出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.601, pp.59-61, 2014-10-13

埼玉県三郷市内の三郷南ICから千葉県市川市内の高谷(こうや)JCTまでの延長15.5kmの区間で、高速道路の東京外かく環状道路(外環道)と、並行する国道298号の建設が進む。高速道路部の事業費は約9000億円に達する。2017年度の開通を目指し、国土交通省関東地方整…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.337, pp.46-47, 2003-10-10

2003年7月29日に開かれた経済財政諮問会議。塩川正十郎前財務大臣は,「建設会社は資材をまとめて安く買っているのに,公共事業費は小売り価格で見積もられている。2004年度の予算編成では,資材単価を一律5%削ってはどうか」と述べ,公共事業費の積算のあり方に疑問を投げかけた。
著者
加藤 徹
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.406, pp.79-80, 2006-08-25

地方の建設会社を中心に,生き残りをかけた模索が始まっている。そうした折,日本青年会議所建設部会の主催で「地域発・建設トップランナーフォーラム」が2006年7月27日と28日に開かれた。中小規模の建設会社の経営者を中心に,200人以上が集まった。参加者の多くは,農業参入や環境ビジネスなど,自らの取り組み事例をフォーラムで発表した。
著者
石橋 忠良
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.589, pp.62-65, 2014-04-14

第3講義(5)技術者の本質講師石橋 忠良ジェイアール東日本コンサルタンツ取締役会長最終回となる石橋氏の講義は、「今の技術者に対する危機感」の話題から始まる。研究開発やマネジメントが重視される一方で、実務にたけた技術者が育っていないと指摘する石…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.393, pp.104-105, 2006-02-10

2005年12月に起きた広島女児殺害事件は記憶に新しい。その後も幼い子どもが犯罪に巻き込まれる事件が続いている。教育機関では子どもを守るための対策を施しているが,子を持つ親は心配が絶えない。 国土交通省中国地方整備局広島国道事務所では,2006年1月から「子ども110番の工事現場」の取り組みを開始した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.309, pp.76-77, 2002-08-09

談合によって公共工事を落札した建設会社に対して,発注者である自治体が損害賠償を請求した訴訟の判決が2002年6月14日,神戸地方裁判所で下された。裁判所は,談合せずに自由競争したと仮定した場合の落札額と,実際の落札額との差額を市の損害と認めた。自由競争した場合の落札額は,同じ談合をめぐる刑事事件の捜査で判明した。 訴えていたのは兵庫県宝塚市。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.45-47, 2011-12-12

土木技術者への本誌の調査によって、34歳以下と35歳以上の間の問題意識や考え方の違いが明らかになった。34歳以下の主張には「青臭い」意見もあるが、建設業界の古い体質が若手の行動力を阻んでいる現状も垣間見える。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.48-49, 2011-12-12

「若手力」を発揮、継続させるには、周りの環境づくりもカギを握る。岐阜県の内藤建設は10月、社員が主体性を持って仕事に臨めるように組織を改編した。ボトムアップ型の改編プロセスに、若手を生かす体制へのヒントがある。 年間売上高約60億円、社員100人弱の地方建設会社の内藤建設(岐阜県)が、10月の組織改編で、社員一人ひとりに採算を意識させる体制へとかじを切った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.458, pp.48-50, 2008-10-24

「発注者が現場を知らない」、「コスト意識が低い」、「受注者が休日出勤するのを当たり前だと思っている」。日ごろ発注者に対して感じていることを受注者に記入してもらったところ、こんな手厳しい意見が相次いだ。「一緒に働きたくない」と考えている背景には、こんな本音がある。アンケートで寄せられたこれらの声を以下に紹介しよう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.460, pp.40-44, 2008-11-28

現場では技術者が減らされ、作成すべき書類は増えている。休日出勤や残業時間を減らせるわけがない──そう考えている現場技術者にぜひ読んでほしいのが大和小田急建設の試みだ。既存の制度に頼らず、現場技術者が自ら打開策を提案して時短を実践。帰宅時間が2時間早まり、休暇が増えるなどの成果が出た。優れた提案は他現場に水平展開している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.654, pp.14-20, 2016-12-26

