著者
沼田 耕介 高橋 章 松尾 吉章
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.23, no.8, pp.634-639, 1969-08-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
7

スポラディックE層からの反射によるテレビ第1チャネルの電波は, 6~7月に異常伝搬として1000~2000kmの伝搬を起こし, 各テレビ中継放送局の受信アンテナに入り, 妨害波となり, 大きな影響を与える.これを防止するため, 20m×16mのパラボラアンテナを建設し, その効果を測定した.その結果, 約40dBの抑圧効果があり, 現在良好な受信を行なっている.その他, 定常的妨害波の除去方法についても述べる.

15 0 0 0 OA 国内中継技術

著者
室谷 正芳
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.26, no.7, pp.555-559, 1972-07-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
9
著者
林 智 林 美代子
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.21, no.6, pp.397-409, 1967-06-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
58

テレビジョン受像機から漏洩するX線の, 衛生学的諸問題を考察したもので, X線の人間への作用, 管理基準, 測定について概説したのち, 研究の歴史, 線源ごとのX線の性質と漏洩レベルを検討し, 最後に, 実際にセットから漏洩しているX線の現況と, 今後の見通しを考察, さらに対策についても言及している.
著者
上島 史郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.13-19, 1970-01-01 (Released:2011-03-14)

現在のFM放送のチャンネルプランは, 昭和44年11月29日に決定されたが, このFM放送のチャンネルプランについて, 決定までの経緯, 基本的考え方, 割当計画, 割り当ての技術基準などについて解説したものである.
著者
高木 実
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.18, no.9, pp.542-548, 1964-09-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
10

“最近のフィルム録画” については, 東京オリンピック大会に使用する機種の選定に当たって, 調査検討を行なった資料をもとに, 若干の補説を加えて説明を行なっている.最近のテレビ放送形態としては, 録画プロセスを考える必要性があり, 今後, ビデオテープ録画, 映画フィルムとの関係について論議されることになろう.
著者
常田 朝秀
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.17, no.9, pp.556-562, 1963-09-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
20

視覚に直結する電子管として, また慣性を無視しうる計測器として近々10年の間に著しい進歩をとげた観測用ブラウン管について設計技術の動向を紹介し, さらにシンクロスコープ用, トランジスタ用, 一般オシロ用, 超高周波用などに分類概説した.また特殊なものとしてダークトレース管, 記録管などの開発現状を紹介したものである.
著者
高柳 健次郎
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.14, no.3, pp.111-137, 1960-03-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
3

昨年春, アメリカPolaroid会社社長のEdwinH.Land博士によって, カラーに関する驚くべき発見が発表された.これは従来, われわれが信仰的にまで信じていたNewton以来のカラーに関する学説を根本的に覆すものである.この発見は今後カラー再現技術, 特に世界的の難問題となっているカラー・テレビに対して, 簡略にしてよりよき方式を提供する貴重な基石となるであろう.
著者
伊藤 二良
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.30, no.8, pp.632-640, 1976-08-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
12

10年位前まで大がかりな機器とスタッフを要した同時録音は, 現在は機器の発達できわめて少ない人員で処理できるようになった.16ミリでは, 完全に1人で同時録音ができるカメラが普及し, また, アマチュァの8ミリでも, 同時録音が可能となった.しかし, これら同時録音には幾つかの方式があり, 取材目的に即した方式を選択する必要がある.そこで現在ある同時録音のシステムを取材から後処理まで通して見なおし, 整理してみた.

6 0 0 0 OA 扁平受像管

著者
三戸 左内 上野 嗣勝
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.191-204, 1969-03-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
18
被引用文献数
1 1

画面サイズ8インチ, 単偏向板形偏向方式を用い, 管の厚み約56mmの扁平受像管を開発した. また, 螢光面と対向した主偏向器電極に透明なネサ膜を使うことによつて, 螢光面の映像を裏から見えるようにした両面テレビ受信機の可能性を調査した. 解像度は中心部において水平, 垂直ともに300本が得られた.
著者
須山 英三
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.105-112, 1964-02-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
3

テレビのフィルム録画において, ブラウン管にネガ像を出して撮影したフィルムを普通現像してポジ画像を得る方法が多く行なわれているが, 東京放送では, ブラウン管にポジ像を出して撮影したフィルムを反転現像してポジ画像を得る方法を行なっている.最初は富士軟調ポジフィルムを使用して, その反転現像ができるような現像液処方を決定した.しかし, フィルムにおけるハレーションのために画質が悪くなることから, フィルムにハレーション防止処理をすると画質がよくなることがわかった.

5 0 0 0 OA 国際中継技術

著者
関 邦秀
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.24, no.7, pp.526-532, 1970-07-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
48

5 0 0 0 OA 肌色

著者
鉅鹿 明弘
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.21, no.8, pp.534-540, 1967-08-01 (Released:2011-03-14)
参考文献数
14

肌色は絵画, 印刷, 写真, 映画, テレビなどで再現される色として最も重要なものである.肌色は一般の色再現の対象となる物体よりも分光特性が複雑であるし, 条件によっていろいろ変化する.肌色の色再現に関しては, 多方面での研究がある.好まれる肌色の再現色は, オリジナルと同じ色度の色ではなくて, 記憶している肌色に近いことが知られている.
著者
浜野 満
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン (ISSN:18849644)
巻号頁・発行日
vol.31, no.7, pp.533-539, 1977-07-01 (Released:2011-03-14)

VHF FM放送に今後登場を予測される新技術には, SCA業務の関連や多chステレオ放送用の音声多重方式がさまざまに控えており, マトリクス利用の4chステレオもすでに実用期に入って来た.さらに高忠実度指向に伴う雑音低減回路や受信機の低ひずみ率検波器の開発も進み, またネット用に市外中継用の高規格ステレオ伝送路も完成に近づきつつある。