出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.87, pp.35-37, 2006-09

「金の芽がある金芽米」。トリノオリンピックで優勝した荒川静香選手が登場するテレビCMとともに、今年1月から全国販売を開始した無洗米の新商品「金芽米」が好調に売り上げを伸ばしている。 発売元のトーヨーライス(東京都中央区)は、今年度の販売目標を当初の2倍の60億円(市場価格)に引き上げたほどだ。
著者
金子 憲治
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.123, pp.102-105, 2009-09

総選挙の投票日が8月30日に決まった。2大政党間の政策論争は、短期的に影響の大きい少子化や中小企業対策に目が向きがちだ。しかし、環境政策の違いも大きく、その選択は将来のこの国のカタチを左右する。 「民主党の掲げる政策では、子供手当などの財源をどうするのか、その不確かさが指摘されるが、それより気になるのが、温暖化ガスの中期削減目標。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.208, pp.26-29, 2016-10

これからクルマを保有するというモデルが衰退し、全体のクルマの売上高は減るだろう。1台のクルマを多くの人で共有することになるからだ。しかし、クルマがより安く、使いやすくなることで人々がクルマを使う機会は増え、交通サービス市場自体は拡大してい…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.117, pp.38-41, 2009-03

電動バイクでは大手に先駆け、ベンチャーが商品化に取り組み、販売台数を増やしている。鉛電池を使い、中国への生産委託で低コスト化を実現。独自技術で走行性も高めガソリンバイクの牙城に挑んでいる。 九州の中央に位置する熊本県和水町。もともとはJAの支所だった2階建てビルに電動バイクを開発・製造するベンチャー、オーシャンエナジーテクニカ(熊本市)の工場がある。
著者
吉田 忠裕 田中 太郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.204, pp.50-53, 2016-06

本社機能の一部を開発・製造拠点が集中する富山県黒部市に移転する。同時に、電力を極力使わないパッシブな暮らしを提案する街の開発を進める。聞き手田中 太郎/本誌編集長
著者
菅原 由依子
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.108, pp.93-96, 2008-06

スーパーのレジを通過した女性が、丸めて縛ったレジ袋を何枚もバッグから出した。「これはまだ無料の時にもらったレジ袋。今までの袋は使いやすかったけれど、環境配慮も大事だから」と話しながら、事も無げに買った商品を他社の袋に詰めていく。 東京都杉並区では、4月1日に全国初となる「杉並区レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例」が施行された。
著者
井部 正之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.106, pp.108-111, 2008-04

「海上の2つの訴訟では、全国で初めてというのが1つ、全国2件目というのが1つあり、全国から注目されています」 これらの訴訟は同県の旧海上町(旭市)と銚子市、東庄町の1市2町にまたがる場所に建設を予定している産業廃棄物の管理型処分場を巡って起こされたものだ。2つの訴訟とは、事業者のエコテック(千葉市)に対する処分場の建設差し止め訴訟と、設置許可を出した千…
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.47, pp.34-37, 2003-05

1月22日、スズキの新車発表会。「軽自動車で初のハイブリッド車を商品化し、超低燃費を実現した」。あいさつに立った鈴木修会長は、「ツイン」をこう得意げに紹介した。 ツインは、2人乗り軽乗用車。ハイブリッドシステムを採用することで、34km/oの超低燃費を達成した。これは、自動変速機(AT)車としては最高の低燃費となる。
著者
藤田 香
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.103, pp.91-95, 2008-01

午前7時半。鹿児島県奄美大島の穏やかな入り江を、大量のイワシを積んだボートが進んでいく。沖合いのいけすに到着すると、作業員がイワシにビタミン剤を振りかけ、スコップでいけすに投げ入れる。黒い魚影が浮かび上がったかと思うと、水しぶきを立ててイワシに食らいつく。魚影の正体はヨコワと呼ばれる1歳になるクロマグロの子供。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.105, pp.32-35, 2008-03

国内有数の問屋街として知られる東京都中央区の日本橋馬喰町界隈。その一角に物流事業者、トランコムの東京総合情報センターはある。「アジャスター」と呼ばれる43人の担当者の下には毎日1000件近くの電話が引っ切り無しにかかってくる。担当者の机には電話が2台ずつ置いてある。"三者通話"をしながら、輸送の商談をまとめるためだ。
著者
冨田 秀実
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.204, pp.58-60, 2016-06