英国ロンドン市の中心部に位置する大規模再開発エリアで昨年11月、19世紀半ばの産業遺構を生かしたユニークな公園がオープンした。東西に並ぶ市内有数の2駅、キングスクロス駅とセント・パンクラス国際駅の北側で、リージェント運河沿いに位置する「ガスホル…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.366, pp.86-89, 2004-12-24

1960年代からの急速な市街化によって失われた保水機能などを補うよう,遊水地を整備して流域の水害に対処。平常時は公園となる遊水地の運用を2003年6月から開始。2004年の台風では総貯水量の3分の1が流入して水害を防いだ。 2004年10月9日,伊豆半島に上陸した台風22号は,東海地方と関東地方南部の広い範囲に激しい雨と風をもたらした。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.346, pp.34-38, 2004-02-27

営団地下鉄丸ノ内線の明かり区間に防音のためのシェルターを2004年1月までに設置した。トンネルの出口から92mの区間にわたって鉄骨で線路を覆い,壁面に遮音パネルを取り付けた。約71dBだった騒音は,10〜20dB程度低下する。シェルターによる騒音対策工事は,帝都高速度交通営団では初めてだ。1日当たりの作業時間は,終電から始発までの間で実質2時間半だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.534, pp.34-25, 2011-12-26

現在のPFIは死んだ――。こんな刺激的な見出しが、英国の経済紙、フィナンシャルタイムズの11月15日の紙面に載った。 英国のオズボーン財務相が14日に、PFIの抜本的な見直しを発表したのを報じる記事だ。オズボーン財務相は会見で、「私たちはこれまで常に、PFIの乱用に懸念を示してきた」と語っている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.441, 2008-02-08

3月末で期限が切れる道路特定財源の暫定税率の存廃をめぐって対立していた与野党は、1月30日午後、衆参両院の議長が示した「年度内に一定の結論を得るものとする」とのあっせん案を受け入れることで合意した。期限を5月末までに一時的に延長する「つなぎ法案」の衆議院本会議での採決直前に、与野党の全面対決は回避された。
著者
横田 宏幸
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.350, pp.102-103, 2004-04-23

約20年間籍を置いた準大手の建設会社を2002年7月に退職した松沢秀泰さん(49歳)。同年8月1日,転職先のエイトコンサルタント(本社,岡山市)に初出社した。 「違う世界に飛び込んだ気分だった。執務フロアは前の会社の10倍は広く,社内に知人はいない。当時47歳だったが,建設会社のように年齢で一目置いてくれる風土はなかった」。
著者
ヨンカース ヘンドリック 浅野 祐一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.668, pp.65-67, 2017-07-24

微生物を利用してひび割れの自己修復を可能にした革新的な材料がオランダから日本に上陸した。會澤高圧コンクリート(北海道苫小牧市)が、同技術の権利を持つベンチャー企業、バジリスク・コントラクティングと日本国内での独占販売契約を結んだ。開発者であ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.384, pp.59-61, 2005-09-23

羽田空港の再拡張事業で,PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を採用した国内最大規模のプロジェクトが,事業者選定の段階に入った。なかでもエプロン部分は,土木工事主体のPFIの先例として注目を集めている。 2005年7月に国土交通省が,エプロン部分の事業者の募集要項を公表。9月に一次審査の資料提出を締め切り,二次審査を経て,2006年4月に事業者を決定する予定だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.607, 2015-01-12

CheckPoint・女性技術者やシニア技術者の活躍の場が広がり、国も担い手として注目・業界全体で働き方の多様化を受け入れる土壌づくりが迫られている 大手建設会社などの女性技術者採用が本格化し始めたのは、2000年代前半。それ以前の採用組を含めて、既に管理職…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.437, pp.19-21, 2007-12-14

地元の漁協との協議の結果,現場の工事を5カ月も休止せざるを得ない事態に直面。この難局を工法や施工計画の工夫によって乗り切り,当初の予定通り2006年度内に完了させたのが,宮城県利府町を通る国道45号の歩道工事だ。 国土交通省東北地方整備局仙台河川国道事務所は,JR仙石線と松島湾に挟まれた国道45号の延長730mの区間で,2006年度から3年計画で歩道を整備している。