かったりすると参加者の不信感は募るばかり。メンバー構成や情報公開のあり方などがポイントだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.389, pp.70-71, 2005-12-09

2005年10月,兵庫県西部を流れる千種(ちくさ)川の河岸に,風倒木を使った珍しい木製の柵が完成した。台風で倒れたスギの丸太材を使用。延長7kmにわたって施工した。堤防を応急的にかさ上げするのが目的だ。 千種川の周辺地域は,2004年9月の台風21号の上陸で約1600戸が浸水する被害を受けた。さらに,その1カ月後,強風を伴った台風23号が上陸。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.692, pp.62-65, 2018-07-23

5月の線路切り替え工事で対象となった埼京線の上り線路は、全長735mの区間だ。うち中央付近の289mは、東急東横線渋谷駅ホームなどの跡地に新設線を事前に建設。端部に当たる南工区と北工区の各200mほどの区間について、線路の扛上や横移動を実施した。