出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.692, 2018-07-23

伊藤園はミズノと共同で、日本茶飲料「お〜いお茶」を製造する過程で排出される茶殻を樹脂に練り込んでチップ状にした「Greentea(グリーンティー)」を開発して、ロングパイル人工芝の充填材に適用した。既に、東京都足立区の屋外広場に導入済みだ(写真1、2…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.398, pp.106-107, 2006-04-28

宮城県村田町が発注した土木工事の談合をめぐる住民訴訟で仙台地方裁判所は2006年2月21日,町内の建設会社による談合を認定。損害賠償として計226万円を工事を受注した5社に請求するよう,町に命じる判決を下した。 談合認定の決め手になったのは,工事の入札に参加し,後に住民側の証人になって談合を告発した建設会社が裁判で提出した「談合札」などの証拠や陳述書だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.251, pp.38-42, 2000-03-10

地下水位の上昇によって東京駅が浮き上がり,損傷を受ける恐れが出てきた。施工場所や作業時間が限られることから,約130本ものグラウンドアンカーを地下のホームや底版を貫いて垂直に打設。下から押し上げる被圧地下水の水圧に対抗する。 対策を施しているのは,JRの総武線と横須賀線が乗り入れる東京駅の地下駅。赤レンガ駅舎の西側に位置し,1972年に開業した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.513, pp.32-35, 2011-02-14

国土交通省近畿地方整備局が発注した高架橋の下部工事で、奥村組土木興業は評定点84点を取得し、2009年度の局長表彰を受賞した。コンクリートに関して、受け入れ検査から打設、養生までの施工管理に加えて、生コンプラントも抜き打ちで検査するなど、品質管理を徹底したことが高い評価に結び付いた。 対象となったのは、奈良県橿原市内の大和御所道路観音寺高架橋下部工事だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.379, 2005-07-08

日本コムシスは,携帯電話を利用した画像配信システム「ガッテン君」を発売した。カメラ付き携帯電話で画像撮影するだけで,定められたサーバーへ画像を自動転送する。特徴●1回のボタン操作だけで画像を転送。撮影から約5秒でサーバーへ送信することができる。●作業現場と事務所で,ほぼリアルタイムで画像を共有できる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.632, 2016-01-25

第4回 制震本誌が運営するウェブサイトの新連載「丸わかり!建設技術トレンド」。原則として、毎月第1・第3火曜日に記事をオンエアします。同連載では、技術が生まれた社会背景や関連技術などを踏まえ、近年、開発・実用化された技術を体系的に紹介していきま…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.572, pp.44-47, 2013-07-22

たかが積算ミス、されど積算ミス──。一昔前と違い、積算ミスが入札の中止や取り消し、訴訟などの重大トラブルに発展している。発注者がトラブル回避に躍起になる一方、設計変更でスムーズな交渉を図るために、積算を学ぼうとする受注者も出てきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.273, pp.64-66, 2001-02-09

住民の"たかり"に直面した施工者の体験談を体系化すると,折衝の際に重要なポイントが見えてくる。危機管理の専門家や用地交渉の大ベテランの指摘にも,はっとさせられるものがある。国土交通省がまとめた不当要求への対応策も参考にしよう。これらを知っておけば,いざという場合にきっと役立つはずだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.406, 2006-08-25

大成建設は,レーダー雨量計のデータを活用して局所的,短期的な集中豪雨による洪水を予測できる「集中豪雨対応型河川流出解析システム」を開発。実際に起きた洪水を高精度に再現した。 河川流出解析とは,陸地に降った雨が河川に流れ出る量を計算して予測する方法。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.502, pp.14-19, 2010-08-27

以前は、人が近付くのを拒むような川だった。施工前の写真を見ると、河川敷は外来植物にびっしり覆われ、川面すら見えない。川の水を安全に下流に流すための河道掘削工事を終えた現在は、水面の幅が以前の3倍に広がり、ゆったりと流れる川の様子がよく見える。 長崎県の諫早市などを流れる本明川下流部で実施したこの工事は、今年2月に完成した。
著者
大村 拓也
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.609, pp.6-11, 2015-02-09