目次を見ると、シンプルな構成だ。「ユニ・チャームの持続可能な成長ストーリー」「財務・非財務ハイライト」「世界の変化とユニ・チャーム」などの統合報告らしい内容が並んでいる。最も統合報告書らしいのは、「世界の変化とユニ・チャーム」だろう(1)…
著者
ブラウン レスター 高田 憲一
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.71, pp.46-49, 2005-05

1934年、米国ニュージャージー州生まれ。ハーバード大学などで農学と行政学を修める。米農務省の国際農業開発局長を経て、74年にワールドウォッチ研究所を設立。2001年5月から現職。『飢餓の世紀』『プランB』など著書多数。4月には『フード・セキュリティー』を上梓──中国の急速な経済発展は、環境問題とも密接に関係してくると思います。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.149, pp.28-31, 2011-11

大和ハウス工業・環境エネルギー事業統括部・事業企画グループの宇野豊・グループ長の元に、こうした話が企業から舞い込むようになったのは今年春のこと。原発事故やその後の節電要請を受け、再生可能エネルギー特措法成立の可否が注目を集めたころからだ。同社への問い合わせは、これまでに数十件に上る。大和ハウスはメガソーラー事業に参入する。
著者
北川 正恭 石原 邦夫
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.57, pp.138-141, 2004-03

北川 損害保険業界のリーディングカンパニーである東京海上は、社員によるマングローブの植林など環境活動に力を入れている会社として知られています。また、石原さんは日ごろから、"現地現物主義"を掲げていらっしゃる。まずは、環境活動の前提となる、企業理念からお話しいただけますか。石原 経営理念と経営方針は、1993年に策定しました。
著者
堀口 昌澄 上川路 宏 中西 清隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.161, pp.72-75, 2012-11

2010年の廃棄物処理法改正では、工事の下請け構造の頂点に立つ元請け業者に建設廃棄物の処理責任を一元化した。不法投棄を減らすのがそもそもの狙いだが、商品やサービスの提供に伴う小規模な工事で発生する廃棄物の扱いが複雑化する問題が浮上。これらの実態から事業者の注意点や廃棄物政策の在り方を議論してもらった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.124, pp.32-34, 2009-10

学校や、山や川を舞台に企業が学生向けの環境教育に力を入れ始めている。企業の社会的責任(CSR)を果たしながら、企業PRや社員教育までの"一石三鳥"も狙える。その成功の裏には、隠れた3つの鉄則がある。 8月20日の深夜。宮崎県延岡市の山中にある宿泊施設に、高校生27人と、アサヒビールや旭化成、全日本空輸の社員が集まっていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.79, pp.27-30, 2006-01

2005年11月14日、新型「RAV4」の発表会で、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は本誌の質問に答え、「2006年にハイブリッドを40万台生産する計画を詰めている」と語った。そして、これまで2010年代のなるべく早い時期、としていた年間100万台のハイブリッド車販売を「前倒しする可能性がある」と表明した。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.124, pp.63-65, 2009-10

東京農業大学教授。1940年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社編集委員を経て、96年東京大学大学院総合文化研究科教授。駐ザンビア特命全権大使などを歴任し、2008年から現職。
著者
石 弘之
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.122, pp.59-61, 2009-08

東京農業大学教授。1940年生まれ。東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社編集委員を経て、96年東京大学大学院総合文化研究科教授。駐ザンビア特命全権大使などを歴任し、2008年から現職。『地球環境「危機」報告』(有斐閣)など著書多数岸田國士著(岸田國士全集21、岩波書店) この短編は、岸田國士(1890〜1954年)が、1929年(昭和4年)に「時事新報」に掲載したものだ。
著者
半沢 智
出版者
日経BP社
雑誌
日経エコロジー = Nikkei ecology (ISSN:13449001)
巻号頁・発行日
no.191, pp.48-50, 2015-05

飲料各社によるペットボトルの軽量化の争いが激化している。リサイクル技術を商品の付加価値として打ち出す動きも出てきた。半沢 智/本誌 今年2月、日本・コカコーラが、軽量化を全面に打ち出した29.0gの2ℓペットボトル「ペコらくボトル」の市場導入を開始…