著者
山口 二郎 宮本 太郎 遠藤 乾 空井 護 高橋 伸彰 村上 信一郎 齋藤 純一 杉田 敦 中北 浩爾 小川 有美 小原 隆治 遠藤 誠治 野田 昌吾 宇野 重規 田村 哲樹 宇野 重規 田村 哲樹
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(S)
巻号頁・発行日
2007

本研究はグローバル化した金融資本主義の矛盾が明らかになる一方、民主政治による政策決定が円滑に進まないという困難な状況において、民主政治をどう再生させるかという問いに取り組んだ。基礎的な再分配政策に加えて、雇用、生活支援などのサービスを市民社会の自発性を引き出す形で展開することで、新たな福祉国家モデルを追求するというのが21世紀的な危機に対する処方箋となることを明らかにした。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.323, pp.74-75, 2003-03-14

「早期退職を受け入れるか。それとも会社に残るか」——。思い悩んだ若林徳映さん(55歳)は進退について妻に相談した。「下の子供がまだ中学3年生で,病気の家族を抱えていたこともあり,退職して家計が苦しくなることが気がかりだった」(若林さん)。 妻の返事は,「無理をせずに会社を辞めてもいいよ」の一言。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.312, pp.90-91, 2002-09-27

「雑誌が『危ないゼネコンランキング』といった記事を掲載すると,必ず佐藤工業の名が挙がったものの,倒産する順番はずっと後だと思っていた。それがこんなに早く現実になるなんて……」。佐藤工業の須藤芳雄さん(48歳)は,降ってわいたような倒産に,いまだに戸惑いを隠せない。 2002年3月3日,佐藤工業は東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請。
著者
伊香賀 俊治 小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1121, pp.65-67, 2018-06-14

省エネ住宅の普及では近年、快適な住み心地やエネルギーコストの削減効果に加えて、「健康」との関係が注目され始めている。国が後押しする研究も活発だ。第一人者である慶応義塾大学の伊香賀俊治教授に、本誌特設サイト「省エネNext」編集長の小…
著者
堀部 安嗣 小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.1097, pp.32-37, 2017-06-08

Interview2016年6月〜17年1月に神戸市で開かれた「里山住宅博inKOBE2016」。同博で堀部安嗣氏は、ヴァンガードハウス「これからの家」の設計を手掛けた。その後も省エネ住宅に力を入れる。その考えを本誌ウェブ特設サイト「省エネNext」編集長の小原隆が聞く。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.305, pp.66-67, 2002-06-14

「会社の業績は落ち込む一方だったので,いずれ経営が破たんするかもしれないという予感はあった。それが,自分が予想していたより早く現実のものとなってしまった……」。梶谷エンジニアの元社員だった森山有三さん(52歳)は,たとえ倒産という最悪の事態が訪れるにしても,決算を迎える2002年3月前後になると思っていた。 森山さんは27歳で梶谷エンジニアに中途入社。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.306, pp.68-69, 2002-06-28

森山さんが電子メールで略歴などを記した応募書類を送った5社のうち,ようやく1社から待望の返事が届いた。しかも,第一志望の応用地質だった。「書類審査をするので業務経歴書を送ってほしい」と求められた森山さんは,社会に出てから携わった300件の業務をすべて記載した経歴書を送った。そのかいもあって第一関門の書類審査を突破。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.308, pp.74-75, 2002-07-26

梶谷エンジニアの元盛岡支店長だった名久井亮さん(62歳)は,会社が倒産した翌日,再就職先を世話してもらおうと大学時代の先輩に連絡した。先輩は岩手県土木部のOBだったので,県内の建設コンサルタント業界に顔が広かった。 再就職の話を切り出そうとした途端,名久井さんは先輩に怒鳴られた。「お前は支店の責任者だろう。自分のことだけを考えていていいのか」。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.304, pp.88-89, 2002-05-24

2001年11月21日水曜日。東京都港区にある梶谷エンジニアの本社に全国から支店長や営業所長が集まって緊急会議が開かれた。「翌22日に東京地方裁判所へ破産を申請する」。当時,同社の労働組合の幹部を務めていたAさん(42歳)は,会議に出席した幹部社員からこう耳打ちされた。 「まさか,なぜ……」。突然の事態にAさんの頭の中は真っ白になった。確かに会社の業績は厳しかった。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.314, pp.54-55, 2002-10-25

