著者
斎藤 正一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.117, pp.101-103, 2009-03

東京商工会議所などが主催する環境社会検定試験(以下、eco検定)の受験者数が順調に増えている。昨年12月21日に実施した第5回eco検定は、受験者数、合格者数ともに過去最高となった。 eco検定は、できるだけ多くの人に環境問題についての基礎的な知識を持ってもらおうと、東商が2006年10月に始めた新しい検定試験(受験料、5250円)だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.199, pp.25-27, 2016-01

2015年7月に成立した「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)は、建築物の新築・増改築時に省エネ基準への適合を義務化するものだ。建築確認と連動させるために省エネ法から切り離した。2017年4月から2000㎡以上の非住宅建築物に適…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.143, pp.26-29, 2011-05

3月25日、枝野幸男官房長官は、東京電力福島第1原子力発電所から20〜30km圏内にある9市町村の住民に自主避難を促す考えを示した。加えて、政府の避難指示が出た場合の準備も地元自治体に要請した。 同日、福島第1原発から北西約30kmの地点で24時間の累積放射線量は、最大で約1.4ミリシーベルトに上った。
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.114, pp.47-49, 2008-12

今年3月から気象庁が「竜巻注意情報」を提供しているのをご存じだろうか。竜巻発生の恐れがある地域の住民らに早めの避難を呼び掛けるための情報提供だが、専門家の反応は複雑だった。「竜巻発生のメカニズムは不明な点が多い。
著者
冨田 秀美
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.202, pp.100-102, 2016-04

「共創価値」セクションでは、「私たちがめざすもの」と「私たちの挑戦」で共創価値の理念と上記Numbersの主要KPIを解説した後、青井浩社長の「ごあいさつ」が登場する。「当社グループは今年、初めての統合レポートを発行しました。これは、関わりのあるすべ…
著者
荒川 直樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.123, pp.99-101, 2009-09

今年2月、中国の河南省や安徽省などに軍が出動し、合計100発以上のロケット弾を空に向かって発射した。ロケット弾の"敵"は、人ではなく、今年に入って深刻化している水不足。弾には人工降雨を促すのに用いられるヨウ化銀の結晶剤が搭載されていた。この結晶を核にして育つ氷粒によって、雨雲を発生させようというのだ。
著者
牛尾 治朗
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.31, pp.52-54, 2002-01

——牛尾さんは、経済財政諮問会議の議員として、小泉首相の構造改革と深くかかわっています。牛尾 構造改革というのは非常に難しい表現で、学問的にはいろいろあるのかもしれません。ただ、現在の議論は、2001年4月に行われた自民党の総裁選挙のなかで、小泉さんが「構造改革なくして成長なし」と言ったところから登場したものという位置づけでいいでしょう。
著者
吉岡 陽
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.193, pp.56-58, 2015-07

従来の木材より高い強度を持つCLTが日本でも実用化されつつある。木造のビルを建てることも可能で、国産材の利用拡大が期待される。吉岡 陽/本誌 日本は豊かな森林資源を持ちながら、国内で消費される木材の7割を輸入に頼っている。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.114, pp.67-69, 2008-12

【あらすじ】近代演劇の祖とされるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセン(1828〜1906年)は、『人形の家』や『民衆の敵』が日本でもたびたび上演されてきた。この『ブラン』(1865年)は初期の傑作とされ、森鴎外も翻訳に挑戦したことがある。主人公のブランは若い牧師。信仰と人生は一体のものとしてかたくなに宗教に生きた。
著者
ケイン ハル
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.35, pp.62-64, 2002-05

2000年8月30日、銃を構えた10人ほどの覆面警官がモスクワの非営利人権団体、グラスノスチ財団の事務所に押し入った。警官はその場に居た十数人のスタッフを床に伏せさせ、40分ほどかけて事務所を捜索したのち、ひと言もなく立ち去った。 この捜索は、未開発自然地域と、そこに住む人々の社会的権利をめぐる政治的紛争の、一つの表れだ。
著者
浜中 裕徳 吉高 まり 馬場 未希
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.173, pp.54-57, 2013-11

