著者
尾山 耕一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.183, pp.84-86, 2014-09

それは、日本のエネルギー利用をより良くするという大義名分だけではない。創意工夫・英知結集によるビジネス創出を通じて水素社会を実現すれば、それは日本の経済を活性化することにつながるからだ。 自民党の研究会は、2030年におけるFCVの年間販売台数の…
著者
永尾 俊彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.66, pp.84-87, 2004-12

突然、ゴミ乾燥機から炎が噴き出して下請け会社の男性作業員が顔や背中に大やけどを負い、ヘリコプターで久留米大学病院に搬送された。 8月28日午前7時40分ごろ、福岡県大牟田市健老町の大牟田・荒尾RDF(ゴミ固形燃料)センターで、ゴミを500℃で乾燥させる乾燥機から出火した。原因はまだ分かっていない。
著者
井部 正之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.117, pp.72-75, 2009-03

岡山市東部の上道地区。その一角に位置する小鳥が丘団地は、計34世帯120人が住む一見何の変哲もない郊外の住宅地である。 だが、鼻につく異臭で何かおかしいことに気付く。実はこの団地は土壌汚染が大きな問題となっており、分譲した企業と住民の間に訴訟まで起きている
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.133, pp.28-31, 2010-07

日本では存在感の薄い太陽熱発電が、世界の再生可能エネルギー市場では主役に踊り出つつある。"枯れた"技術を組み合わせて使うので、コストの削減余地が大きいからだ。 米ロサンゼルスから車で北に約2時間のモハーベ砂漠。見渡す限りの砂と低木の間に、その太陽熱発電プラントはあった。 東京ドーム2個分ほどの広大な敷地に、強い日差しを受けて輝く2万4000枚もの鏡。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.26, pp.31-33, 2001-08

「いよいよトヨタが、ハイブリッドシステムの外販に乗り出す」——。こんな見方がハイブリッド関連の部品メーカーに広がっている。部品メーカーとの打ち合わせに訪れたトヨタ自動車の担当者のなかには、すでに「外販に向けた営業戦略を練り始めている」ともらすケースもあるという。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.33, pp.34-37, 2002-03

NTTドコモから郵送されてくる携帯電話料金の請求書用封筒、カネボウ合繊(大阪市)が販売するタオルやTシャツ、富士通が工場で使う電子部品のケース——。生活に身近なものから産業用資材まで、さまざまな用途で植物由来のプラスチックの活用が進んでいる。これまで農業用フィルムや文具などにとどまっていた用途が急速に広がりそうだ。
著者
北川 正恭 安井 義博
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.56, pp.142-145, 2004-02

北川 私が三重県知事に在職していたとき、安井さんが中部地域の経営者の有志たちとEPOC(環境パートナーシップ・CLUB=安井会長)を立ち上げられました(2000年2月)。大変なインパクトだと、当時思いましたよ。安井 あのときは、私こそ北川さんの行動力に驚いたんです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.61, pp.10-12, 2004-07

5月21日、プーチン・ロシア大統領は、モスクワで行ったロシアと欧州連合(EU)両首脳会談後の記者会見で、「議定書批准への取り組みを加速する」と表明した。その発言の評価を小池百合子・環境大臣に聞いた。——今回のプーチン大統領の発言をどう評価しますか。小池 予想以上に踏み込んだ発言で、ロシアは批准に向けて前進したと言えます。
著者
大賀 典雄 深尾 典男
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.23, pp.84-87, 2001-05

——ソニーでは「地球環境委員会」を1990年に設置されました。大賀さんはその直前、環境保全に関する社長方針を社員に伝えるため、社内報の号外をお出しになったと聞いています。環境問題に積極的に取り組むきっかけは何でしたか。大賀 環境問題については、それ以前から、個人的に危機感をもっていました。
著者
喜多川 和典
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.222, pp.32-35, 2017-12

サーキュラーエコノミーを実践する欧州企業の先進事例を紹介する。資源循環をサービスに取り込み、ビジネスの幅を広げている。オランダ電機大手のフィリップスは、照明技術が白熱球や蛍光灯からLEDに置き換わっていくなか、「サービスとしての照明」(Lighting as a Service)事業に力を入れている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.41, pp.27-29, 2002-11

スキーのジャンプ団体や女子モーグルの金メダルに沸いた長野オリンピック——。しかし、その高揚感は、長野県では遠い過去のようだ。 長野オリンピックでは、公共事業を中心に関連事業全体で1兆6500億円が長野県に投資され、2兆4500億円の経済効果を生み出したと試算されている。競技施設の建設、新幹線の開通などの準備のために集中した公共事業により、建設業は活気に満ちた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.152, pp.46-48, 2012-02

2011年10月、九州最大規模の環境技術展「エコテクノ2011」が開かれた。会場入り口には複数の小型風力発電機が並んだ。なかでも、微風でも力強く回り続ける小型風力発電機「TOMOの風(YG-4000)」が注目を集めた。ビルメンテナンスのビルメン鹿児島(鹿児島市)が開発した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.157, pp.38-41, 2012-07

復興の施策として国や自治体が掲げているスマートコミュニティ(環境配慮型都市)。経済産業省が昨年から、横浜市や豊田市など4地域で実証事業を実施しているが、緊急事態に直面し、早期の導入に向けて東北地方でマスタープラン(事業計画)を策定する地域を8つ採択した。ほかにも、多くの自治体が企業などと連携し、スマートコミュニティの導入を検討している。
著者
中田 宏 神保 重紀
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.75, pp.110-113, 2005-09

なかだ・ひろし氏:1964年、横浜市生まれの40歳。89年に青山学院大学経済学部を卒業後、財団法人・松下政経塾に入塾。参議院議員秘書を経て、92年に日本新党の結党に参画。93年7月、衆議院議員に当選し、3期務める。2002年4月、政令指定都市では史上最年少の37歳で横浜市長に就任。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.128, pp.37-39, 2010-02

太陽熱利用は"眠れる巨人"といわれながら、太陽光発電に押され停滞していた。だが、ガスと連動した高機能機器が登場、ガス業界が本腰で後押しし始めた。ベランダ設置や冷房など、新技術も実用化された。 埼玉県越谷市にあるJR武蔵野線の新駅、越谷レイクタウン。2008年3月の開業以来、駅前には商業施設やマンションが立ち並び始め、ニュータウンらしくなってきた。
著者
山根 小雪
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.101, pp.84-86, 2007-11

「何も難しいことをお願いしているつもりはないのだが」─。大阪府の担当者はこうつぶやく。大阪府が環境省から受託したバイオエタノール実証事業の開始時期が、石油元売り会社の協力が得られないために、当初予定していた8月上旬から10月以降にずれ込んでいるのだ。
著者
井部 正之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.108, pp.82-85, 2008-06

4月16日、自民、公明両党はアスベスト被害者を「救済」する石綿健康被害救済法(石綿新法)を巡り、与党アスベスト対策プロジェクトチーム(以下、与党PT、座長・佐田玄一郎衆議院議員)の会合を開き、改正案の検討を開始した。その会合の2時間ほど前、東京・霞ヶ関の環境省記者クラブで、アスベスト被害者の遺族による記者会見が開かれていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.184, pp.32-34, 2014-10

[地域連携]我が身も救う「地元のため」燃料調達の強い味方特産品で地場経済に貢献地域との連携は、事業の持続性という点でも欠かせない要素である。バイオマスで地域を強くする、新たな取り組みが始まった。 地域の林業や農業などとの連携は、持続的な燃料…