須藤さんが所属する環境事業部門は,会社が倒産する6カ月前からプロポーザルに取り組んでいた。このプロポーザルは,新潟県が処理場を提供し,民間企業と共同で下水汚泥の減量化を研究するというもの。倒産した当時,佐藤工業はプロポーザルの最終選考に残っており,あとはヒアリングを受けるだけとなっていた。
著者
小原 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.317, pp.72-73, 2002-12-13

「おーい,こっちの草を刈るぞー」——。2002年8月,愛知県との県境に近い長野県南部の山あいに,男たちの威勢のいい声がこだました。彼らは地元・長野県阿南町の建設会社,かどや工務店の社員たち。長野県が発注した森林整備業務を指名競争入札で落札し,急斜面の草刈りに初めて挑んだ。
著者
荒木 直幸 古田 貴音 小原 隆由 山内 直樹 執行 正義
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.72, no.3, pp.230-235, 2003-05-15
被引用文献数
1 2

ワケギ5品種から構成される9系統(ウイルスフリー系統;広島1号〜広島9号)を用いて,16通りのプライマー組み合わせについて,AFLP分析を行い,品種・系統識別の可能性を検討した.ワケギのAFLP分析には,16通りのプライマー組み合わせのうち12通りが有効で,用いた9系統において総数678本のピークが観察された.ワケギ栽培系統を識別するために利用できる11種類のAFLPマーカー(総数の1.62%)が得られた.これらのマーカーの有無により,広島1号('下関')と広島2号('寒知らず'早生系)との識別は不可能であったが,他の系続開の識別は可能であった.ワケギの祖先種であるネギおよびシャロットを用いて,同じ12プライマー組み合わせに関する分析を行ったところ,ワケギ9系統から得られた総ピーク698本は,26.3%がネギに, 23.5%がシャロットにそれぞれ由来していると考えられた.さらに,11種類のワケギAFLPマーカーに関しては,5種類がネギに,3種類がシャロットにそれぞれ由来していることが推定された.これらの結果は,ネギとシャロットがワケギの祖先種であるとするこれまでの報告を支持するものであった.本研究で得られたAFLPマーカーは,ワケギ栽培系統の識別に利用可能で,異品種もしくは異系統の混同防止に役立つものと考えられる.
著者
大家 寛 森岡 昭 小林 香 飯島 雅英 小野 高幸 宮岡 宏 岡田 敏美 小原 隆博
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙科学研究所報告. 特集 (ISSN:02859920)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.19-49, 1990-01

科学衛星あけぼの(EXOS-D)衛星に塔載されたプラズマ波動及び波動励起観測実験(PWS)装置は, アンテナ伸展が行なわれた1989年3月以来, 順調に観測を開始した。自然プラズマ波動の観測では, 全軌道領域において20kHzから5MHzの周波数帯域のダイナミックスペクトラム観測を行っている。その主要な結果は以下のとおりである。i)高域混成共鳴放射(UHR放射)があけぼの衛星の全軌道域において観測され, この放射の空間分布からプラズマ圏の構造が明らかにされた。ii)オーロラ粒子加速域領域に関連してオーロラキロメータ放射(AKR)が観測されている。このAKRの偏波とポィンティングフラックスの計測も同時に行なわれている。これ等の観測データからAKRの放射メカニズム及びオーロラ粒子加速域の構造を研究することが可能となる。観測データは加速域においてAKR波動の成分として静電的プラズマ波動とZ-モード波動が共存していることを示している。iii)プラズマ圏の赤道域において, 高域混成共鳴(UHR)放射が強い強度をもって出現することが発見された。この放射の強度増大は2つの種類の擾乱を示唆している。即ち, 第1は, EPWAT (Equatorial Enhancement of the Plasma Wave Turbulence)と名付けられた現象に対応し, 高域混成共鳴放射の強度を増大させるミクロナなプラズマ不安定であり, 第2は, EPDET (Equatorial Plasma Density Turbulence)と名付けられた現象に対応し, プラズマ密度の乱れに起因する高域混成共鳴放射時の不規則変化である。EPWAT現象は高度1,000kmから9,000kmの磁気赤道域をdisc状にとりかこむものであり, 一方EPDETは高度1,000kmから9,000kmの領域の地理的赤道をもう1つ別のdiscを形成して存在する。iv) PWSのサウンダー実験も順調に成果を出しており, 基本的なプラズマ共鳴である周波数f_<UHR>における高域混成共鳴, 周波数nf_C (n=1,2,3,…)における電子サイクロトロン高調波共鳴, 及びプラズマ共鳴(f=f_P)が観測されている。拡散型プラズマ共鳴系列であるf_<Dn>もまた静電的プラズマ共鳴であるf_<Qn>と伴に観測されている。この現象が観測される高度は3,000km以上にも及んでいる。非常に長い継続時間をもつダクトエコーが, 6,000kmの高度においても観測された。これらすべての結果は, PWSデータが, オーロラ粒子加速域に加えて, プラズマ圏, 電離圏のすべての領域におけるプラズマ及びプラズマ波動の研究に極めて重要な貢献をするであろうことを約束している。
著者
坂田 好輝 杉山 充啓 小原 隆由 森下 昌三
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.75, no.2, pp.135-140, 2006-03-15