吉高 2国間制度では40件以上の事業に携わっています。省エネ製品を使う事業としては、ベトナムで電動二輪車メーカーのテラモーターズ(東京都渋谷区)と協力しています。 エコカーやバイクなどの普及によるCDMは、削減量の計測が難しかった。
著者
内山田 竹志 小宮山 宏
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.210, pp.38-41, 2016-12

特別対談 トヨタ自動車が昨年10月に公表した「トヨタ環境チャレンジ2050」が注目を集めている。「新車CO2ゼロ」や「工場CO2ゼロ」などの高い目標を掲げた狙いはどこにあるのか。小宮山 「トヨタ環境チャレンジ2050」に対する内外の反応はいかがですか。
著者
富岡 修
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.208, pp.64-66, 2016-10

アスクルは、8月末からロハコで配送効率向上と環境負荷削減を両立するサービス「ハッピー・オン・タイム」を東京と大阪の一部地域で開始した。このサービスは、事前に商品の到着時間を1〜2時間の単位で指定すると、前日に到着予定時間を30分の幅でスマートフ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.91, pp.77-79, 2007-01

地球温暖化が進行したら、地球はむしろ氷河期のように寒くなる──。そんな逆説的な世界を描いたSF映画「デイ・アフター・トゥモロー」が上映され、反響を呼んだのは記憶に新しい。温暖化によって海流の流れが激変した結果、世界各地が異常気象に見舞われ、米ニューヨークが氷河期のように凍りつくというストーリーだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.139, pp.28-31, 2011-01

国レベルの対策を初めて網羅的に規定することになる地球温暖化対策基本法案は国会に提出済みだ。基本政策の整備も進んでいる。 国内排出量取引制度については環境省が最終の取りまとめに入っており、12月中に固める予定。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.99, pp.101-103, 2007-09

今年初夏、日本はちょっとした"恐竜化石発見ラッシュ"にわいた。6月、兵庫県丹波市で大型草食恐竜ティタノサウルス類とみられる化石群から、国内で初めて頭骨が出現。脳を包んでいた頭骨を調べれば恐竜の生態が解明できると期待され、研究者たちは色めき立った。7月には福井県勝山市で、やはりティタノサウルス類と思われる恐竜の国内最大級の上腕骨化石が発掘された。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.140, pp.35-37, 2011-02

世界を変えるプラントボトル—。日本コカ・コーラ(東京都渋谷区)は2010年から、こんなキャンペーンを続けている。「プラントボトル」とは、樹脂素材に最大30%の植物原料を使ったペットボトル。「い・ろ・は・す」などに導入している。 ペットボトルの素材であるPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂は、2つの原料を7対3の割合で化合して作る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.105, pp.57-59, 2008-03

太陽の中心では水素と水素が核融合する際、エネルギーを放出している。核融合とは小さな原子同士が結び付く反応で、その際、膨大なエネルギーが出る。地上では水素爆弾として実用化された。 これを発電に利用するのが熱核融合炉で、フランスと日本が中心になって国際共同研究が進んでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.96, pp.32-34, 2007-06

昨年7月8日、東京都港区の赤坂区民センターで「三遊亭京楽チャリティー寄席」が開かれた。京楽さんは、最近引退を表明した円楽一門の落語家。チャリティー寄席では、一門の落語家が古典落語をした後、とりに京楽さんのスーパー環境落語「大江戸エコツアー2030年」がかかった。チャリティー寄席には300人以上が詰め掛け、立ち見客が出るほどの盛況だった。
著者
永尾 俊彦
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.98, pp.81-84, 2007-08

「日本の台所」と言われる築地市場(東京都中央区)を、東京都が約2km離れた江東区豊洲の埋め立て地に移転させる計画に批判が高まっている。豊洲からベンゼン1500倍、シアン490倍など環境基準を大幅に上回る有害物質が東京ガスの調査で2001年に検出されていたことが最近報道されたからだ(次ページ表)。