2013年に水害を受けた京都市嵐山地区を流れる桂川の改修工事が進む。景勝地の中心である渡月橋付近の施工は、観光客が比較的少ない1月から3月の間に限定した。本格的な河川改修に向け、景観と治水の両立を模索している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.549, pp.18-20, 2012-08-13

富士通が,海外を含めたグループ全体のIT製品やサービスにおける,二酸化炭素(CO2)排出量削減の目標を発表した。2012年度末までの4年間で累計1500万トンの削減を目指す。 この目標は,富士通が提供するIT機器やサービスを使って,顧客のCO2排出量をどの程度削減するかを示したもの。海外拠点における削減分は約200万トン,国内では残り1300万トンを目標値に設定した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.233, pp.56-57, 1999-06-11

「鉄道の盛り土を補強する工事は,これから増える。特に,施工しづらい場所でのニーズが高まるはずだ」。こう語るのは,テノックス営業第二部ラディッシュグループリーダーの坂上晃氏。急斜面を走行してアンカーを打設できる「斜面施工機」と呼ぶ機械の採用に力を入れていくという。 同社と(財)鉄道総合技術研究所などが共同で開発した,ラディッシュアンカーを打設する機械だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.353, pp.74-77, 2004-06-11

補修材料は対策が必要な面積に応じて決めるのが基本だが,施工にかかる時間やコストも重要な判断の要素となる。材料を覆工コンクリートに固定する際,コンクリートを傷めると再劣化する恐れがあるので,ボルトの施工にも気を配る。 覆工がはく落しそうな部分は,まずは点検や調査の際にたたき落としておく。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.351, pp.82-85, 2004-05-14

今回は,西日本旅客鉄道(JR西日本)が行ったトンネル点検の詳細と,「個別検査」と呼ぶ調査について解説する。損傷状況の判断基準が人によってばらつくのを防ぐため,同社ではイラスト入りのマニュアルを独自に整備して点検。
著者
酒井 孝
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.237, pp.34-37, 1999-08-13

建設省が直轄工事へのISO9000シリーズ(品質管理・保証の国際規格)の導入を決めた。2000年4月からだ。どういう形になるかは未定だが,北陸地方建設局長を最後に建設省を退官後,ISO9000の導入を積極的に推進してきた酒井氏は「公共工事に携わる会社はISO9000を運用している会社だという方向に持っていくべきだろう」と語る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.679, 2018-01-08

政府が成長戦略の柱の1つとして「インフラシステム輸出戦略」を打ち出してから今年で5年目。安倍晋三首相らのトップセールスで官民挙げて受注したビッグプロジェクトが、着々と進行している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.672, pp.66-67, 2017-09-25

京急、西武、JR東日本─。品川駅大改造の一環として西口駅前の国道上空に巨大な広場を造る事業で、同駅西口と関係の深い3社がそろい踏みした(写真1、図1)。 国土交通省東京国道事務所は9月8日、国道15号の上空に設ける品川駅西口駅前広場の事業協力者として…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.480, pp.40-41, 2009-09-25

現場を取り巻く環境が変われば、現場所長の悩みや役割も変化する。なかでも最近、現場所長を悩ませているのは落札率の低下だ。 40歳代の現場所長は「以前は大きな問題がない限り、利益が出るのが普通だった。今はたたきあいで採算が合わない。どうやって利益を出すか考えることが、以前より大きな役割になってきた」と話す。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.460, pp.11-12, 2008-11-28

麻生太郎首相は11月6日、政府の地方分権改革推進委員会(分権委)の丹羽宇一郎委員長(伊藤忠商事会長)と懇談した際、「国土交通省の地方整備局と農林水産省の農政局について、廃止を含めて地方への移譲を検討してほしい」と求めた。 丹羽委員長が、分権委の第二次勧告に向けた議論に関して、国の出先機関を廃止し、国と地方の二重行政を簡素化するといった方針を説明したときに指…