台木品種がキュウリ穂木のうどんこ病抵抗性に及ぼす影響を明らかにするため,台木用品種そのもののうどんこ病抵抗性,また,抵抗性のレベルの異なる台木品種に接ぎ木されたキュウリ穂木の抵抗性について評価した.近年発表されたブルームレス台木'ときわパワーZ'および'ホワイトパワー'は,子葉から第10本葉に至るまで,20℃程度の冷温から26℃,加温ハウスレベルの適温条件まで,高いレベルのうどんこ病抵抗性を示した.PPMR-1は,成育が進むにつれ,高度な抵抗性を示した.従来から利用されているブルームレス台木'ひかりパワーG'及びブルーム台木の'新土佐'は罹病性であり,'ひかりパワーG'はより激しく罹病した.うどんこ病抵抗性が異なる台木を用いた場合にも接ぎ木されたキュウリ穂木の子葉の抵抗性には有意な差異はなく,幼苗期においては台木品種が抵抗性に及ぼす影響はないまたは小さいと考えられた.一方,接ぎ木キュウリの成育に伴い,PPMR-1あるいは'新土佐'に接ぎ木された穂木(第5本葉,あるいは17本葉)は,うどんこ病に対して抵抗性あるいは耐性を増した.うどんこ病に高度な抵抗性を有する'ときわパワーZ'および'ホワイトパワー'を台木に用いた場合には,キュウリ穂木が抵抗性になることはなかった.ブルームレス台木の'ひかりパワーG'は穂木の抵抗性を弱めた.これらの結果から,台木品種は穂木のうどんこ病に対する抵抗性または耐性を変え,PPMR-1のような抵抗性または耐性を付与することのできるカボチャ台木品種を利用することにより,うどんこ病被害を軽減できることが示唆された.
著者
山下 謙一郎 若生 忠幸 小原 隆由 塚崎 光 小島 昭夫
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.74, no.6, pp.444-450, 2005-11-15
参考文献数
27

ネギのさび病抵抗性を改良するため, '聖冬一本', '岩井2号', '長寿', 'せなみ', '冬扇一本', '豊川太'の6品種を育種素材(C_0)として循環選抜を行った.循環選抜の1サイクルは2段階からなり, 最初の年に自殖および自殖系統選抜を行い, 2年目に相互交配および母系系統選抜を行った.2サイクルの循環選抜により, 10母系系統からなる改良集団(C_2)を得た.さらに, 2世代の自殖と自殖系統選抜を行い, 13のC_2S_2系統を得た.実施した循環選抜の効果を評価するために, 2回の接種検定により上記の選抜で得られた全世代のさび病抵抗性の程度を比較した.春季および秋季の接種検定において, 発病程度の指標であるarea under the disease progress curve (AUDPC)の値は循環選抜が進むにともない明らかに減少し, 抵抗性の向上が認められた.C_1からC_2世代にかけて抵抗性の変化は小さかったものの, C_2S_2世代では大幅な向上が認められ, C_2S_2系統のAUDPCは素材品種の約38%となった.以上の結果, ネギのさび病抵抗性の改良に循環選抜は有効であることが実証された.